王都の周縁部分に位置する貧民地区。その名の通り、貧しい者が多く住む。
また、荒くれ者やごろつきなども多い。柄はよくない地区だ。
そのため治安は王都の中でも特に悪く、毎日多くの事件が起きている。
この地区の衛兵はごろつきなどの仲間であることが多く、助けを求めても、逆に彼らの味方をされてしまうこともある。
貧民地区という名ではあるものの、娯楽施設も多く、いかがわしい店も多い。
こっそりお忍びでやってくる王族や貴族もいるという。
特にこの地区には娼館が多い。このような場所で働かざるを得ない者が多いためだ。
※王都の貧民街です。特に治安は悪い場所になります。
貧民地区にあるような施設や場所などを色々と考えてロールしてくださってかまいません。
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Time:07:10:40 更新
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からタレイアさんが去りました。
■タレイア > そうして、誰ぞとの取引を終えれば露店も片付けてしまい。
また貧民窟の深くへと消えていく。
■タレイア > 貧民窟と他の区画の境に近く、特に人の出入りの激しさがある地域。
そこを更に一つ奥へ、狭く伸びた薄暗い裏通りの路面と、壁の間。
大きな敷物を広げ腰を下ろし、露天商めいた佇まいの黒衣が煙草をくゆらせている。
灰色の煙が狭い空へとねじれて吸い込まれ、くすんだ空気の中にまみれて消える。
体躯は180程度、格好もあって妙に体積は広く錯覚されるか。
魔力や気配に聡い者であれば此れが魔族とわかるやも知れないにせよ。
見た目だけであれば、それなりに人間の形をきちりと取っていた。
広げられる商品は装飾類や小物と、ついで薬、更には素材類。
手書きの値札が引っ掛けられている程度でどれもまた、怪し気で。
貴重な魔道具の部類も目利きが出来れば発掘できるかも知れぬ、が――
貧民窟での商売人にろくな者などいないのは、皆知ってのことであろう。
「どうです、薬か呪物に興味は?」
そうして近く通る人間があればのんびりとした声で、己の方に誘うだろう。
特段敵意も、嫌らしさも滲まない、むしろ紳士的とも言える態度と声色で。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にタレイアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」から孫伯さんが去りました。
■孫伯 > とある貧民街にある酒場。
その看板娘の姿がある日ばったり、また見えなくなったらしい。
■孫伯 > 貧民街の通りに面した酒場。場が場だけに日中でも人の出入りはあるようで、しかし今は事実上の貸し切り状態。
普段は基本的に柔和である男が、珍しく眉間に皺を刻み、苛立たし気にカウンターを指が叩く。
そのカウンターには、けして少額ではないゴルドが積まれていたが、明らかにそれが不足している事に関する苛立ちなのだろう。
「気紛れに仏心を出してみればこれですか……。」
所謂、取り立ての類。決められた期日までに決められた額を用意出来なかった事へ憤りを見せれば、目の前の年老いた店主へと提示する。
「助けた娘か、或いは貴方の娘……は論外──か。孫娘なりに稼がせますので、呼びなさい。」
悪漢に拐された少女を助けたいと依頼し、無事取り戻したまでは良かった……
しかし結局、一度下り坂を転がり始めたら、行きつくところまで堕ちるしかなく。
店主が奥へ引っ込んだのは、娘を、身内を差し出すためか。或いは、誰かに助けを求めるためか。
一人になった所で、長い、長い溜息が零れる。それは罪悪感からか、それとも仏心を出した事への後悔か。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に孫伯さんが現れました。
ご案内:「貧民地区の路地裏」からタレイアさんが去りました。
■タレイア > 何やら今日は周囲の気配がおかしく――一度その場を男は離れていく。
ご案内:「貧民地区の路地裏」にタレイアさんが現れました。
ご案内:「貧民地区の路地裏」にタレイアさんが現れました。
ご案内:「貧民地区の路地裏」にタレイアさんが現れました。
ご案内:「貧民地区の路地裏」にタレイアさんが現れました。
ご案内:「貧民地区の路地裏」にタレイアさんが現れました。