2023/08/21 のログ
■サウロ > (ある悪魔との邂逅以来、淫欲を溜めやすくなっている。
有り体に言えばムラムラしやすくなった。性欲が増加した。
それを溜めすぎれば、非力な少女の体に転換しやすくなる。
その少女の体はもっとひどい有様だ。
淫虐な行為によって体に強い呪詛を刻み付けられ、仲間ですらそれを解呪できないという。
解呪の道具やアイテムでもほとんど効果がない。
街の教会程度じゃ無理だろうとも。行くなら総本山たるヤルダバオートの大神殿と言われたが。
そちらでも解呪できるか怪しいという。それぐらい、深く根付いているのだと。
解呪の為の金も用意できないだろうと言われてしまえば、出来ることは一つ。
そもそも少女の体にならないこと、だ。)
「……恥ずかしいとか言ってる場合じゃないぞ」
(男の身ですら快感に弱くなっているが、少女の体になった時に取り返しのつかないことになるくらいなら、
一時の恥などいくらでも掻き捨ててやるしかない。そういう気概であった。)
■サウロ > (そうして遅くならないうちに一つの店を選び。
────どのような夜を過ごしたかまでは言うまでもなく、青年の淫欲をプロの娼婦は見事に晴らしてくれただろう。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/娯楽区域」からサウロさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にオウルさんが現れました。
■オウル > 『ギルド 黒猫と三日月夜』から帰り道。
少年は一人通いなれた貧民地区の路地を歩く。
足取りは少し重たく、何か悩み事を抱えているそんな足取りだった。
相変わらず賑やかで、喧騒が絶えぬ貧民地区。
此処に来るのは『ギルド』絡みか、平民地区での生活費が尽きたときであるが今日は仕事の中間報告で『ギルド』絡みのほうだ。
ラジエル学院で生徒として一般人としての生活。
ギルドで運び屋としてスリとしての生活。
本当なら前者で生活して生きたいがそうもいかない現実。
活動資金を預かっての仕事の進み具合を叱咤される事は無いが、早々に何とかしろとのご忠告を頂いての帰路で、それは当然足取りだって重くなる。
「はぁー……まっとうな生活がしたい。
多少貧乏でもいいから、まともな生活がしたい。」
当面悩みである。
だが、それをするにはこっちで生活資金を稼がなきゃならない、何とかならないものかと眉間にしわ寄せ苦い表情を浮かべている。
冒険者に集中するにしても、実力が伴わない。
魔法を覚えるにも師がいない、ないない尽くしでされどうしようかって感じであった。
■オウル > 独り言も溜息も尽きない。
貧民地区の路地を歩く足取りは次第に重くなり、行き成り立ち止まると肩を落として大きな溜息を吐き出すと、再び歩き出す。
目指すは平民地区。
宿に戻る前に酒場によって肉でも食べて明日に備えよう。
そう考えれば幾分か足取りは軽くなり、最後には鼻歌を歌いながら平民地区の路地へと消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からオウルさんが去りました。