2025/01/07 のログ
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ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にラッツィオさんが現れました。
ラッツィオ > 男は開きっぱなしの扉を潜って、貧民地区の賑やかな酒場へ入っていった。
新しい年を迎えて数日が経つが、お祭り気分が抜けきっているとは言い難い。
おそらくは財布が寒くなるまで飲み続けるのだろう。
賑やかな集団の間をすり抜けてカウンター席に向かい。

「よォ。この時期は大盛況だな」

何度も酒を運ぶ手を煩わせないため、ボトル1本分のコインをカウンターに乗せる。
すぐに店主が運んできたエールの瓶に口をつけ、景気よく喉へ流し込んでいき。
一息ついてから、賑やかな店内を眺めるよう背後を振り返る。