2024/07/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシースさんが現れました。
■シース > さて。
その男の背後に、不釣り合いな影が在った。
暫く男と接する機会の無かった同業者達などが居たら。さぞ首を傾げた事だろう。
…本当に、不釣り合い。不似合い。大きく猛々しい傭兵の男にも。荒くれ者共が集った酒場にも。…貧民地区という場所、その物にも。
その小さな人影は。ごく当たり前な格好をした一般人の少女。ただそれだけでしかない。
其処ら辺を普通に歩いていそうなシャツにパンツ、大きめのブーツにパーカー姿。
場違いである事を、当人も充分に承知しているのだろう。こんな場所は初めて見るとでも言うように。男の背後から、酒場の中を覗き込んでは。
驕り宣言で湧き返る大声やら、強烈に漂ってくるアルコール臭等に、首を竦めおっかなびっくりといった風体を見せている。
お登りさんである事は間違い無く。ついでを言えば迷子か何かにしか見えず。
もしかすれば偶然男に拾われでもしたか、本当に迷子として保護されたのか…と思われてしまいそうだが。
一歩店内に踏み入る事で。居並ぶ者達は何かしら、納得する事となるだろう。
不釣り合いな少女の姿に、裏返ってこれまた不似合いな…ペットでも連想させるような、黒革の大きな首輪が嵌められて。
男との関係を主張しているのだから。
■アキアス > 【移動いたします】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にライツェンさんが現れました。
■ライツェン > ガラの悪い貧民地区の中でも、娼館が立ち並んでいる道を歩いている青年が一人。
この王国ではまず見ない、此処より北方で見られる服装に身を包んだ彼の容姿は中世的で整っており、ある程度女性の方から声をかけられそうな見た目だ。
左腰には得物である細長い長剣をぶら下げ、右腰には小袋。そこからは中に入っている金銭が当たるチャリチャリとした音が鳴る。
「今日は、どんな子と遊べるかなぁ?」
そんなことを話しながら歩く様子はこの地区を歩くにはやや警戒心が足りなさそうで、どことなく隙がある。それこそ、腰の小袋なんかは狙われそうな程に
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からライツェンさんが去りました。