2023/12/12 のログ
シェラグ > 「っふ、う”うぅぅぅ―――っ♡
 あ、ぐ……んあぁぁぁっ♡っはーっ…。
 はひゅ…っふ、っ、うぅぅーっ♡」
ぐり、と先端が穴に押し当てられ、みしみしと広げるようにして
入り込んでくる。 弓のように背をしならせながら、恐るべき凶器が
己の中に入り込んでくる感覚に身を任せる。
まさにみっちりと…寸分の隙もなく肉やりが根本まで入り込むと、
ぽっこりと得物の形にお腹が膨れて”入り込んでいる”ことが
外からでもわかる状態になった。

「っは、ぁ…すごぉ、いぃ…♡」
満たされる充実感に酔いしれたのもつかの間、
すぐに相手が動き始める。 張ったカリが、熱く硬い肉やりが、
ごりごりと粘膜を削り、肉槍の形を覚えさせるかのように
肉のぶつかる音を立てながら何度も突き立てられた。

「っひぐ、うぅぅっ♡ んあぁっ、っは、あぁぁっ♡
 すご、すごいぃっ♡ すごいですっ、おちんぽ、すごいぃ♡」
凶悪なそれに貫かれ、完膚なきまでに”強いオス”に蹂躙される…。
雌としての本能を強烈に刺激されて、頭の中が幸福感でいっぱいになる。
さらに胸をたっぷりともみほぐされ、胸、そして雌穴を何度も何度も
刺激されると、その度に粘膜がみっちりと絡みついて肉槍を締め付けた。

「あう”うぅぅっ♡っふーっ、きゃうぅぅっ♡」
上げる声も徐々に言葉が失われ、雌の嬌声へと変わっていく。
それほどまでに圧倒的な快楽と幸福感に酔いしれ、夢中で腰を振りながら、
長い尻尾を相手の腰に絡めるようにして。

クロス > (テントの中は室内と違って反響を全て回収することができない。
そのため、外にまで聞こえるだろうがクロスは気にせずに、目の前の”メス”をただ犯すことだけを頭の中に入れていた。
みっちりと離さないと言わんばかりに締め付ける腸内がより一層クロスの男根を刺激するようになり、さらなる興奮へと誘うこととなる。)

「あぁ…シェラグ…。
お前のケツ穴、最高に気持ちいぞ…。」

(舌を出し、少し蕩けたような情けない顔をしながらも気持ちよく感じるクロス。
乳を掴んでいた手を離せばまた腰を掴み、体を支えながらピストンを激しいまま突き続ける。
暴力と言わんばかりの勢いで尻を叩き、響かせながら犯し続け、腸内と尻を容赦なく犯し続けていく。)

「ハァ…そろそろ、出そうだな…。
そら、たっぷりとイかせてもらおうか?」

(そういうとさらに腰を打ち付ける速度を速めていく。
短いスパンで激しい音を立てながら尻に太ももを打ち付け、激しく叩く音をさせながら腸の中で男根が脈を打っていた。)

「そら、シェラグ…このまま、中に出すぞ…!!
うぅ…出る…!!」

(そういうと牙をギチっと食いしばらせ根元まで挿入して止まる。
そうすればシェラグの中に大量の精液が注がれていくことになるだろう。
尋常ではない量の精液が腸の中に注がれていき、徐々に腹部を重くさせながら容赦なく注ぎ込んでいき、真っ赤になった尻を眺めながらドロドロと腸で温められて注ぎ込んでいく。)

シェラグ > 「ありがと、ござ、ますぅ♡
 に”ゃあぁぁっ♡ っふ、うう――っ♡ ―――っ♡
 っは、っ、はい”ぃ♡ いっぱい出して、出してくださいぃアート」
巨大な得物を、激しい動きで何度叩きつけられても壊れない肉体だったのは、
お互いにとって僥倖といえるだろう。 そのぶん、一突きごとに全身が快楽で
染め上げられ、強烈な絶頂の衝撃から降りることすらできないまま、次の快楽を
叩きつけられて、メス猫のように何度もあえいだ。
やがて、腰の動きがさらに激しくなるとともに、震える膝を
フォローするように柱に寄りかかって、オスの動きを、欲望を受け止める。

「出して、くだ、ぁ――――――っ♡」
絶頂に全身をぴんと硬直させたその瞬間、
マグマのような粘性の液体がお腹の中に一気に注ぎ込まれる。
火傷しそうなぐらいに熱いそれは、絶頂に浸っている状態でも
容赦なく注ぎ込まれ、お腹をぼってりと膨らませながら
メスの絶頂にがくがくと何度も身体を震わせた。

クロス > (まるで用を足す様に射精される。
たっぷりと腸の中にクロスの熱い精液が注がれていき、注ぎ終わればシェラグのお腹はとてつもない重量を抱えることとなるだろう。)

「フゥ…ハァ…
あぁ…たっぷりと出ちまったな…。

…このまま抜いちまったら、折角注いだもん零れちまうだろうし…こいつで栓をするか。」

(ゆっくりとシェラグの穴から男根を引き抜く。
それと交代するように尻の中に先ほど貰った卵型の道具を入れ栓をするだろう。)

「…これでいいな?
さて、シェラグ…このまま、掃除を頼むぜ?
こいつも使って、な?」

(シェラグを離せば近くにあるスツールに座る。
先ほど挿入した男根はまだまだそそり立っており、ぽたぽたと互いの体液が混ざったものを垂らしていた。
ローションを見せつければ、シェラグに今度は男根の掃除をさせようとし、痙攣するシェラグを眺める)

シェラグ > 「っは…ぁ……んに、いぃっ♡」
ぼってりと、妊婦もかくやといった様子にまで膨らんだお腹は重たい。
その重さを排出することもできないまま、淫具を挿入されて、
びくりと体が震えた。

「ん、は、ぁ……♡ はい…♡」
未だ絶頂の余韻冷めやらぬ中、のろのろと動いて彼の命令に従う。
そのまま床に膝立ちするようにして相手の前に近づくと、
眼前には先程まで自分を貫いていた肉槍。

そのまま、服従を示すように先端に口づけてから、
2つのたわわな膨らみ…乳房で挟み込むようにして、
交尾の残滓を拭い取りながら、口で奉仕し、清めようとする。

「んっふ、んう…んんっ…♡」
すっかり陶然とした表情を浮かべながら肉槍に奉仕する。
胸の谷間にローションを注げば、潤滑油として快楽と
清掃に使用できるだろう。

クロス > 「んっ…ハァ、いいぞ…」

(そのままゆっくりながらもこちらにやってきては口を使って先端にキスをすれば、乳に挟まれる。
暖かく柔らかい二つの袋に包まれながら舐められ、綺麗に清掃される。
そのあと、ローションを注がれると滑りが良くなりヌルヌルと仕上がっていく。)

「あぁ、やわらけぇ肉だな…。
そら、口も使って可愛がってくれよ…。」

(パイズリで奉仕されながらも腰を軽く上げて顔に男根の先端を当てる。
長い故にシェラグの乳には収まらずに飛び出ているため、容易に口や頬に当てやすくなっていた。
完璧にメスに落ちたのであるならばとことん自身のメスとして仕立てようとマーキングするのであった。)

シェラグ > 「ありがとうごらいます…♡」
柔らかな唇が鈴口に吸い付き、さらに舌を使って
くびれやカリ部分、裏筋を丁寧に舐め清めていく。
褒めてもらうのが嬉しくて、長い尻尾がゆらゆらと動いた。
そうしている間に、口も使って奉仕せよ、と肉槍が
もう一段唇に迫る。
自分のたわわな乳房をもってしても収まらない凶器が
どうしようもなく”強いオス”に思えて、相手の依頼に応じるように
大きく口を開けた。

「んぁ…んむ、んっふ、んぶ♡…っふーっ、んふ…♡」
口内に広がるオスの味、そして鼻に抜けるオスの匂い。
隠し立てしていない”獣”の匂いが、メスの本能を刺激する。
気づけば、先程の虚脱状態はどこへやら、夢中で肉槍にしゃぶりつき
ただただ肉槍に快楽を捧げるべく奉仕する”雌”と成り果てていて。

クロス > (鈴口や裏筋、カリまでも余すところなく舐めまわされていく。
乳による体温とローションによる保温が重なり、常に男根が熱く包まれているせいでかなり敏感に感じていたのだった。)

「んぅ…ぅ…。
なるほどな、確かにこのローションは他とは別格だな…?」

(体液と混ざったためより一層滑りが良くなりパイズリがスムーズに。
動く度にくちゅくちゅと厭らしい音を立てながらこすれ合う感触が心地良く、一層興奮が高まり、嬉しそうに男根をぴくぴくと動かしていた。)

「フゥ…フゥ…
そろそろ、一発決めるか…?

そら、もっと激しく、下品にしゃぶってくれ…。
下品なひょっとこ顔を見せながら、口内にたっぷり注がせてくれや…。」

(またしてもゲスにニヤリと笑う。
味を堪能し、匂いを堪能し、メスの本能をくすぐられ落ちているその姿を眺めながら頭を掴んで少し力を加えて動かそうとする。
今度は深く、喉の奥まで咥えさせるようにゆっくりと奥まで入れ込むように動かせながら徐々に腕を動かす速さを速めていき、シェラグのフェラで一発決めようとしたのだった。)

シェラグ > 「んっふー、ふーっ♡んぐっ…んう”U…♡」
相手の満足げな言葉に尻尾をくねらせて、奉仕を更に強めていく。
動く肉槍に吸い付くようにして夢中で奉仕すると、
くぐもった水音が何度も響き、奉仕に淫らさを添えた。

ぼってりと膨らんだお腹を晒しながら肉槍に夢中でしゃぶりつく様は、
正しく雌獣といった様相であり、徹底的に”強いオス”に染め上げられた
ことを示している。

「んぐ、んうぅ…♡」
相手の腰が動く度に、喉奥まで使って肉槍を飲み込み恍惚混じりの
うめき声を上げる。正しくオスに奉仕するメスに成り果てて、
その瞬間を待ち望むかのようにうっとりと目を細めた。

クロス > 「ハァ…ハァ…
そんなに…精液欲しくて仕方ねぇのかぁ?

しゃーねぇ…オラッ、しっかりと…飲めよ…!」

(うっとりと目を細めて待ち望むようなその姿を見て興奮が高まり、動きも早くなる。
太い亀頭で喉の奥を拡張し、擦りつけるように動けば脈が速くなる奥まで入れ込んで射精を行った。)

「ぅう…!ッ…!!」

(喉の奥でけたたましい音を立てながら出される精液。
一発目と変わらないほどの大量の射精をシェラグの口の中に容赦なく注ぎ込んでいく。
熱く蕩けるような精液はすぐさま胃袋を満タンに口内を雄臭く満たしてい行く。
しばらくして終わるごろには口から引き抜き、シェラグの頭上からぶっかける様に角度を整えてどぴゅどぴゅと吹き出していく。)

「んん…ハァ…
中々よかったぞ…お前のパイズリとローションはよぉ…。

それじゃ、もう一発尻を可愛がってやるよ…
地面に寝転んで、ケツの中に入れた道具…出してくれよ」

(再度犯すと宣言する。
だが、そのために尻の中に入れた卵型の道具を手を使わずに出せと命令する。
辱めを受けさせ、より一層自身が強い雄に種付けされるメスの自覚を強く持たせるために行わせようとしたのである。)

シェラグ > 「っふ、ぁ、あぁぁぁっ♡ んぁ――っ♡」
口を大きく開けて、止めの一突きを待ち望む。
張り詰めたそれが口内から喉奥まで深々と突き刺さり、
喉奥に性をぶちまけられるとそれだけで絶頂に達した。
飲むという行為すらない、喉奥への直接射精に、
何度も何度も全身を震わせる。
さらに頭からたっっぷりと…全身に精液をぶちまけられると、
喜びに尻尾を揺らしながら、何度も震えた。

「っは、ぁ…染め上げられちゃったぁ…♡
 中も、外も…メスに、されちゃった…♡」
今度相手を見たとしても、メスとして振る舞うことしかできない。
完膚なきまでに染め上げられてうっとりとしながら、
命じられたままに地面にころんと転がっていきみはじめる。

「ん”んんっ…♡ っはーっ、あっ、あぁぁっ…♡」
これが終わればさらなる交尾が待っているのだ。
そんな恐ろしくも魅力的な考えを巡らせながら、
腰回りに力を入れて―――。

「ん”―――っ♡」
少しの精液と一緒に、ころんと淫具を排出してみせる。
浅く早い呼吸を繰り返しながら、おねだりするように尻尾を揺らして見せて。

クロス > 「フフッ、完璧にメスの顔をして…
最高にそそるぜ?シェラグ…。」

(自身の精液を浴びせられ、腸内にも注ぎ込み、口内にも注いだ…。
身も心もメスに染められ、受け入れてはうっとりとした表情を薄っすらと開いたような目で見ればとてつもなく興奮して仕方がなかったのである。)

「おぉ、よしよし…
しっかりと出したな…。

褒美にもっとハードに犯してやるよ…」

(排泄された精液まみれの淫具。
穴から少しづつ垂れる精液を眺めてはローションをまるで浣腸の様に尻の中に注ぎこもうとする。
すでにパンパンになった腸の中にローションが入り込み、亀頭をくっつけると容赦なく一気に根元まで挿入し、窮屈な腸内に無理やり男根が入り込もうとするだろう。)

「んん…!!
あれだけ犯してもいい締め付けだな…?

さて、シェラグ…ザーメン袋になる覚悟はできたか…?」

(締まりつける穴を感じながらシェラグの口の端に親指をひっかけて伸ばし聞く。
先ほどの交尾よりもより激しく、相手のことなんて考えない。
まるで、抱き心地の良いオナホの様に扱うような交尾が始まろうとしているのだから…。)

シェラグ > 「ありがとうございまふ…♡
 っひあぁぁ――っ♡」
お礼もそこそこに、先程まで体内にあった剛直が再度突き立てられる。
恍惚にまみれた声を上げて全身を大きく震わせると、
粘膜が先程よりも柔らかく、みっちりと肉槍を包み込んだ。

「っふーっ、っふー…っ♡ ありがとう、ございまひゅ…♡」
 は、はいっ♡おねがいしますぅ♡ わたしの中、出し放題、ですから…♡
 精液袋になるまで、存分に使って…スッキリしていって、ください…♡」
相手の恐ろしい宣告にも、もはや抗おうという意思は残っていなかった。
媚を売るような甘い声で相手に答えると、おねだりするように
自らも腰を動かす。
一方的に、射精のために使われる…強いオスに生オナホールとして
扱われることすら、メスに染まりきった魂には喜びだった。

「おねがい、しますっ…♡」
今度するときは獣化薬を飲み、もっと頑健な身体を得てからにしよう。
そう思いながらも、おねだりを止めることはできなかった。

クロス > 「…あぁ、いいぜ…」

(こちらの申し出
「精液袋」になるとシェラグの口から放たれればクロスの中の野性味が露わとなる。
その言葉を聞き、クロスの腰が動き始める)

「オラオラオラッ!!
どうだ?シェラグ…!!」

(激しすぎるピストン運動。
まるで暴力と言っても過言ではないような種付けプレスを行い乱れていく。
テント内にさらに強く響き渡る乾いたスパンキング音と精液とローション、汗などの体液が混ざって弾ける水音。
男根が出入りするたびに腸の中でそれらが混ざり、ぐちょぐちょと音を立てて響きわたる音がより一層クロスの中の興奮を高めることとなり、荒々しいピストンにさらに激しさが加わることとなるだろう。)

(正常位から持ち上げ、駅弁の様な形に突き上げ。
様々な体位になりながらシェラグの腸内を凶悪な男根で犯し続け、乱暴に扱い続けていった。
しばらくすれば射精が起こるも、それでも満足せずに、例えシェラグが気絶しようとも交尾は続くだろう。
その後の二人はどうなったか…。
噂によれば朝日を拝むころにはテント内は精液と汗で蒸せたような臭いが充満したとされ、二人の獣が体液まみれで倒れていたとか…
真相はその時中に居た二人のミレーだけが知っているのであった。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」からクロスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」からシェラグさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクレイドルさんが現れました。
クレイドル > 貧民地区。通り道。
此処は馬車が行き交う事が出来るぐらいの道幅である、往来からは外れた路地裏の方に続く道となる。
暗がりが幅を利かせだす時刻に人通りは殆ど無く、だからこそ絶えずそこから聞こえ続けている音に気づく者はいない、
その道の真ん中、舗装されていないのを良い事に剥き出しの土壌を掘削した大きな竪穴が開いていた。
そこを出所に、ざく、ざく、と、繰り返される音が立ち昇り続けている。
いや、不意にそれが止まった。穴の中から放り出される土が縁にへと積み上げられて行くのも。
そこからひょっこりと顔を覗かせるのは、一人のトゥニカを身に纏ったシスターであった。

「ふふふ…♪凡そ深さは6m程度…ちょっとした大人でも這い出るのは苦労する深さですわ…♪」

ウィンプルまで被った泥土で汚れてしまっている。
その手には墓掘りに使うかのような大きな円匙。
そして今言葉にした通りの深さだというのに穴淵にへと手をかけると、そのまま軽々と跳ねるようにして穴の外にへと飛び出して来てしまう。

「労働をすると良い汗をかきますわね…♪後はただの無益な穴掘りに終わらず、成果が出れば言う事も無し…♪」

ふ、と、額を拭う手の甲も土埃だらけ。
しかし、日差しの差す下でその汚れが少しずつ消えて行く。
まるで衣装や肌の下にへと飲み込まれるように。
僅かな時間を数えるだけで肉体労働に従事していた証は跡形も無く、無くなってしまう。

クレイドル > それだけではなく、目の前も穴も塞がっていた。
より正確に言うならば長く垂れ込んでいるトゥニカの裾の一部が延びて穴に覆いかぶさり。
周囲の土の色彩と一体化して一見見れば何も見えないように仕立て上げてしまっている。
こんもりと盛り立てられた土饅頭も綺麗に均され、穴掘りの痕跡すらも均一な路面に呑まれた。

「大きすぎる幸いよりもちょっとした幸運を…♪あんまりに丸見えだと疑心暗鬼ですものね…♪」

懐に手を入れて取り出すのは金光りする僅かなゴルド貨幣。
大金!とまでは言えないが、明日ちょっと贅沢な食事は出来るかも知れない程度の値打ち。
きらきら輝くそれらを、街中に拵えたフォールトラップの上にへと投げて撒く。
ちゃりん、ちゃらん、と、ささやかに響き渡る金音は巡り回り。
程無くしてカバーをされた穴の上にへと落ち着いた。
貨幣の軽さ程度ならば悠々と耐えるが、もしも人間ぐらいの重さの人間がこの貨幣を拾いに来たならば。
途端に穴はそこに正体を表し、憐れな犠牲者を一口に食べてしまうだろう。

「後は時間の解決を待つばかりですわ…♪」

そそくさと仕掛け人側であるシスターはそのまま現地から少しだけ離れる。
こういった場所では珍しくも無い壊れかけた廃材の積み上がった物陰に屈み込んで隠れ。
後はどすん、だとか、それに誰かのあげる驚いた悲鳴を待ち構えるばかりとなった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクレイドルさんが去りました。