2024/10/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にオウルさんが現れました。
オウル > 貧民地区のどこぞの空き家の軒下。
少年は少し肌寒そうな装いで雨宿りをしている。
最初はぽつぽつと降っていた雨であるが今は結構な勢いで……。

「……図書館に逃げるべきだったなぁー………。」

少し前までは暑いくらいだったのに今日は滅茶苦茶寒い。
息が白くなりはしないが、今の装いでは鳥肌が立つレベル。

【ギルド】併設の酒場で先輩諸氏と仕事の帰り道。
最初は霧雨くらいの降りようだったので、平民地区まで余裕だろう、と高を括っていたら急に雨脚が強くなり、こうして誰のかわからん空き家の軒下に避難中なのだ。

本当は雨が小雨のうちに平民地区の図書館に移動して、そこで一泊なんて考えていたのだが……あと一歩平民地区に踏み込む前に、雨宿りをする事となってしまった。

幸い身体は濡れていない。
眼帯だって無事である。
けれど、さて、どうしたものか。

――…時間はゆっくりと過ぎていく。
でも夜空を覆う暗雲も消えず、雨も途切れず。
少年は大きなため息を吐き出すと、軒下から外へと走り出すのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からオウルさんが去りました。