2024/07/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカミュさんが現れました。
カミュ > 貧民地区の一角。
うだる様な熱さと体に絡みつくような湿気に辟易として、早々に魔術を編み自分の周囲だけ冷やしている男。
朝から昼にかけての奉仕活動としての貧民地区で行っていた無償の診察やら治療を終え。

さて、この後どうするか等と考えながら男はゆったりとした足取りで歩みを進める。

進む度に小さく揺れるポニーテール、白衣はカバンの中で今はぱりっとした見栄の良いスーツのような服を着ている為、貧民地区では明らかに浮く格好である。
見上げれば中天を越え、傾きながらも刺し込む太陽についつい目を細めてしまう。

「今日も熱いですねぇ…」

等と涼やかな声がポツリと零れた。

カミュ > 「さて、面白い方や素敵な方と出会えると嬉しいのですが」

午前中は残念な事に食指も触手も伸びない相手の診察で退屈であったと一人呟き。
空を見上げていた視線は下へ落ち目の前の2m程の通りへ。
掃除などするものも無くゴミも落ちているが、浮浪者もこの太陽によって追い払われ今は男一人。
平民地区に向かうか、はたまたこのまま貧民地区をぶらりとするか。
十字路まで進み足を止める。

カミュ > 「ふふ。久しぶりにナンパやら甘い誘惑やら誘拐なんて言うのも面白そうですね。」

等と普段押さえている淫魔としての性質が顔をのぞかせたのか男はどこか妖艶な表情で唇の端を持ち上げ僅かな弧を描く。
はてさて。
それでは平民地区よりかは今いる場所の方が良いか。
十字路で止まっていた男、体を向けるのは貧民地区の深い場所へ。
軽い足取りで進み始める。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にネージュさんが現れました。
ネージュ > 貧民地区の商店といえば表と裏の二種類の顔を持つものが多い。
奥深く行くほどに裏の顔の方が強くなり、扱う物も多岐に渡る事になる。
とある店のショーウィンドウに飾られているのは、一見すると椅子に座った人形を思わせるが、よく見れば胸が小さく上下していて生身なのを感じさせる。
椅子の肘置きと脚に鎖のブレスレットとアンクレットが脚に繋がっているが、意識を失っているのか動く様子は見えない。
店の外から分かるのは、飾られている意味ぐらいだろうか。

カミュ > 貧民地区の奥へと進んでいた男。
ふと足をとめればショーウィンドウの内側に存在する椅子に座ったマネキン。
違和感は僅かに揺らぐ胸。

ふと足を止め、自ら動く様子の見えないその少女を窓越しに見詰める。
生きてはいるようだが完全に意識の無い少女である。
興味を抱けば男の脚は自然と見せの中に足を踏み入れる。

「店主、こちらの商品は?」

等と尋ねながら今は椅子に座る少女を背後から見つめながらゆっくりと近づいていく。

ネージュ > ショーウィンドウの飾りが気を引いたのか、静かに扉を開いて入ってきた男をカウンター越しに見つめる初老の店主。
聞かれた言葉にこくこくと頷き、ショーウィンドウの方を見つめて。

「これは商品かと言われると難しいところか。
 仕入れた訳ではなく、数日前に店の中に突如現れてな、目覚めぬからこうして飾ってみたと」

椅子に座る少女に近づいていくのを見つめながら、素性を話す。
本来であればギルドなり、なんなりに届け出るのが当たり前のはずだが、貧民地区の店がそんな事を守るはずがない。
値を付けていないのも少し考えると意味がわかるだろう、どうしたいんだと少女を見つめる男をニヤニヤと見つめて。

カミュ > 「ふむ。なるほど、それは興味深い。」

初老の店主の言葉に小さく苦笑いをしながらも小さく頷き。
男は椅子に繋がれるように飾られる少女の前に立ち、
薄く上下に揺れる胸を、傍で会話をしていても目覚めぬ少女を観察する。

突如現れたという言葉に目を細めながら男はこちらをにやにやと見やる男に皮肉な笑みを浮かべ、そう告げる。

「そうですね。 いつまでここに飾っていても、ここでは只厄介ごとを招き入れるだけでは? 
相応の金額で引き取りましょうか?」

男はそう告げながらゆるりと手を上げ少女の頸動脈や手首に触れ脈を取り始める。
貧民地区のショーウィンドウ、このような美しい少女を飾っていればよからぬならず者たちを集める誘蛾灯にもなろう。
そして、触れながら魔術により男は少女の体を探り始める。

ネージュ > 「興味を引けたならそれは良かった」

ショーウィンドウ内で前に立って見つめているなら気がつくだろう。
椅子に戒める鎖だけではなく、ベビードール越しにハートのニップルクリップで飾られている所迄も。
二人の話している間もまだ目覚める様子はなく、静かに胸が上下していて。

皮肉げな笑みを気にすること無く、指で丸く輪を作ってこちらからは何も言わない。

「そうか、そうか、こちらとしてはタダ同然の品。
 それなりだったら文句はない」

言葉まま、値を決めるのはこちらじゃないと了承して。

触れる肌は手触り良く、脈を撮られると一定の間隔で生きていることは感じさせる。
魔術で探るなら、生まれながら身に宿った紋が感じ取れ、それらが何らかの作用を起こし、今の状態な所までは気が付けるだろうか。

口約束であれ、買い取りを告げられた店主は、ショーウィンドウに進んで枷の鍵を差し出す。

カミュ > シースルーのホワイトドール、その下の白い肌、
アイマスクにボールギャグによって強制的に開かれた口。
白く男が握れば折れてしまうような細い首に巻かれるチョーカー。
椅子に括りつけられた足によって開かれ、僅かに透けるホワイトベビードールの裾の中の前張り。
視線を上げれば豊かな胸の乳首を飾るニップルクリップによって飾られている少女。

「ふむ。では、診察の後に。」

店主の言葉に小さく頷きながら脈を取れば、指先に感じる一定の感覚。
魔術的に探ればその身に宿す淫紋と其れの影響下にある相手。
自身であれば少女を起こすことはできるであろうと。

しっとりと吸い付く様な手首や首元から指を離し、反応を見るように頬に手を添え軽く撫でてから、こちらに鍵を差し出す店主に、男は異空間から金貨の詰まった袋を取り出し、鍵を受け取ってからその手の上にずしりと重みのある金貨を置いた。
その金額は健康的かつ美目麗しい夜の街に売られていく清い少女が10人は買える値段。

「さて、店主。 施術が必要なので、しばらくは我々を気にしない様に。 さぁ、戻りなさい。」

魔術を込め相手の意識を誘導しようとする男。
その魔術に操られ自席へと戻ればその間に男は不可視、不感知の結界を張り、手の中の鍵を弄びながら先ずは少女を目覚めさせようと、少女の前に立つと軽く膝を曲げ、下腹部の子宮を模した淫紋に手のひらを押し当て男の魔力を編み干渉を始める。

「さぁ、起きなさい眠り姫。」

男の低く甘い声が意識の無い少女の鼓膜を擽るように囁きかけて。

ネージュ > 「ここで診察?」

和紙は構わんが、外から見えるショーウィンド内でかと尋ねる。
何ならそれをも見世物にして金を取れるかもと余計な事までも考えて。

身に宿した淫紋の影響下でこうなっていると感じ取り、どうにかなるだろうと判断を下したのか、男が動きを止めた所で鍵を持っていく。

「こんなに。分かったけど、そこで構わないんだな?」

鍵と引き換えに渡された袋、ずっしりとした重さに思わず口を開くと金貨の山。
偶然手に入れただけの少女に対して予想外の値に満足気に笑う。
訊ねはするが、魔術で意識を誘導されてはそれまで考えた事も忘れてカウンターに戻り、扉にcloseの札をかけて姿を消す。

下腹の淫紋に触れられ、ピクッと僅かに身体が震える反応を始めてみせる。
男が魔力を編み上げ淫紋に干渉し始めると淡い桃色の輝きを帯びて淫紋がはっきりと下腹に浮かび上がる。
連動するように乳房の淫紋も輝き浮かび上がり、ビクビクと身体が震え始めて。

「んぅっ、んっ、んっ」

耳元での鼓膜を擽る甘い囁き、ビクンと身体が跳ねて、左右に首を振る。
アイマスク越しでは何も見えず、ボールギャグを噛まされていては言葉にならず、詰まった音を響かせるのみ。
淡く輝く淫紋が、目覚めさせた相手を満足させよと刻んだ悪魔の言葉を心奥に焼き付けて。

カミュ > 「意識の無い少女を抱えて移動していたら、厄介な事になりますからね。」

等と、さらりと答えながら頷き、初老の店主に言葉を返しつつ顔を見ていれば余計な事を考えているのは明らかで。
差し出された鍵を受け取ってから男は金貨の山をその手の上に。
誘導をすればあっさりと掛かり戻っていく男を見送り結界を這ってから少女の淫紋に触れ干渉を始める。
じっくり、じわじわと揺り動かし淡い桃色の輝きが男の手のひらで覆っていない場所の淫紋に宿れば目を細めながら、
深く魔力を浸透させ、乳房の下の淫紋にも干渉を始める。

程なくしてボールギャグによって開かれた唇から漏れる甘く詰まった音を零し始める。
開く間の刻んだ淫紋を解析しつつ、じわじわと男の魔力を少女の体の内に染み込ませ、馴染ませていく。
視界を塞ぎ、言葉をボールギャグによって塞がれた少女が感じ取れるのは椅子の感触と、手と足をその椅子に結ぶブレスレットとアンクルが跳ねる動きによってチャラ─と金属の擦り合わせる音が響く。
男の声と掌の熱、そして少女を呼ぶ男の低く甘い声。

「おはようございます。 意識を戻したショックで暴れるとお嬢さんの柔肌に傷がついてしまいますので、この状態で失礼いたしますね。」


等と囁きながら相手の意識が覚醒し始めたのを見てとれば、一度淫紋から手を離し、輝きを放つその淫紋を透ける布地越しに見詰め、観察をしてから再び淫紋の上に手を置き魔力を注ぎ始める。
悪魔の言葉が干渉している事は分かるが今はまだ細かな内容は分からずも、男の魔力と声を今は強く相手に感じさせ男の言葉を摺り込みやすくしようとし始める。

もう片方の手、頬に手を当てさらりと撫でれば相手の小さな顔故、僅かに出てしまう中指と小指を頸動脈に添え再び脈をとり始めるる。
それぞれの手の動きはまるで相手を落ち着かせ甘やかすかのような手つきで、少女の頬を撫で、頸動脈の上の首の皮膚をも擽る様に撫で。

「さて、先ずは貴女はご自分がどこの何方か覚えていますか?」

ゆっくりとした口調で相手の事を確認し始める男。
質問はそのまま続き、こうなる前の記憶はあるのか、今貧民地区の店にいるがその間の記憶はあるのか、
相手の首の動きとぴとりと添えた男の指で取る脈によって意思の疎通を図りつつ。
少女をこれからどのように可愛がるか思案し始める男。

「さて、そろそろ落ち着きましたか? 落ち着いたのであれば、一度アイマスクと口枷を外しますがよろしいですか?」

男は一度立ちあがり少女の背後に周り小さな肩に手を置き、少女の耳元に唇を寄せ囁きかけた。

ネージュ > 「んっ、んぅっ、んぁっ」

淡い桃色の輝きを放つ淫紋に男の魔力が干渉を始めると輝きが変わる。
淡い色が濃く妖しく変化し、この先の少女の運命を表すように。
じわじわと全身に染み入る魔力、身体の内から身を苛む熱に小さく身体を震わせ甘い音を細かく漏らし続ける。

アイマスクで視覚を塞がれているせいか、身の内を苛む熱をより感じ入り、豊満な乳房の先端でハートクリップに挟まれる桜色の乳首が勃ち始め、手足を動かそうとしてチャラチャラと涼やかな鎖音が響き渡る。

「んっ、んぅっ、んっ、んっ」

甘く低く鼓膜を擽る耳元での男の囁きに悶えるように甘い音を漏らし、コクコクと頷いて。
イン紋から手が離れると熱く長い吐息を漏らし、ホッとした様子を見せるが、艷やかに色味変わった淫紋を眺め、改めて淫紋に手を置かれ魔力を注がれてびくんと身体が跳ね、甘い音を響かせて。
悪魔の力によって無意識下に開発されていた身体は、流し込まれる魔力に反応して火照り始めて肌を薄っすらと染めて。

頬に手を宛てがわれると甘えるように首を傾げて預け、中指と小指を頸動脈に沿わされて擽ったそうに身を震わせ、それまでよりも早い脈動を感じさせる。預けた頬を甘く艶かしく撫でる手つきに更に肌を染め、首を擽られるとゴロゴロと喉を鳴らす猫のように甘える様子を見せる。

「んっ、んっ、んっ」

ゆっくりとした口調で囁かれる言葉にびくびくと身を震わせ、コクコクと縦に頷いて。
続く質問に対しては前の記憶には縦に首を振り、今とその間の記憶には横に首を振って。
身を苛む熱に興奮を煽られて脈動は早いが、意思の疎通は取れる様子は伝えて。

「んぅっ」

淫紋から手が離れた事にホッと息を吐くが、既に全身に浸透した魔力は身を苛み続ける。
肩に手を置かれてびくんと身が跳ねるが、耳元での囁きにはコクリと頷き身を任せて。

カミュ > 男が注ぎ込む魔力により、僅かにはみ出る淫紋の光は淡い色から濃く妖しく色づき、
じわじわと流し込む男の魔力は少女の体の中に染み込み熱を生み、その柔らかな肢体と脳や心を甘く苛み始める。

口に嵌められたボールギャグの穴から漏れる少女の甘く艶やかな吐息。
頬に添えた手に寄せられる小さな頬、愛おしむ様に甘え始める相手を撫でながら、掌を僅かに広げ、濡れるその唇や滲む唾液を男の指が拭う様に柔らかな唇に親指を押し当て拭っていく。

甘く蕩けるような刺激を送りながら囁き少女に問いかける男のゆったりとした口調が、熱に焙られ、苛まれながらも懸命に答える少女を優しく包み込んでいく。
テンポの速くなった脈、色づき染まる少女の肌、ぴんと立ったハートクリップに挟まれる桜色の乳首が薄い生地を押し上げる様子を楽しげに眺めていて。

男はいきなり少女のデリケートな場所には触れずに、少女の中で暴れる熱を遠くから煽るかのように下腹部と、頬にだけ触れたまま言葉を重ねて。
少女の肩に置いた手、耳元で囁いた言葉に盾に揺れる首の返事に男は小さく頷き。

「では、外していきますよ」

耳元に唇を寄せると男は再び囁きかけてから姿勢を一度正し、肩に置いた手を首の付け根へと撫でる様に滑らせ首を辿り、顎の付け根を指先で撫で頬から耳の裏、そして、アイマスクの紐をなぞりながら輝く様な緑青の髪を撫で結び目を解く。
しゅるりと髪と肌の上をアイマスクの布地が滑り男の手によって抜き放たれれば、相手の視界に映し出されるのは光の加減で鏡のように少女の全身を映し出す大きなショーウィンドウ。

豊な胸の上でピンと反り立つ乳首を締めるハートクリップの飾りや、生地越しにも見えてしまうクリリングと、前張り。可愛らしい口を薄く開かせその中にねじ込まれている穴の開いたボールギャグ。
そして目を引くのは乳房の上と下腹部で光を帯びる淫紋。
そして、背後に立つ目隠し外した男が愛おしむように優しい手つきでその小さな頭を優しく撫でている。

タップリと注いだ魔力によってもしかしたら少女の中には鳥達が卵から出た時に初めて見た物を親や庇護者と思うような擦り込みが発生してしまうかもしれない。

男の指が髪の間に潜り頭皮を柔らかく撫で、男の問いに応えるために乱れた髪を整えていく甘くも常軌を逸した光景。

「ふふ。この店の店主が飾り立てた物ですがとても良くお似合いですよ。」

等とショーウィンドウが作る鏡越しに少女の瞳を見詰めながら囁きかけると髪を撫でていた指はそのまま滑りボールギャグの留め具を男の指が外し始める。
金具を外すためにボールギャグの皮で作られた紐を引けば、僅かに柔肌に食い込み少女の肌を刺激し、男の手は少女の口元を隠すように覆い少女の口からぬるりとボールギャグを取り去ってそのまま異空間へ格納してから、男は鏡越しに相手の瞳をのぞき込んだまま鏡、少女の顔の横に自身の顔を並べ、背後から腕を回し少女の肩を抱きしめ包み込んでいく。

「私は王宮で医師をしているカミュと申します。 可愛らしい眠り姫のお名前を教えていただけますか?」

等と悪戯っぽく微笑みかけながら男の手は滑り、さらりとした布地の上から片手は少女の胸の淫紋を、もう片手で少女の下腹部の淫紋の形を指先でなぞりながら再び魔力を注ぎ淫紋を彩り、その効果を操り少女の肌の感度を上げつつ、
甘く柔らかく肌を擽り始める。

ネージュ > 淡い淫紋の色がコク妖しく艶やかに変化していくにつれ、染み込んでくる魔力が身を苛み、内から焦がし始める。
魔力が浸透するにつれ、身体ばかりか脳を心を甘く苛んで理性を削ぎ、柔らかな肢体は薄っすらと染まっていく。

意識を失っていたときは吐息を通すのみだったボールギャグの穴は、時折涎を通して豊満な胸元に滴りホワイトドールを肌に張り付かせ、豊満さを淫らさを露わにする。
頬に手を添えられ、小首をかしげて預けると撫でられて嬉しそうに甘えて。
濡れる唇を指先でなぞられてぷっくりとした感触を返し、滲んだ唾液を唇で拭われると淫猥な水音が響いて。

耳元での男の低い囁きは鼓膜を通して甘く蕩けた刺激へと変わり、ゆったりとした口調とともに脳を揺すられ、熱で焙られ菜なんで甘く蕩かす。
まるで全身を包むかのような耳元での囁きに鼓動は早くなり、肌を艷やかに染まらせてハートクリップに挟まれた桜色の乳首を淫らに浮かび上がらせて。

全身をゆっくりと甘く蕩かせてくる刺激、直接的には触れずに焦らし煽るかのような下腹の淫門から沸き立つ熱、頬を触れる男の熱にうっとりと蕩ける様子を見せる。肩に手をおかれる飛くんとはね、耳元で囁かれ小刻みに震えながらの頷きに更に囁かれてまた震える。

「んぅんっ」

方におかれた手がゆっくりと這い、首筋を辿られて震え、顎の付け根を撫でられて甘い吐息を漏らし、頬から耳の裏を擽られて、髪を撫でながらアイマスクの結び目を解かれて悶える。
シュルリと抜き取られるアイマスク、布地が肌をくすぐり震え、差し込む光の眩しさに何度亀を瞬かせる。

光に慣れて開かれたままの瞳、光の加減で鏡のように映し出された淫らな姿をショーウィンドウ越しに見て思わず顔を背ける。
そんな様子に耳元で男に囁かれ、褒められると恐る恐るショーウィンドウに目を戻し、今の己の姿を見つめる。

涎塗れのホワイトドールを肌に張り付かせ、ハートクリップに挟まれ飾られる勃ち上がった桜色の乳首、ホワイトドールから透けるオープンクロッチショーツの合間から見えるリングで剥かれ紅く熟れた華芯、淫蜜で透けて雌孔の形を浮かび上がらせる前張り、ボールギャグを咥えて開かれたまま、唾液を垂らす口元、何よりも淫猥に浮かび輝く二箇所の淫紋にうっとりと目を蕩かして。
背後で優しく頭を撫でる男の姿にぽっと頬を染める姿は、全身を犯す男の魔力とともに悪魔の力で庇護者として刷り込まれた結果だろうか。

「んぅっ、んっ、んっ」

本来ならおかしいと思うはずのお互いの姿、淫らな姿の己の髪を甘く優しく梳き、甘やかし蕩かすように整える男をうっとりとした様子で見つめて。

ショーウィンドウの鏡越しに向けられる視線から目を逸らすもボールギャグの留め具を解き始めたのに気がつくと目を向ける。
外すため、その気はなしに引かれた皮が食い込むと小さく咽るが、男は悪くないと左右に首を振る。
金具が外れ、口元を隠してぬるりとボールギャグを外されてパクパクと口を動かす。
鏡越しに見つめられ、顔を横に並べられるとアワアワと慌てたように逃げる様子を見せるが囚われていては放されず、肩を抱きしめられて包まれると恥ずかしそうに俯いて。

「わっ、私は、ネージュ・ヴァイス・モリオンと申します、カミュ様」

いたずらっぽい笑みを向けられて、拗ねたように頬を膨らませるが、名を尋ねられるとすぐに顔を戻し甘く蕩けた声で答える。
名を聞いただけでも貴族というぐらいは気が付けるだろうか。
ただ、今なら淫紋を通じて色々と裏事情に気が付けるかも知れない。
胸と下腹の淫紋に力を注がれてびくびくと小刻みに震えて快楽に目を蕩かせ、肌を擽られるたびに甘い鳴き声を聞かせる。

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