2024/03/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にユーゴさんが現れました。
■ユーゴ > 平民地区と貧民地区の境目辺りにある、殆ど街灯もなく、薄暗い路地は人気が少ない裏路地。
目に入るのは、翳りに紛れた浮浪者や荒くればかりで、決して治安が良い、とは言えぬ界隈だ。
そんな場所を、フードを目深に被りながら然程急がぬ歩みで進む姿が一つ。
何の事は無い、冒険者仲間から受けた依頼――にも満たぬ、お遣いを済ませ、平民地区にある、拠点代わりに使っている宿屋へと戻る途中の歩み。
「――状態の良いのが手に入ると良いのだけど、」
思わず、と言った様子で零れる呟き。
依頼主である冒険者から、今回のお礼に、と譲り受ける事になっている希少な薬草を思えば、当然と言えば当然で。
時折、周囲へと警戒の目を配りながらも軽い靴音を響かせながら路地を進み。
■ユーゴ > 暫くも進めば、先までの薄暗い裏路地とは異なった、明るい活気に包まれた大通りへと出る。
変わらぬ軽やかな足取りで、宿屋への道を辿り――。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からユーゴさんが去りました。