2024/10/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にプリシアさんが現れました。
プリシア > 過ごし易い涼しさを感じる夕暮れ時、貧民地区。
少女が何故にこの様な場所に居るかといえば、此の地区に住むお友達のお家に遊びに行っていたから。
平民地区よりも治安が悪いとはいっても、危ない場所に足を踏み入れなければ大丈夫なのは平民地区も同じ。
そうした話を聞いたから、ちょっとした近道になるだろう脇道も大丈夫だと考えて入り込む。
少しばかり入り組んだ所だけれども、進む方向さえ間違えなければ問題はない筈なのだと。

色々と遊んだ後で気分が良いのだろう。
背中から生える小さな翼をパタパタと、スカートの裾から垂らされる小さな尻尾もユラユラと揺らし。
軽い足取りで細道を真っ直ぐに歩いていた。
其の姿が少しばかり場違いで、容姿も含めてちょっとした注目を受けている事も気付かずに。

プリシア > あっちこっちと道を少し外したりもしてしまう。
だけれども、行く方向だけは正しい方角の認識が出来ているのだから問題無い。
時々行き止まりに捕まってはしまう事はあるけれど、最後の最後には正しい道へと戻る事が出来る。

そうして自分のお家へと辿り着く事が出来たの為らば。
其の日の夕食で、お友達との事を楽しそうに語る少女の姿があるのだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からプリシアさんが去りました。