2025/03/07 のログ
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グスタフ > 煙草を灰皿に潰して消すと、珈琲を啜る。
ぬるめの黒い液体は砂糖も入っていない。
苦いだけの香りも消えかかっているぬるい液体。

「そんなものが悪くないと思えるのが人生なのかもな」

呟いてみた言葉は自分でもわけがわからなくて苦笑する。
苦い珈琲で人生を振り返るほど年はとっていないはずだが。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からグスタフさんが去りました。