2024/05/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にツェーザルさんが現れました。
ツェーザル > 貧民地区の一角、あまり治安がいいといえない場所にある酒場。
店内はごろつきと言っても問題がない逆が数人、愛想を使い切った妙齢のウェイトレス、そしてマスターがいるだけ。

そんな酒場に足を踏み入れては、店内の視線が集まるのを感じ。
店内を見回しては店選びを失敗したか、そう思うが出るに出れずにカウンター席にと向かい。

「マスター、エールと直ぐにできるつまみを頼みます」

メニュー表もないので簡単にそれだけを頼めばカウンターに肘をつき。
そうして店内を眺めると、ごろつきのような客がこちらに気を向けている様子はなく、ウェイトレスもそもそもに接客をしてこない。
よくこれで酒場が成り立つな、そんな関心を持っていればほどなく注文が届き。

「ありがとうございます」

マスターにそれだけ言ってエールに口をつければ、薄いなどはなく普通のエール。
そしてつまみも、炒った豆であり、これも特に湿っている訳ではなく。

場所が場所だけに期待はしていなかったが、案外悪くないことに口元を緩ませ。
後は奇麗か可愛いウェイトレス、もしくは客でもいればと我がままを考えながら酒場の入り口を眺める。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からツェーザルさんが去りました。