2024/05/11 のログ
■プシナ > (受け身の『う』の字も心得ていない転倒ではあったが、尻の重さが幸いしてか後頭部をしたたかに打ち付ける様な危険な倒れ方はしなかった。その代わり、ミニスカ丈の神官衣はお尻からパンツに至るまでべっちょりと、雨水だけでは無さそうな水溜りの淀みに浸かってしまった。純白のレース地が髪色に反する黒色もいやらしい翳りを覗かせるショーツに、着衣状態でのおもらし(大きい方)をしてしまったかの有様。泣き出しそうに歪む童顔。その前に差し出されたのは自ら光を放つかの清らかな白で形作られた淑手。)
「―――――シ、シ、シス……しすたぁ、じゃ……ない。……です。ぷ、ぷぷぷ、ぷぷぷしな。……です」
(『プププシナ』なる頓狂な偽名を告げたのは咄嗟の機転とかではなくて、深呼吸に噎せる程の緊張に苛まれた小娘の吃音のせい。ともあれ、手汗の滲むぷにぷにの手を彼女に重ね(そこにも十分な逡巡と葛藤があった)、聖女の助けで鈍重な身体を起き上がらせた小娘は改め)
「こ、こ、ここここ、こっち……」
(道案内を再開する。黄土の濁液染み込む白布をぺっちょりと張り付かせたボリュームたっぷりの尻を、ぷりぷりと左右に振りつつの道案内。内腿にねっとりと伝い落ちていく泥水にて、散々輪姦された後に溢れたザーメン浣腸めいた卑猥を見せつけつつ、辿り着いたのは貧民街においてはある意味奇跡の様な場所だった。子供、もしくは小柄な娘でもなければ途中でつっかえてしまうだろう建物の隙間の先、ぽつんと残った空間と、そこにひょろりと生えた小さな木が、これまた誰が持ち込んだのかこぢんまりとしたベンチに木漏れ日を降り注がせる妙に落ち着く不思議な場所。)
■バティスタ >
「……ぷぷぷしな?」
くすりと小さく笑う。
それは、少女の失敗を笑うような雰囲気は何も感じさせない笑み。
大丈夫、慌てなくても平気。落ち着いて、落ち着いて、と。
雰囲気を和らげるための小さな笑み。
「…ああ、お召し物が汚れて…。
ええと、まず汚れを拭かなければ──」
言葉をかけようとするも、まるで使命感にかられたかのように道案内を再会する少女…。
目の毒としか言えないような身振り手振り…。
コイツ、これまでどうやって生きてきたんだ。
表面からは想像できぬような溜息混じりの内心。
さりとて、聖騎士達には「では配給は手筈通りに」とだけ託けて。
暗に『ついてくるな』という意を感じ取った騎士達は一礼し、聖女を見送る──。
そうやってたどり着いた先は…奥まった場所とは思えぬ木漏れ日のベンチ。
「この町にこんな場所があったのですね」
小走りに駆け、くるりとベンチの周りを一周し、ちょこんと先んじてベンチへと座る。
「さあ、貴女も座って。お話ししましょう♪」
聖女が見せるのは、満面の笑み。
どこかあどけなさや無邪気さを含んだ笑みは、先程までの神秘的な雰囲気や荘厳な空気感はまるで廃したような…聖女の年相応にも見えるような笑顔。
「あ…でも濡れちゃっているわ、そのままにしておいては風邪を引いてしまうかしら…」
心配そうに少女、プシナへと向けられる異色の双瞳…。
…どこか、豊満なその肢体を舐めまわすような視線にも思えるのは、きっと気の所為ではない──。
「ふふっ、素敵な場所へ連れてきてもらって…お礼をしなきゃいけないわね」
■プシナ > 「………………っ」
(上品な忍び笑いに かぁぁぁぁ…っと桃髪に隠された顔が染まるも、そこに嘲笑や失笑の色は無く、むしろ気遣いすら感じられた。『これが聖女様……!』と腹黒聖女の演技にころころと転がされる世間知らず。当然、そんな素敵な聖女様が心の中でプシナの鈍臭さに溜息を漏らしているとは気付いてもいない。そんな小娘が案内したのは、とっておきの隠れ場。悪酔いした浮浪者に追いかけられて逃げている途中、偶然見つけたヒールスポット。年相応の愛らしさで駆け出した聖衣の裾がひらめく様や、小さなお尻がベンチにぺたりと降ろされる様子に ほわぁ…っと見惚れていた小娘は)
「―――――ぇ、ぁ……っ?」
(ホーリースマイルのいざないに硬直した。ベンチといっても小さな物で、本来は一人での使用を想定した物なのだろう。妖精みたいに華奢な聖女様はともかくとして、駄肉たっぷりのプシナが一緒に座ろうとすれば肩やら太腿の接触は免れまい。どうにかしてお断り出来ぬだろうかと思った所で、しばし忘れていた泥汚れを話題に出され、反射的にこくこくこくこくとノーブラが弾む勢いで首肯した。『こんなお尻では座れないので、どうかお一人でくつろいで下さい』の意――――なのだけれども、何故か背中にぞくっと来るヘテロクロミアの凝視は、違う捉え方をしそうな予感がした。)
■バティスタ >
その双眸を細め、手招き…。
近づいてくれるのは、ちょっとだけ、でも良い。
手招きしたその手が、朧気な翠色の光に包まれる…。
プシナが目撃してしまっていたならば、病魔を退けた奇蹟と同じ…。
ふわりとプシナを包み込む光が暖かく、妙な心地よささえ感じさせて──。
「…ふふっ。服を乾かしてあげることまではできないのだけれど」
プシナの着衣を濡らしこびりついていた、泥や埃といった"穢れ"が浄化されてゆく。
…濡れてしまっているのは仕方ないけれど、不衛生なものからは遠ざけられるかな、なんて。
演じられた聖女はあくまでも優しく、プシナへと接する…。
しかしその視線から感じられる、本能的に身震いさせるそれもまた、正しく聖女から発せられているモノだ。
「さてと…座ってくれないの?命令でも?…なんて、冗談だけれど♪
そうそう…お礼、お礼だったわ」
薄く細められた双眸が射抜くようにプシナへと向けられる。
その主張激しい爆乳に、そして此処への案内の間もたっぷり揺らして見せてくれた下半身へも。
じぃ、と見つめてからその視線はプシナの顔へと向けられる───。
「これをあげる♪
本当はたくさんうちに献金をしてくれた人や、熱心に祈りに来てくれる信徒にしかあげないのよ?」
にこりと笑みを浮かべて懐から取り出したのは、妙に高級感のある白い折紙──に包まれた僅かばかりの塩粒である。
それを少女へと見せながら…包みを開いて見せる。
それは本当に清めの塩のようにも見える、白い白い、細やかなさらさらとした顆粒…。
それが何か、という言葉はまだ口にはせず。
ただ"それ"をプシナへと見せるのみに留まる。
不思議がるのか、怪訝に思うのか。それとも嫌な予感でも覚えるのか───。
■プシナ > (小く白い手指がこちらに向けられ、そこに灯った淡い翠光がプシナに移る。驚いて思わず数歩後退るも、ぷにぽちゃの身体が感じるのは真冬に味わう暖炉の熱にも似た心地良さ。それが消える頃、彼女の言葉に腰を捻ってお尻を見れば、汚らしい泥色は綺麗さっぱり霧散していた。すごい! すごいのだけれど、こうして奇蹟の御業さえ用いて穢れを落とされてしまっては、もうそれを理由に着座を拒む事も適わない。そんなプシナに重ねて向けられる誘いには、今度こそ抗えなかった。桃髪のカーテンの向こう側で追い詰められた者の顔をしつつ、緊張感丸出しのぎこちない所作でそっと、可能な限り端の方にお尻を降ろした。それでも肉付き過剰な太腿は彼女に触れ、胸のたわわを中央に寄せ拉げた二の腕も僅かな身じろぎで彼女に密着してしまうだろう距離感。鼓動が跳ねて、童顔に熱が昇る。)
「―――――う……? ……ぇ、あ、………ぁ、あ、あり……ぁり、がとぉ、……です」
(動いたら殺される闇のゲームでもしているかの様に硬直し、不自然なまでに童顔を背けていた小娘は、不意の思いつきめいて手渡された包み紙とその中身にもも瞳をぱちくりさせた。教会の深部に食い込む者にだけ分かる符丁の類なのかも知れない。 ――――が、当然、教会で寝起きさせてもらってはいても厳密には教会関係者でさえない不心得者に思い当たる何かがあるはずもなく、不安げに眉尻を下げた桃瞳はぱちくりと瞬きを繰り返し、桜唇を半開きにした小顔は30度程の傾きをみせるばかり。まあ、それがどのような物であれ、心優しく可愛らしく、近くで見ると物凄い美少女で、なんならちょっといい匂いまでしてくる聖女様からの貴重な贈り物。なけなしのへそくりで小さな瓶でも買ってそこに入れ、家宝にしようと心に決めた。それゆえに、戸惑いばかりであった童顔にも はにかみに似た小さな笑みが滲んだ。)
■バティスタ >
少女が家宝にしよう、などと考えているそれは───身も蓋もない言い方をしてしまえば、魔薬。
そのまま服用すれば効能は緩やかに、炙り吸い込めば効能は薄く即座に、そして聖水に溶かし針にて血中に投与すれば──効能激しく、即時的なものとなる。
高揚、性的興奮、そして感度の鋭敏化に著しく強い依存度を持つおぞましいものである、が───。
「──あぁ、ええと…うーん、そうね…」
ぷいりとした頬に人差し指をあててしばし思案…。
密着を余儀なくされたプシナの身体へと、自身の痩躯を遠慮なく寄せながら、囁くように。
「それは神の塩粒…貴女の想いをきっと叶えてくれるわ。
そうね…想い人でも現れたら、すこーしだけ…口にしてみるといいかしら♪」
こうして、ね。
と、自身の小指の先をぺろりと舐めて見せる…。
湿らせた小指の先、ほんのりと顆粒が付着した程度の服用なら…ちょっとした媚薬程度の効果で済むのも特徴の一つだ。
──きっと内に色々な淫猥なものを秘めているこんな子が、どんな姿を見せてしまうのか。
想像するだけでも、ちょっと愉しくなる──。
「(ううん…いっそうちの教派に取り込んで私の───)」
細められた異色の双眸。
そのぱちくりさせる桃色の瞳を覗き込むように見つめれば…彼女は恥ずかしげに目を逸らしてしまうだろうか?
「───ね、プシナ?
この場所、また来ても良いかしら…?
この町にはよく施しにやってくるの、でもいつも厳つい聖堂騎士を何人も連れているから、
こうやってのんびりできる場所ってあまりなくって…とても良い場所を教えてもらったわ」
聖女らしい言葉、ではなく…見た目相応の年齢の少女のように言葉を続ける。
それはまるで、友人に語りかけるようでもあり…奇妙に、互いの距離を狭めるような言葉でもあり…。
「今日は、此処を押してくれたお礼…。
そうね…次にまた会ったら……私と遊んでくれる?」
薄く浮かべられた笑み。
言葉もたどたどしい少女へ向けられたそれは、きっとあまり良い意味の笑みではなかっただろう。
「じゃあねプシナ。──あ、そうそう……。
下着くらいはちゃんとつけたほうがいいわよ?大人になったら垂れちゃうかも♡」
聖女にはそぐわぬ言動を見せ、ベンチから立ち上がるとふわりと法衣の裾を翻し、少女へと背を向ける。
こんな何もなさそうな貧民の町で、こんなに美味しそうな相手に出逢えるなんて──。
つまらない施しに終わるかと思えば、こんな拾い物をすることもある。
お互いに名前を知っていれば、また会える気がすると言っていたのは誰だったか。
そんな根も葉も根拠もないものを愉しみにしていまうくらいには、好みの…可愛い子。
名残惜しげに、それでも一旦の別れの足取りは静静と。
■プシナ > 「お、ぉ、お、おもい、びと………。分かった。し、して……みる、……です」
(そんな相手が現れるというイメージは沸かなかったけれど、万が一その機会があれば試してみようと桃色頭をこくり、頷かせた。小指の先につけた塩粒を可憐な桃舌が舐め取る様には何故かどきどきしてしまった。成人までまだ何年も掛かりそうな少女であり、清純の象徴の様な聖女様だというのに、何故か、その所作には蠱惑的な物を感じてしまう。きっと今夜のオナニーには何らかの形で彼女の姿が出てくるのだろう……♡ なんて事を考えていた矢先であった物だから、前髪の奥を透かし見ようとするかの少女の所作に、慌てて背けた童顔が一層の熱で赤く染まった。)
「――――ぅ……? ぅ、うん……あ、はい。そ、それなら、良かった……」
(言葉少ない述懐ではあっても、聖女様は聖女様で色々と大変なのだろうなと察せられてしまったプシナは、そんな少女が気を休めるための助けとなれた事に純粋な喜びを覚えて桃唇を綻ばせた。ちょっと親しげな声音の変化も、その喜びの一因なのは間違いあるまい。続いて意味深な笑みと共に向けられた誘いには「ぇあっ!? あ、ぅ……ぇぅぅぅ………っ」などと言葉にならぬ呻きを漏らし、そわそわと盛大に桃瞳を泳がせた後、強く俯かせた頭部を小さく一度だけ、こくんと振って答えとした。)
「……………っ!? ち、違……っ、こ、こここ、これ、は、……あの、ぁ、ぅ…………な、なんでも、ない、……です」
(ほんの僅かな触れ合いを経ての別れ際。まるでノーブラが己の趣味であるかの言葉には、ぼっと音が出るほどに童顔を燃え上がらせて必死の弁明を試みるも、結局うまい言葉も浮かばぬまま、小動物の言葉は尻すぼみに消えた。椅子から立ち上がった彼女を、こちらも立って控えめな手振りと共に見送って―――――どさり。聖女の姿が見えなくなってしばらく後、駄肉の揺らめきもダイナミックに再びベンチに大尻を落としたプシナは)
「聖女、様…………なんだか、少し……えっち、だった、な………」
(なんて呟きながら、少女のくれた贈り物にこちらもちょんと小指を付けて、秘めやかな間接キスで奇跡的な邂逅を締めくくったのだった―――。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からプシナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からバティスタさんが去りました。