2024/03/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区「薬屋」」にカミュさんが現れました。
カミュ > 普段は人に任せている貧民地区の薬屋。
今日はその店の中で店番をしている身なりの整った優男。
しかしながら、白衣の下の服はしなやかな筋肉で盛り上がっていて、見るものが見れば暴力の餌食にしようとしてもたやすくないことが伝わるだろう。

そんな店主が手元の帳簿から顔を上げ見渡す店内。
貧民地区に住むものでも買える程度の値段に下げられた、王城や知り合いの薬師から有効期限を過ぎ、廃棄間近、もしくは廃棄品を集め、男の手で整え再び使えるようにした所謂お勤め品。

傷薬から鎮痛剤に媚薬、強壮剤、利尿剤やら便秘薬等各種病気の薬。

それとは別に特別な合言葉やら符牒によって飲みだされる非合法な品々。
麻薬から媚薬、睡眠薬に催眠導入剤、筋弛緩剤に痛みを快楽やくすぐったさに、快楽を苦痛にする等の各種感覚変換の魔法薬の販売や冒険者や、裏の住人からの様々な品の持ち込み品の直接買い取り。

そういったものを商いにしつつも、特殊なものは今ここにいる男がいるか、完全受注生産もしくは男がわざわざ足を運び買い付けを行っている。

今日は特に用事も用件もなかったが、普段店番を任せていた男に泣きつかれて、ここにいる。

裏切りや、横領、着服などに目を向けさせないようにするには給料だけではなく各種年休や福利厚生は大事である。

カミュ > このように客も少ないのに今の給料では高すぎだろうか等と店番の男の生活に影響することを考えてしまうのは致し方がないこと。

まぁそれなりにお金を払っておかなければ悪さに手を出す可能性もあるのでまぁよいかなどと考えつつも、店先を眺め、効果の切れそうなものがあれば期限間近のものとして、店の端のさらなるお勤め品コーナーへと追いやる。

それなりに錬金術の材料や乾燥させて日持ちを伸ばした薬草類を扱っている店は一見怪しい風情だが仕事は仕事として真面目に取り扱っている。

すらりと長い足を組みながら、新聞を広げ、目を通しながら自分のために淹れた紅茶を味わう男。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区「薬屋」」からカミュさんが去りました。