2024/01/31 のログ
■タマモ > 何度か見渡すも、どうも、これと言ったものは見付からない。
軽く思案するような仕草をするも、そう経たず、ふむ、と頷く。
「妾の勘は、あちらと示しておるな。
であれば…まぁ、行くだけ行ってみる、と言うものかのぅ」
視線が、ある方向へと向けられて。
ぽつりと、そう言葉を呟けば。
ぐーっと軽く、伸びを一つ。
とん、と立っていた屋根を蹴れば、その身は夜空に舞い上がる。
そうして、そのまま視線を向けた方向へ、少女は向かい、移動してゆくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。