2024/05/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > そこらのチンピラ程度なら、別に力を使わずとも、相手は楽に出来るものであり。
そして、そうした連中と言うのは、どこにでも現れるものである。

まぁ、状況もあるが、世の中、隙だらけの者が居る、と言う事だろう。
もしかしたら、偶然ここを通り、偶然絡まれただけ…かもしれないが、それもまた、時の運だ。

「ふむ…正直、準備運動にもならんかった、と言うのが素直な感想じゃのぅ」

何人かの気を失った男達、それを、残った男達が抱えたりして、その場を後にしている…
と言うのが、今の状況であろう。
ここでよくあるのは、覚えてろよ!とか、そんな台詞なのかもしれないが。
そうしたものもなく、慌てたように逃げて行くのは、己と言う相手が何なのか、知っているからか。

ぽんぽん、と手を叩きながら、そんな男達の後姿を眺める少女。
その場に残ったのは、己と、連中に絡まれていた何者か、なんて感じだろう。
普通に見れば、その何者かを助けた、正義感の強い少女、となるはずなのだが。
少女の手にある、いくつかの財布を見ると、微妙にそうじゃない感の強さを感じるものである。

…うん、誰かを襲う時点で、自分が襲われる覚悟も必要なのだと、そんな教えを与えた。
そう言った話に、一応はしておこう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシルヴァさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシルヴァさんが去りました。
タマモ > さて、そんな状況ではあるものの。
ここからも、決して油断が出来る訳でもない。
なぜならば、ここに居るのが、少女であるからだ。

このまま無事に、事なきを得られるか。
それとも…

まぁ、その辺りは、誰ぞ知る事もなし、と言うものであろうか。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。