2024/08/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアキアスさんが現れました。
アキアス > 貧民地区の冒険者ギルド。
平民地区にもほど近く、貧民出身の〝上澄み〟と平民出身、
それぞれの冒険者が混ざるような場所。
朝一番の依頼争奪戦を悠々見送り、併設の酒場スペースでだらける男。

最近こなした依頼の稼ぎで暫くは余裕があるけれど、習慣からかギルドに訪れ、
けれど余裕のある状態では依頼掲示板前の喧騒に混じる気もせず。

結局日の高いうちから酒瓶傾け、他の冒険者の恨めし気な視線を受け流しながら過ごしている。

同じようにしている冒険者も少なくはなく、
偶さかうまく稼いだものが一時の優越に浸るのも貧民地区ではよく見られる光景。
明日は立場が逆になっても誰も不思議に思わない。

「こう暑くちゃ飲まなきゃやってられねぇわな」

誰に言うわけでもなく小さく零し、少々だらけたところで罰も当たるまいと椅子の背もたれに巨躯を預けて軋ませる。

完全にオフモードだけれど、妙なタイミングで持ち込まれる美味しい依頼やら。
食い物…もとい、将来有望そうな初心者冒険者でも転がってきたなら、手を出してもいいかもしれない。

そんなことを考えつつ。
ギルドの看板禿親父からの呆れた視線を受けながら、だらだらと過ごしていて。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にキールさんが現れました。
キール > 貧民地区をぶらぶらと歩く巨躯の男。
体にまとわりつくような不快な熱にストレスがたまる。
手にした瓶の中の酒を揺らし空になればさらに舌打ち一つ。

その瓶をごみ籠に頬ればガラスが割れる音が響きその音がささくれだった男の胸を少し癒す。

さて、ストレス解消にいい女か強い女を探す様に貧民地区を歩き始める。

キール > 歩いてみるが特に目につくような女もおらず、かといってチンピラたちも男を見れば鼠のように逃げたり、闇の中息を殺してやり過ごそうとしていたりと、それがまた男にストレスを溜めていく。

さりとて歩みを止めるわけにもいかず、男はゆったりと貧民地区を進んでいく。
若い女の悲鳴やら賑やかな音を耳にすればそちらへと足を向けるのだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からキールさんが去りました。