2025/04/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアリサさんが現れました。
■アリサ > この貧民街の、ここから下水に入るのね、では……
……それにしても、凄い匂いね、下水道って。
だけど、何で冒険者ギルドの人は、そのスライムがいる場所が解っているのかしら?
聴いた話では、そのスライムとやらは大人しく、その外側は油脂みたいのに包まれていて、少し剣とかで殴ると、気絶するらしいけど……
どんなスライムなのかしら、ギルドの人は、水色をしているとは言ってたけど?
……松明に灯りを付けても、下水道の脇の道は、良くは見えないわね。
水路、いや汚水路に落ちないようにしないと……
えーと、このまま真っ直ぐ……
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアリサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアリサさんが現れました。
■アリサ > ……いた!!
この、プルプルグニグニした、気味の悪い、油っぽい外見の、目鼻もない水色の半固形物がターゲットね!?
下水道を歩いて、本当に5分程度の場所にいたけど、えい!!
……あれ、本当にショートソードの腹で叩いただけで、動かなくなったわ、じゃあこのまま、この皮袋に詰めれば、この依頼達成……?
……冒険者って、こんな、簡単にお金が稼げるのかしら?
……う、下水道の悪臭とこのスライムの油じみた匂いが混じって、鼻が曲がりそう。
あれ、何かこいつ、またプルプル動きだしたわ、じゃあもう一回、剣で……
■アリサ > ……え、何!?
コイツの、スライムの油脂に包まれていた中身が、私の身体に!?
あっ、しまった松明が!?
こ、こら、離れろ、せっかくなけなしのお金で買った革鎧が!?
く、暗くて良く見えない、微かに青い粘液が見え……!!
……!? わ、私の腰に、や、やめて、気色悪い!!
……あっ!?
そ、そこはダメ、下に、ズボンに入り込むな、やめ……!!
あっ、ちょ、離れて、お願い!!
い、いやっ、下腹部の上に、冷たい、気色悪い!!
■アリサ > やめ、そこは、まだ、自分以外には、誰にも触られた事が、無い……!!
……クゥ、ど、どうすれば!?
松明の灯りが遠くて、迂闊に動くと、下水に落ちる……!!
……あっ、ズボンの中でネトネトした粘液が、ま、回り込むな、そこは、後ろの、お尻の!!
ほ、本当にどうすれば……!!
こんなの、剣で斬れないし、どうにかして、自分の手でこの、ぬめったヤツを取り除くしか……!!
そう、か、下半身を、ズボンの中を包まれても気持ち悪いだけで、特に痛みとかは、痛みや熱さだけは無いから、手で触っても大丈夫なはず……!!
……ア、アゥン!!
くっ、このままズボンを穿いていては、取れる物も取れない……!!
こうなれば、脱ぐしかない……!!
……ッ!? やはりこのスライムは私の下着の上から、そこから、その内側の、下腹部全部にまで染み込んで!!
……くっ、が、我慢しないと!!
……そして、私はそのまま、下着1枚の腰回りを包んで、撫でまわしているような不気味な液体、粘液を、私は下着の上、そしてその布の内側に指先を使って、削り取る。
……どうにか、手で掻き取れるみたいだ、私のその、股間部と、お、お尻にも、ただヌメりと張り付いているだけで、その、内側、中には入っていない様子。
まさか、こんな暗い下水道で誰も見ていないとはいえ、下半身だけ半裸の姿に近い格好、はしたない姿になってしまうとは……
■アリサ > ……その掻き取った粘液を、特製の皮袋に詰め込む行為に、何とも言えない虚しさを感じる。
やはり、冒険者というのは、楽な仕事ではないようだ、こんなのは、剣で片がつくような事ではない。
……ウッ、ンッ
その最後の青い粘着液、それだけは、僅かとはいえ臀部の孔にまで触れていたそれを取り除く時、私は不覚にも、鼻から甘い声を出してしまった。
……まあ、股間部に入り込まなかっただけでも、良しとしよう。
こんなのが、最悪私の始めての「相手」では、泣くに泣けない。
……よし、皮袋に粘液を詰め込んだ、あとは松明を取って、このまま冒険者ギルドに戻れば。
そう、呟いた後立ち上がり、脚先を冷たい石床に出した私は、まだ下半身が下着1枚だった事に気がつき、慌てて近くに脱ぎ捨てた、旅用の硬いズボンに手を伸ばす。
……こんな格好で貧民街に出たら、ほぼ確実に、明日は「見知らぬ世界」で目を覚ましてしまうだろう。
……ツゥ、ン
今までの一連の悪戦苦闘で、革鎧と衣服の下の乳房、薄く少年のような、真っ平らな胸の頂き二つが、軽くピィンと、持ち上がっているのに対し、私は自分の肉体の「女の生理反応」に、僅かに苛立ちを感じた……
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアリサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性はだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。
「……こう激しく酔っ払ってしまってはもつわけもない。とりあえずここに入って休もうず」
ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、それとも何か他の要因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案し、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。