2025/03/15 のログ
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ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアザン・フェーグスさんが現れました。
アザン・フェーグス > 「はいはーい。炊き出しはあっち。ポーションや食料の配給はこっちですー。押さないでねー走らないでくださいねー」

ギルド職員のアザンは、時に街の修道院や富豪等の慈善活動にスタッフとして駆り出される事もある。
まあ大した事をしている訳では無い。特段腕が立つわけでも無ければ、眉目秀麗という訳でも無い中年のギルド職員。
その仕事は基本的には連絡役であり、現地のまとめ役であり、ギルド職員の管理であり……である。

しかし、事務仕事が得意なアザンは別にこの仕事が嫌いでは無かった。あまり人気が無いこの仕事を積極的に受けていれば上層部からの覚えも目出たいし、あちこちの上役とのコネも相応に出来る。
それに何より────

「……他人の金で好き放題出来るってのは、気持ちが良いものだからねぇ」

貧民地区の炊き出しや配給の管理役…ともなれば、配給量を増やす代わりに行為を迫ったり、貧しい少女に悪戯したり、と下種な行為をやりたい放題、という事でもある。性知識の無い幼い子供に肉棒を扱かせたり、知識があるのなら絶望感に満ちた顔を眺めながら射精したり…。
勿論、護衛の冒険者や衛兵にはしっかりと賄賂を握らせて自分の行為がバレない様に手も回している。
何なら子供や弟妹に配給を増やして欲しいとせがむ者や駆け出しの冒険者等は、衛兵や顔の利くギャングに宛がって抱かせたりしていた。
悪辣な行為を働く事に関して、アザンという男はとても勤勉だった。

とはいえ、毎回簡単に獲物が見つかる訳でも無い。
舌なめずりしながら会場を巡回する醜悪な男は、果たして自らの欲望を発散させる事が出来るのか。

アザン・フェーグス > そんな邪な想いが叶う事も無く。
男はすごすごとギルドへ戻る事になるのだろう、

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアザン・フェーグスさんが去りました。