2023/11/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセツさんが現れました。
■セツ > 「やあ、参った参った。
お酒は節度を持って飲まないとね。
女性に暴力を振るうとか、困ったものだよ。」
吟遊詩人の女は、宵闇に紛れるようにのんびりと歩く。
黒いポニーテールを揺らしつつ、ふう、と酒臭い吐息を吐き出して。
酒場であった大喧嘩。それに巻き込まれての逃走劇。
あとちょっとで危ないところだったなあ、と額をかすめた拳を思い出す。
「まだまだ身体は動くかな。」
こう見えて吟遊詩人になる前は腕利きのシーフである。
こんな夜更けでも、特に何を怖がるというわけもなく。
星空を見上げて風に肩を震わせて。
「もうちょっと飲みたいところだけれど、そうだなぁ。どこにしようか。」
あの子はもう寝ているだろうしなあ。なんて指折り数えながらの深夜徘徊。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリッカさんが現れました。
■リッカ > 「ふーんふーんふふーーーんふーーーーーん♪」
結構でたらめな、気分に任せた鼻歌ふんふん。
闇の中でよく目立つ白い人影。
どう見ても子供だが、せっせと働く冒険者に門限はなく。
「ふんーふんふーーーー…… ……?」
自分とは対象的に、暗色の多い人影とすれ違いざま、感じる。
人ならぬ嗅覚に、酒気と、血と、アドレナリン。
「えっと、お姉さん……怪我とかないですか?大丈夫ですか?」
くるりと踵を返して、警戒されない程度の距離から、警戒されない程度の声のボリュームで。
血が残り香ならそれでいい。本人が隠した傷なら大変だと。
傷や血の感知は魔力量の多い人間ならできないわけでもない。治療に特化した人なら特に。解る人間がいても不思議ではない。
そんな嘘つきな狼が心配する。
■セツ > 「怪我かい。やあ、大丈夫大丈夫。」
声をかけられれば、くるりと振り返っての笑顔を一つ。
お酒をいくら飲んでいても、ふらつく素振りすら見せない。
「つい先ほど酒場の喧嘩に巻き込まれてね。
大変だから逃げてきたところだ。 君こそ、そちらに進むともしかしたら荒くれ者が大立ち回りをしているかもしれないね。
衛兵に勘違いされても面倒だよ。」
そういいながら、ぺろ、と舌を出して。
「そういうことだから、その匂いかもしれないね。
僕の鼻はすっかりお酒の匂いしか感じていなかったから、ついに嗅覚がとんじゃったかな。
飲み過ぎはよくないねえ。」
なんて、からからと笑う女。相手の言葉に驚くでもなく、楽しそうに夜風に吹かれて。
■リッカ > 「ほあ。なるほど、なるほどぉ。大丈夫でしたかー。
……衛兵さんに捕まるんはめんどくさいなぁー……。うーむ。ううー。」
この朗らかなお姉さんに怪我がないなら良いこと。残り香か、かすり傷か。嗅覚が敏感過ぎたかな。なんて思いながら……
それにしてはだいぶ、だいぶな酒気をかんじる……とも思いながら。
「そうですねー、飲み過ぎはよくないですよー。……でもお姉さんお店はしごしそうですねえー」
からっと明るいお姉さんに。自分もあはーって元気よく。
衛兵さんといっしょになるのは嫌なので、お姉さんと少し道をともにしようと。てってってーと小さな歩幅で。
「飲みすぎるくらいまで僕飲んだことないんですけど、どれくらい飲むと飲み過ぎです?」
知らないことを素直に尋ねる子供として、かくんと首を傾げて。
■セツ > 「もちろん。僕を含めて吟遊詩人というのは危険には敏いものばかり。
これ以上いたら困るなあ、となったらようい、どん。」
指をくわえれば、小さなラッパのような音で短いメロディーを鳴らして。
「逃げることがお仕事みたいなものだしね。一目散さ。」
ウィンクをぱちり。
「そうかい?
飲み過ぎは、そうだな。
自分のやっていることを忘れてしまうようなことをしたら飲みすぎだろうね。
その上で、僕が更に飲むかと言われれば、それはそう。
なんたって、僕はお酒の精を愛して、愛されているからね。
人の量じゃあ酔ったりしないさ。
さ、夜は冷えるよ。肩を温めながら歩くといい。」
なんて、自分のケープレットを外して少年の肩にかけてやり。
ちょっとばかり、お酒の匂い。
■リッカ > 「ほぁー!吟遊詩人さんやー! なるほどー。皆が見える場所に居ますもんねっ
なんか危ない気配になったら、どーん!」
軽快なメロディーに、自分もどーんっ。足並みもステップのようになって。
「正面からどーんどーんって喧嘩する人はよっぽどガウガウってなっとる人ですしねえー。僕も喧嘩いやーですっ」
ウィンクされて、えへーって子供らしい満開笑顔で。
「ふんふん。ふんふん。
そういうんは、僕なったことないですねえ。体ポカポカくらいで。
……忘れるんは……怖ぁ……。
ほほーう。ほーう。お酒と両思いでヒューヒューってなっとるんですねえ……
恋人さんならしょうがないですねえ。一緒におるんを止めるんもだめですしっ。
わ。わぁ。……えへへ。ありがとうですっ」
寒さには種族柄強い。けれど今は見た目はただの子供。それをちゃんとみてくれるのは……正直に嬉しい。
ふわっと香るお酒の香りも、いい香り。
「でもでも、このままやとお姉さん倒れませんー?お水とか、よわいお酒とか。恋人にノックアウトされるんは偶にみかけます。喧嘩で」
■セツ > 「そうそう、喧嘩をされてもねえ。
僕なんて、ちょっと歌が歌えて、少し踊れて、楽器が触れるくらいだからね。
喧嘩されても勝ち目がないよ。」
肩をすくめて、のんびりと。
こんな夜更けだ。見た目と話し方だけで判断はできないのは理解しつつも、だからなんだと言わんばかりに気の抜けた会話を続けて。
「んー?
僕が倒れるとしたら、そうだなぁ。お酒が足りないか、音を聞かせる相手もいないか。
後は頭にレンガでも落ちてくるかくらいだね。
ああ、あとは女の子の平手打ち?」
特に気にすることもなく、指折り倒れるシチュエーションを数えていく。
どこまでが本当で、どこまでが冗談なのかよくわからない女。
「なぁに、僕を心配する必要は無いさ。
それよりも、こんな時間まで何をしていたのかな。
帰る途中なら、方向変わっちゃったけど。」
■リッカ > 「ねー。ご飯とかお酒の場所やのに。音楽ならしてくれて嬉しい場所やのに喧嘩されても、ねー。
アカンなー。大人やろうにお姉さん巻き込むとか。衛兵さんに怒られてまえばええんやー」
お酒が出る場所だから喧嘩をする。喧嘩をするのも大衆酒場の華。それが解るにはちょっと幼くて。
ほっぺたぷくーっとさせて。ふんふん。
お姉さんをみても、厚着でただ歩いているだけだからよく身のこなしなんてわからないので……動ける人なら、最初の心配の言葉はきっとない。
「お酒が足りんで倒れてまうひともおるんですねーっ。それに退屈やとバターンなってなります。
レンガ……いたいなあ……。
女の子に嫌いってされたらショックなんですねぇ」
けらけら、きゃっきゃ。指折りかぞえていっていくお姉さんに、楽しい楽しいと笑顔いっぱい。
夜だけど明るい。冗談も本当も、楽しいのお鍋でぐるぐるされれば、きっとどうでもよくなっていく。
「はいっ。わかりましたっ。大人はすごいなあ。
へ? ああー。僕は僕でご飯どこで食べよっかなーって。
こう見えても冒険者さんですからっ!お仕事がえりで!」
120cmの……10歳になるかならないかの姿でいっても、大体は信じられないのだが。
■セツ > 「あはは、そうだね。怒られているころかなあ。
その場にいると、僕も怒られることがあるから困ったものだよ。
こんなに怒られることはしていないのに。」
伸びをん、っとしては、吐息を吐き出して。
「なるほど、冒険者か。
昔の私とおんなじだ。いいよねえ、旅は。
辛いことも大変なこともあったし、理不尽だなあと思ったけれど。
それでもいろんなものを見るのは僕は好きだから。」
相手の言葉を疑うわけでもなく。
それはそれで頷いて受け入れる。それがたとえ本当であっても、少年の夢の話であっても、それがどうしたといったところ。
目の前に広がる青空と草原が同じように思い浮かべられるのならば、それは旅の仲間なのだ。
「ごはんかあ、そうだねえ。
この近くは土地勘が無くて、お店の場所もよくわからないんだよね。
場合によっちゃ、ちょっと遠いが大通りまで出るしかないかと思っていたところだよ。」
■リッカ > 「あー。なんか一緒くたに怒られることありますよねー。
村の子供で喧嘩があっても、なんかグループ全部怒られたりとかあったー。
ねー。おこられへん詩人さんやのにー」
一緒にんーっと伸びをして。伸びても小さい。
「はい!冒険者です!
ここを拠点にー、あっちいったりーこっちいったりー。知らんところ行くとワクワクです。
色々があって、知らんことがあって、知らん人がおって。それだけですごいなあってなります」
ちゃんと聞いてもらえてる。子供のごっこあそびでも、本当でもという、普通の人よりも心のお鍋の大きなお姉さんに。
知らぬが仏とはまたちがう、どちらであろうともそれでいいという、そうそう合うことのないタイプの人。
広い意味で、本当に大きな意味で、旅を知る人。
「そうなんですよー。僕もこの辺よぉ知らんくって。
えいやーって入ってうわぁーってなるお店やと困るし……って、ええ匂いないかなーって歩いてましたっ」
■セツ > 「そういうこと。まあ、そうならないようにうまく逃げるしかないからね。」
冒険者かあ、と頬をかく。
確かに小さい姿の仲間はいたことはあるが、言動まで幼い子はあまり見たことは無い。
まあ、それはそれでいいか。口笛を吹きながら。
「どこにいったことがあるんだい。
僕はだいたい雪国が多くてねえ。寒いところばかりの思い出があるよ。
ああ、なるほどねえ。
僕の鼻はお酒の匂いしかわからないし、困ったねえ。
こうなったら大通りまで行ってしまうかな。
でも、大通りにつくころにはほとんど閉まっているだろうねえ。」
苦笑をしながら、さあて、とそれでも足を進める。
「思い切り走ったら間に合うかもだけれど、それはそれで、疲れてしまうしねえ。」
■リッカ > 「鬼ごっこですねえー。あーでも、子供連れとるってなるとお店出たときの特徴と変わりますし、大丈夫ですよたぶん!」
あくまで、たぶん。
自分自身、周囲の冒険者とはちょっと違うなあとは感じている。
それこそ、お使いえらいわねー扱いを頻繁にされるのは違うって色々思うし。
チビ冒険者を疑わないで自然体でいてくれるというのは、それだけで嬉しいのだ。今尻尾はだしていないが、出したらブンブン振っているだろう。
尾てい骨あたりがビコビコ動くような感触を得ている。
「そうですねえ。僕まだ初めて時期たってなくって、ちゃんとした部屋かりるためにまとまったお金必要やから、雪国は行ったことなくて。それはだいぶ羨ましいです。寒くっても。
だいたい王都からあまり離れてへんところで、たまにダンジョンにもぐりにいったり。一人で身軽で。
お姉さんはお酒がよぉ解るんやなあー。流石相思相愛やー。
僕のが料理には鼻がききますけども、うーん。
もう食べ物屋さんはだいたい無理ですかねえ?」
むむむーーーーと眉間にシワを寄せて、どうしたものかーと顎に手をやって。
「んー。お酒のお店とかどないでしょ。おつまみはあるでしょうし。僕もお酒はちょっと飲めますしっ」
自分とお姉さんの両方が満足できるような場所。酒場かな?と、下から覗き込むように。
■セツ > 「そうだねえ。でも僕のお酒の匂いはそれくらいじゃあ消えないよ。
しみついているようなものだから。」
あっはっは、と軽く笑い飛ばしながら、相手の話を頷いて聞いて。
「なるほどね。
旅は段階を踏むのが大切だから、仕方ないさ。
遠いと感じなくなったら、次の旅。それが遠いと感じなくなったら、また次の旅。
行って戻ってくることを考えると、自分が思っているより、ずうっと早く帰りの時間はやってきてしまうからねえ。
でも、僕が言うのもなんだけど、誰かと潜るといいと思うよ。
なんだかんだ言っても、どれだけ強くても、足を滑らせることはあるものさ。」
言いながら、夜の時間にそうだなあ、と。
「探してみようか。目と鼻が効くと見た。
登れるかい。」
歩く道の傍にある壁の前で、とん、とん、っと助走をつければ、わずかな凹みに足をひっかけてその壁をさも当然のように飛び上がる女。
しゃがんで手を伸ばして、少年を塀の上へと引き上げようとする。
「高いところから、ちょっとばかり探してみよう。」
■リッカ > 「お酒で衛兵さん逮捕になったら嫌やなー!ここで飲みましたーって酒瓶とか偽装でけへんかなー」
けらりけらり。お酒好き詩人と小さな冒険者。夜にしか出会えないような組み合わせだけれど、なんとも珍妙。
「むむむー。やっぱり最初はこういう感じ、ですかねー。どんどん行ける場所が多くなると……ええなあー。
自分が思うよりも……。ちょっと寂しいかも。ずっと楽しいことしたいなあ。
むむ。他の誰か。
協力して採取くらいはあるけど、ダンジョンはちゃんと他の人と戦えるか不安やけれど……すくわれた足を引っ張り上げてくれるような、そういう人おったらええなあ……」
思案するお姉さんをみて、聞いて。
「はいな!どっちもばっちりです!
のぼれ、まーすっ!」
少しの助走。少しの取っ掛かり、それで街の壁を駆け上がる。
見事の一言。厚着に隠れたお姉さんだけれど、なるほどこの人はすごい。
そして自分も、その場から垂直に飛ぶようにして、お姉さんの使った取っ掛かりを使い、ぐんっともう一段階飛んで。指先をガリッ!と別の僅かな凹みにあてて、そこから腕の力でもう一弾。
元々が小さいから地面から合わせて3回飛び、お姉さんの手を取って。軽い軽い体重を引っ張り上げてもらって。
「わは。結構高い。
はいっ。どういう見た目と匂いがお姉さん的に当たりです?」
お姉さんにかけてもらったケープレットをすこし夜風にはためかせて、お酒のお店初心者は見上げて聞いて。
■セツ > 「そうだねえ、旅は楽しいことばかりじゃあないんだよねえ。
お酒も自由に飲めないしねぇ。」
きっとそれメイン。
おさけがのめない。-100点。
「そうだねえ。ゆっくりと同じような依頼を受けている人を探して、協力しあったりね。
同じ場所を探索している人も、きっといるはずだからね。」
そんなことを言いながら塀の上に登れば、ひゅうひゅうと夜風が吹いていく。
ああ、涼しいなあ、なんて言いながら、少年を落ちないように手を握って。
「お酒の匂いだけではわからないんだ。
なぜなら、この時間にお酒を飲んでいる人はたくさんいるからね。
この街並みでそんな場所を探していたら、命がいくつあっても足りやしない。
お酒に飲まれた人も、同じくらいたくさんいるんだもの。」
「だから、こういう時は煙を探すんだ。
まだ火をつけたまま、大きく立ち上っている煙とその匂いで分かる。
お客さんも少なくなっているから、料理の匂いはしないかもだけれども。
お店を開けている以上、火を消すわけにもいかないからね。
その上で、そこにお酒の匂いや肉の匂いが混じっていたら、間違いない。
見えるかい? 僕にはなーんにも見えないよ。」
■リッカ > 「お酒重たいし、お水いっぱい使うから全然もってけへんやつですねー。お酒大好きさんには辛いかぁー」
そうかー、大人はそういうことがあるんだー。って新しい学びを得る子供。大人と居ることは色んな学びだ。
「ふむふむ……。似たようなタイプの……。喧嘩する理由も特にないですしね。ね。
はやくお仕事おわると色々できますもんね」
立ってみる王都の壁は、思ったより高い。背が小さいから余計にそう思う。
万が一の戦争も、火災も遮断する必要があるから、高く厚く。それを登ったのはちょっとした冒険で。
涼しい夜風と、握ってくれるお姉さんの温度のギャップ。もっと暖かくて。もっと涼しくて。きゅっと握り返す。
「うん。うん。酔っ払いさんその辺にたくさんおりますから、お酒のお店もいっぱいいっぱい。
うえー、嫌な大人やー。べろべろでがおがおな人やー」
べーって舌を出してうえーって。
「ほう、ほう。煙。たしかに、火落としたらもう店じまいやし……焼肉でも燻肉でも、お肉のかおりは煙突からくるやろし。
お姉さんすごいっ!!
煙はいっぱい見えます!僕にはちゃーんと……匂い……」
匂い。ただの煙の匂いじゃだめ。落とした煙の、水の混じった炭の匂いじゃだめ。
ちゃんと生きた煙の匂い。
これは薄いから遠すぎる。これは近いけど落ちている。
これは……。
思えば、闇夜にあがる煙がみえる目を信じてくれるのも、匂いを信じてくれるのも、普通ならありえない。
それが可能なのは、きっとこの国ではミレー。そして彼らは普通に暮らせる場合は少ない。
それを信じてくれるのだから、そのぶん全部頑張らないと。
「うん!2時方向。小道3本向こうの、ちょっと小さいお店!まだお肉焼いてます!」
■セツ > 「そうだねえ、僕は今はこうして町にいると幸せだなあ。
いやまあ、旅も素敵だけれどもね。いろんなものを見たい気持ちもある。
ああ、そうだなあ、久々に何もない景色を見たいなあ。」
空を見上げて、何か物思いにふけるようで。
お酒の匂いも、その一瞬だけは何も感じない。不思議な女は手を握ったまま、全てを任せる様子を見せて。
「……そういうこと。
小道3本向こうなら、すぐにたどり着くね。
はい、それじゃあ暴れないようにね。」
それじゃあ、とばかりに、小さな少年をひょい、と抱えてジャンプを一つ。
空を舞うように空中に浮けば、とすん、と。
抱えたままで飛んだにも関わらず、柔らかい着地。
「さあ、急がないとね。
今ので最後と言われてしまったら、まあた塀のぼりだ。」
地面に降りて、よいしょ、と腕を広げて解放。
■リッカ > 「お酒と、知らん場所。どっちも捨てがたい美味しいと素晴らしいなんですねえ。うーん、色々好きな人は大変やなあ。
うんうん!色んな場所みるん、やっぱり楽しいですっ」
あれもこれも。そういう好きがぶつかり合っちゃうと大変そう。自分はまだわからない感覚。ちょっと羨ましい。
ギュッと握ってくれて、握って、二人で作業をしてるような気持ちで。
「はい、結構近かったですねっ。
ほぁ? ひょぅう!?」
抱っこされて、ジャンプして、柔らかく地面に。
突然なことも有るし、なんだかよくわからない気持ちで、心臓ばっくんばっくん。お顔まっかっか。
「は、はひ……
い、いそぎましょ、う」
まっかっかの覚束ない足で、二人で一緒にあるこうって。
でも、抱っこのドキドキはなかなか抜けない。
■セツ > 「お酒をもって知らない場所に出かければ、最高ってわけだ。
貴方のおかげで、最高の過ごし方が思いついたよ。
僕はセツ。基本的にそこらの酒の匂いのするところによくいるよ。」
「さあさ、急いだ急いだ。
塀のぼりは、衛兵に見つかったら面倒だ。」
ウィンクをぱちり。さ、どうぞ、と手を握って、引いてあげて。
真っ赤になっていることは分かっていても、まあ、そういうこともあるさ、とあんまり気にした様子もない細かいことは気にしない系お姉さん。
やあ、これはある意味深夜に攫っているみたいだぞ、なんて思いつつも口にはせずに、お店の扉を開けるのだろう。
奇異の目で見られながらも、特に気にしたことも無く。
今日のお酒はまだまだ尽きそうにない。
■リッカ > 「お、お水もちゃんと持って行って下さいね……?
へう。そんな、えと、えと…… ……えへへ♪
僕はリッカ! ……えと。……? そこらじゅうにいます!」
「はいっ。衛兵さんはー、真面目すぎるとちょっと嫌ー」
ウィンク。一度もらったものなのに、もう一度貰った今は、なんだかドキドキする。
あわあわしながら、手を引かれて。全然気にした様子もないし、これで普通だし別になにも気にすることは……ない?
男の子の教育には、あんまり良くない距離感と王子様っぷりなお姉さん。
深夜の闇に、ちびっこが手を引かれて消えていく。でもこの王都では、ごくごく健全な夕食。
……ともいかず、視線はやっぱり変な感じ。でも、ご飯はたべたいし
セツさんはお酒を飲めればとっても幸せな夜なのだ。
いつまで飲むのやら?
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリッカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に夏虎さんが現れました。
■夏虎 > 王都の夜に一際ぎらぎら輝く娼館街。今頃、正午を回った頃はまだ大人しいが人気はそれなりで、出勤してくる派手あるいは扇情的な格好の女やら、お気にが身請けされたか金がなくって袖にされたか肩を落とす男やら反対にスキップでも踏みそうな男やらが行き交って、或いは道行く人をこそ目当てな客引きや露天商の客引きの声で賑わっている。
其処な一角の建物から出てくる桃髪が娼館主と一言二言交わし、通りへ出る。
「次は一月後と……さて……」
精力剤に媚薬に避妊薬や生理痛鎮痛剤などなど卸してきた。『夏天的药店』出張宅配である。
鞄に仕込んだ在庫も凡そ捌けて軽くなっそれを肩に引っ掛け、
手帳を開くと筆で次の来訪と次の卸し量をさらっと走り書き。
「……仕事してる気ぃするわ……」
普段、露天を開いていると売れるのが果実類ばっかりなのでこうして薬屋として働くのがもはや新鮮まである。
この新鮮さもまたひと月後までお預けな無常さからはあえて目を逸らし手帳からも目を離し通りに目を向け歩く。
ここからはフリーだがさてどうするか。
「ぁ。飯」
そういえばまだだった。美味しそうなもん無いかな~と露天を時折覗いて。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアルテミィさんが現れました。
■アルテミィ > 普段あまり足を運ばない貧民地区。
そこにわざわざ来たということは…まぁそういうこと。
正直少し身体が疼いてしまっているのです。
「ん……。」
はたはたとはためくスカートの裾に頬をうっすらと赤らめつつ、
きょろきょろとあたりを見渡し続ける。
途中で道で開いている露店を見ていると、自然とぼんやりする時間も増える物。
ぼんやりしている間は前も後ろも注意がおざなりになっているもの。
そのまま少女は同じように露店を覗く男性と曲がり角でかち合ってどんっ、とぶつかってしまいそうだ…。
■夏虎 >
なにこれ、クレー……プ……おかずクレープ……!?
と、物珍しいものを見つけて、店主に聞いてみると、
バナナや生クリームではなくウィンナーや卵が包まれた其れ。
一つ買って食べてみたらこれがまた中々に新鮮な食べ心地だ、
舌鼓を打ちつつ今度はあっち次はこっちと目線が目移り……
していたら、注意が疎かになってしまっていたらしい。
「お、っと! 失礼、ぁー。ご同胞。大丈夫かな?」
どんっ。と、曲がり角から不意に出てきた少女とぶつかった。不意にぶつかって一歩もたたらを踏む事もなかったが、逆にぶつかった方を大層跳ね飛ばしてしまうかもしれずに咄嗟に手を伸ばして手首でも掴もうか。彼女も跳ねなければ代わりに、親指を折りたたんで眼前に持ち上げると異国式だが謝罪の形を手で取って。
赤色の瞳を向ければ、顔に覚えはないが黒い髪や装束にはある、
恐らく同郷だろうと見立てて謝罪は口にもしながら声を掛けた。
■アルテミィ > ごはんものやおかずもの、デザートも立ち並ぶ露店の中、
なぜおまえがここにいると言いたくなる大人の玩具屋や怪しげな薬屋。
様々な露店が立ち並ぶその通りの中、時折見受けられるグロテスクな玩具に、
お相手が見つからなければこういうので慰めるしかないか…、
と邪な考え事をしていたら…。
「きゃっ…。」
どんっ、と曲がり角を曲がろうとしたところで自分より大きな影にぶつかった。
思い切り跳ね飛ばされた身体だが、手首を取られれば辛うじてその場に尻もちを搗くことは無く。
衝撃に身構えるようにきゅっと目をつむっていたのを恐る恐る開いて男性を見上げた。
「……あ、ありがとうございます。
お陰様で大丈夫です…。
同胞…?ということはシェンヤンの…?」
男性を見上げてぺこんと小さく頭を下げる。
そして続く言葉には小さく首をかしげる。
男性のピンク色の髪、これは一度見たら間違えないだろう。
少なくとも見覚えのある相手ではないが、同胞という言葉には、
同じシェンヤンの出身者かなと。
■夏虎 > さすがは貧民地区、さすがの娼館街、ご飯ものや甘味にちょくちょく紛れる怪しい屋台。
平民地区にも無いことは無いだろうが此処ほど堂々とはしていない節操のない軒並びもまた面白い。
足繁くは通っていない物珍しさに飯を抜いたせいの空腹と空きっ腹のおかずクレープ、に、
色々気を取られすぎて普段ならば避けれたのだろうが今はぶつかってしまった。
これで跳ね飛ばしまでしたらゲザる覚悟もちょっと決めたが何とか間に合って、ほっと一息。
「いえいえ、どういたしまして。ごめんね、余所見してて」
ぐいと掴んだ手を引っ張れば彼女は小柄だがそれにしたって軽々と崩れた姿勢を引っ張り立たせ。
改め、手を離してから親指を折りたたんで四指立てての謝罪の意を示し、下がる頭にも遠慮して。
「そ。ハハ。見えないだろうけど北方人だよ。夏虎です、よしなに……
て、あ、邪魔しちゃったかな。どこかに向かわれる途中で?」
桃色の髪に赤い瞳は、王国人でもそう頻繁には見掛けない色合いだろう。疑念はご尤も、と、頷けば、名乗りを一つ。名乗りそのものは変わらず王国語のままだが名前の響きに発音の仕方はシェンヤン出身者らしい滑らかさがあり、此れで証明になるだろうか。
……つい自己紹介も初めてしまったが、ふと彼女の邪魔になってやしないかと気付いて、人通りの邪魔にもなっているし、角に身を寄せて道を開けておく。
■アルテミィ > 貧民地区故と言ってしまえばそれまでである。
平民地区でもあったことはあったが、確かにここまで堂々とはしていなかった。
「い、いえ、私の方こそ考え事してたので…。
お怪我ありませんか?お召し物汚したりとか…。」
男性の手が少女の手を引けば、ひょい、と簡単に体制を立て直す。
見た目によらず?と言ってしまえば失礼だが、男性らしく逞しい身体をしているらしい。
そんな男性の謝罪の言葉にはふるふると小さく首を左右に振った。
元々を言えば自分が邪な考え事をしていたのも原因の一つなので。
「夏さん……、私はアルテミィです。
あ、いえ、その……えっと……。」
まさかまぐわう相手を探してました、とははっきり言えず。
ぽっと顔を赤らめて目線を逸らしてしまう。
とりあえず男性が角に身を寄せるのを見ればこちらも同じように移動し、
道行く人々の邪魔にならないようにしていたが…。
その時。
だだだだっ!と通りを駆け抜けていく…いわゆる悪ガキ。
その手がばさぁっ、と少女のスカートをまくり上げた。
そうなれば男性の目の前には少女の無毛の縦筋が綺麗に晒されることだろう。
「………。」
唐突なことで声も上がらず、少女はぽかんとした表情。
その後、一気に首まで真っ赤に染まった。
■夏虎 >
「そんなそんな。ぱっと避けれんこっちが、っふふ、うん、止めよか。
ぁ。全然支障ないから大丈夫」
私が俺がと謝罪合戦になりそうな気配に笑気を零すと、お互い様って事で、と謝罪の手をゆるり一振りして。
ぱっと見は細く見えるが実は中身は結構な体躯のぱっと見でもわかる高い腰に手を当てて肩を竦めて見せた。
「アルテミィさん。綺麗な名前だね?
羨ましい。ご覧下さい、俺なんかこの面で『虎』よ……」
孔雀とはいわんまでも白鳥とかいやそれだと姓か……?
云々ぼやきながらクレープの包み紙をくしゃり丸めて鞄にぽい、顎に手を当てたりしたものだが。
彼女の顔が赤らみ、一緒に雑談でもしてくれるのか一緒に角に寄ってきたのに首を傾げて、
娼館のほうに客としてかキャストとしてか用があるのかとも思ったが問うもどうかと悩んだ思考が途切れる。
ばさぁっと。
翻ったスカートと。綺麗な肌色につるんと魅惑的に綴じた割れ目に目が向いて。
「ゲザる覚悟は出来てる。ご馳走様です」
まじまじと、まじまじすぎるぐらい、スカートが元の位置に戻るまで視線は釘付け。スカートが元の位置に戻ってから改め、さきほど以上にそれはもう熟れた林檎かトマトかといった有様になっている彼女の顔へ視線を戻してから真顔で頷き一つ。それから、なんでノーパンなのかとかそれは置いとき、ガン見した詫びだ、膝を追って土下座の準備。
■アルテミィ > 「……ふふ、そうですね…。
本当ですか…?それなら良いのですが…。」
謝罪合戦を先んじて止めてくれた男性にふにゃりと笑みを浮かべて、コクンと小さく頷いた。
そしてこちらはいたって見た目通り、ちょっと背は高めだが細身の身体に見合う小さな手を胸の前で組んで。
「あ、ありがとうございます…。
でも素敵なお名前だと思いますよ、夏も、虎さんも、私大好きです。」
クスクスと微笑みを浮かべつつ、男性の言葉には緩く答えた。
夏も好きだし、動物の虎さんも好きだと、これがフォローの言葉になるかはわからないが。
どうしようか、せっかくお話しできている相手に、妙なことを言うのもどうかと思うし…。
かといって一緒に角の方に寄った手前、ごまかすのも変な感じだと思っていた矢先。
「おおお。」「なんだ露出狂か。」「サービスいいねぇ姉ちゃん。」と、露店を開いている男たちの声が遠くに聞こえる。
呆然とした少女の表情から、予想外のことだったことは窺い知れるだろう。
そしてスカートが元の位置に戻った後、静かに少女の両手がスカートの裾を抑えた。
「あ、あ……いや、その…妙なものをお見せして…。
やっ…!!!!そ、その、趣味って言うか…いや、趣味じゃなくて…!!!」
周りからの視線を浴びて、少女の瞳にはみるみるうちに涙がたまっていく。
首まで真っ赤に染まったまま、恐る恐るという様子で男性を見上げると、
その膝がおられるのを見て慌てて両手を離して押しとどめようとしている。
■夏虎 > 綺麗とも言えるし可愛いとも言える器量にふにゃりと浮かぶ柔らかい笑みや仕草が愛らしさを際立てる。態々名前も褒めてくれて性格も良いように見える。……客の方か? ……嬢の方なら今から指名しちゃいたいぞこれは……何て、彼女の目的も定かでないが彼女への見当やら何やらが、翻ったものと翻った先にあるもので根刮ぎ吹っ飛んだ。
遠くからの野次に、内心それはもう首振り人形の如くだが、同時に罪悪感も凄まじい勢いで襲ってくる。
泣いちゃってる……!!!
眦に浮かんだ涙が今にも溢れ出しそうな勢いの様相。
地面を陥没させる勢いで頭打ち付けるのも辞さない、
覚悟だったが。
彼女の頭にそんな勢いの頭をぶつける訳にもいかず押し留められれば止まった。
彼女の手や腕が体躯へ触れれば鍛え上げてあるのが分かる胸板の分厚さや肩の盛り上がりが、張り詰めて凹凸を作り上げている感触がニット越しに伝わるだろうか。
「大変結構なお手前で。あ、俺の後にはあすこの(野次飛ばした奴ら)も軒並みゲザを……。
……趣味? え、趣味?」
聞こえてきた単語に二度見どころか三度見ぐらいする。彼女と下肢とを行ったり来たりを三度ほど。更にその後ちらりと衆目の方へと一瞥くれて、考え込むような間が数秒あったが。
内緒話。と、いった具合に、土下座は留めて折れかけた膝は直すが代わりに腰を折って手を立てると彼女の耳元に唇近付けて。
「じっくり見たいんだけど。二人っきりで独占させてくれると尚嬉しい」
ぼそり、彼女に聞こえる程度の小声で嘯いた。
■アルテミィ > ふにゃりと浮かんだ笑顔も、さすがに現在の恥ずかしい状況に涙を滲ませてきゅっと眉尻を下げてしまう。
周りからのヤジにビクリと肩を揺らす。
ノーパンで歩いていたのは事実だし、実際それで興奮していたのも事実。
周りの男性たちは、「じゃあ俺が。」「いや俺が。」とばかりに少女に近づいて来ようとするものの、
その前に一緒に居る男性の出方を伺っている様子。
もしかしたら待ち合わせていたのかもしれない、という僅かな可能性を考えているのだろう。
「………あ…。」
知らぬうちに、とろ…、と恥部から愛液があふれ出て膝まで垂れてくる。
見られている…、見られている…、恥ずかしい姿を見られている。
それを改めて自覚すればジュンジュンと恥部は愛液を次から次へとにじませていく。
「………あ、あ……いいんです…。
しゅ、趣味っていうか…その、えっと、だから…。」
掌に触れた男性の逞しい体躯を感じて、ドキン、と胸を高鳴らせる。
そして口走ってしまった己の性癖に、男性の視線が顔と下肢を行ったり来たりすれば…。
「んっ……。」
もじもじ、と恥ずかしそうに身じろいだ。
けれども、耳たぶに寄せられた男性の唇が囁きを零せば、ビク…と小さく身体を跳ねさせ。
「………い、いいん、ですか…?」
ぽぽぽ、と真っ赤に染まりながら、男性のニットをぎゅっと握りしめ。
■夏虎 > 当人達の認識はとまれ周りから見たらば知人友人セフレあれこれ知古には見えるのかもしれない。男は気軽であるし女は物腰柔らかく互いに人見知りしない性質なもので親しげに見えるのかもしれない。彼女のスカートから垂れてくるものも目立っては歓声すら上がりそうな、いや実際歓声も上がるし、そろそろ傍に居る男なんて差し置いて取り合いの喧嘩すら勃発しそうな様相にさえなりつつある所……
水差すよう、待ち合わせですが? 何てさも当たり前の顔を浮かべ。
彼女の手がニットを握ったのを見てからだが……
ふっ♡ と真っ赤な耳に吐息を掛けて悪戯。
「いいんですよ、ぜひお願いしたい。
決まりでいいよね?」
悪戯っ気たっぷりに八重歯をちら見せさせる笑みを口の端に浮かべて、
周りに見せ付けていますと言わんばかりに馴れ馴れしく腕を回せば肩も抱いてしまおうか。
「アルテミィさん、このまま放っておくとあっち行きになりそうだしぃ~。
こんな可愛い子あんなおっさん連中にやるぐらいなら俺が貰うよ、そりゃ」
二人っきりになれる場所行こ。と、そのまま、肩を抱く腕も手も軽く引いて。
■アルテミィ > この時にこの男性がいてくれてよかった。
そうでなければあっという間に男たちの手によって物陰に連れ込まれていたことだろう。
…いや、結果として少女はそれが目的だったのだけど。
とろ…、と伝ってくる愛液の感触にまた顔を真っ赤に染め上げて、
周りの男たちの刺すような視線に耐えながらきゅっと男性のニットを握り締める。
そのまま、ふっ♡と吐息を吹きかけられれば、ひくん、と膝から力が抜けて甘く絶頂を味わい。
「ぁんっ……。
っは、はい……連れて行ってください…。」
ぎゅ、と抱き寄せられる肩をそのままに、寄り添うように男性と一緒に歩き出すだろう。
言葉の通り、二人きりになれる場所へ向かって…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から夏虎さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアルテミィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にクレイグさんが現れました。
■クレイグ > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にイェフィムさんが現れました。
■クレイグ > 先日知り合った少女のいる酒場、今日は最初から店のマスターへ金を払って。
また破落戸に絡まれている少女を再び指定し、破落戸には酒を奢っておいてから。
少女と共に衝立の裏へ入り込む、相変わらず破落戸などで騒がしいが逆に余程大声で無ければ喧騒に紛れそうで。
そんな状況の中、腰につけていた小袋をテーブルの上に置き、マントを椅子に掛けてから腰を下ろす。
「この間は、流れでああなってすまなかったな。
今日はこの間の約束通りに、と思ってな」
先日と同じ給仕服姿の少女を手招きし、今日も隣へ座るよう促す。
その時に、くくっと喉奥を鳴らしながら楽しそうに告げて。
少女が隣へ座れば、まずは酌をとコップを取って頼み。
「可愛い子に酌をして貰うと安酒も美味いからな…そういや、イェフィムは酒は飲まないのか?」
ふと気になったことをといかける。
今日は助けるための流れではなく、最初から少女目的、けれどまずは軽い会話からと思ってか、そんな問いかけを投げる。
とはいえ、思い切り見える膝から下や、少女の体に対して、あいも割らず遠慮も無い視線を向けてじっとみて。
■イェフィム > 相も変わらず少女は絡まれていた。
少女のスカートをまくり上げようと絡んでいた男に酒が振る舞われ、
男性の逞しい腕に引かれるがままに衝立の影へと消えていく二人。
そんな少女を見てチッと小さく舌打ちをする女給仕をよそに、
羨ましい限りだとばかりに二人を見つめる男たちの視線を背中に受けて。
「…い、いえ、俺の方こそ結局助けてもらってばっかりで…。
ん、……今日もありがとうございます、…おかげで助かりました。」
スカートの裾を抑えながらぺこりと一礼すると、先日と同じように男性の隣に腰を下ろす。
先日のことを思い出したのか、かぁ、と白い頬を薄く染めながら、
酒瓶を手に持ってそっと男性のコップに酒を注いで…。
「か、可愛くない…です。
ん、と…、飲むには飲みますけど、さすがに今は仕事中だし…。」
今日は約束した通り。
マスターもそのつもりでこの場所を貸しているのだろう。
思い切り注がれている視線にもじもじと太腿をこすり合わせつつ、
男性の問いにはなれない口調で答えて。
■クレイグ > 少女の細身の体を包む給仕服、それ自体はいい仕事だと個人的には思う。
すらりとした長身故足も長く、膝丈のスカートはその足が綺麗に見えて。
歩く度揺れるスカートの内側が気になるのは破落戸でなくても当然。
さらに言えば、少女が恥ずかしがるからこそ、余計に絡まれるのだろうと、判っても教えはしないのだが。
「あれくらいならなんてことも無いって。
酒でおとなしくいなる相手なら、楽なもんだ」
スカートの裾を抑え、礼を言う少女に手をひらひらと振る。
例としては悪いが、あれがゴブリンなどなら酒で方は付かないのだ。
そう言う思考になるのは冒険者だからか。
コップに注がれた酒を飲みつつ、そんな益体も無い思考を走らせ。
「この間もいったけど、そこは平行線だろうな、だからここまでにしとこう。
そっか、それじゃ今度は一緒に飲むのも良いかもな…で、約束一個目からいこうか?」
約束というより、男が勝手に言い切った事だが。
少女にいいながら、そっと硬そうな指を伸ばすと、その指で少女の胸元を指し示す。
いこうか、という問いかけながら、脱げという指示や命令に近く少女には聞こえるかもしれない。
■イェフィム > 給仕服を可愛らしいとは思う、思うが…。
それを自分が身に纏っているというのが落ち着かない。
ひらひらとした短いスカートなんて、これで世の女性が冷静に歩いていることが信じられないくらいだ。
そんな姿が男の劣情を煽っていることなんて少女は知らない、知らぬ方がいい。
「……そう、ですね。
ふは……、確かに、おとなしくならない相手じゃどうしようもないし。」
例として挙げるのも当たっているかわからないが、義両親も酒程度でなびく人物じゃない。
それをわかっているからこそ、男性の言葉には緩く笑みを浮かべた。
こぽこぽ…、と酒を注ぐ音が静かに響き、それを煽る男を見つめる。
そして…。
「は、はい。
…………ん。」
約束、という言葉に少女の頬は更に赤みを増す。
そして指さされた先を見れば…、ゆっくりと少女の指先がボタンを一つずつ外し、
ブラウスのボタンがすべて外されれば下着を着けていない小振りな乳房がぽろりと露になるだろう。
■クレイグ > 「そういうう事だ。
其処ら辺は人でも魔族でも変わらない気がするな、話が通じるのと通じないので大違いだ」
魔物だけでなく魔族など他の異種族でも、ある程度似た価値観の相手なら楽んだがと苦笑し。
小女に緩い笑みをみながら、覚えもありそうだなと頭の隅で考える。
注がれるとそれを煽り、喉を通し胃へ落とす。
此方の言葉に少女がブラウスのボタンをはずしていく。
ゆっくりと恥ずかしそ言うなその様子が、男の嗜虐心を小さく刺激することに気づいていないのだろう。
露わになった小さな乳房と、淡いピンクの尖端を見て、ごくりと酒ではなく唾を飲み込んで。
「いいな、綺麗な色だし…手の中に隠せそうだ」
片手で片側の胸を覆うと、掌で撫でる様に乳首を転がし、
反対の胸に対し、少女に見せつける様に、ゆっくりと顔を近づけて。
赤い舌を伸ばし、舌の先で此方は乳輪を舐めていく。
■イェフィム > 「さすがというか…。
いろいろと考え至る部分はあるかな…。」
うん、と小さく頷いた。
似たり寄ったりな相手ならば、異種族でも話が通じることもあるだろう。
逆も然り、ということだろうかと、少女も少しは思い至る部分は合った。
グラスが空になるのを見れば、こぷこぷ…、とまたお酒を注いでいたが、その酒瓶をいったんテーブルに置いた。
プチプチ…、とボタンを外す小さな音。
何も身に着けていない乳房は不安定に小さく揺れて、頂はすでにピンと芯を持っている。
露になった乳房を、乳首を、まじまじと見られれば、恥じらいの表情を濃くして。
「んっ、ふ……。
…ッ!……っひゃ…ぁ…。」
男性の大きな掌にすっぽり収まってしまうような小さな乳房。
その頂がころころと撫で付けられるように愛撫されればぶるっと背筋を震わせ、
もう片方の乳房にこれ見よがしに顔を近づけられ、舌先が乳輪を舐め始めれば、
思わず上ずった声が漏れてしまい、自らの右手で口元を覆って。
■クレイグ > 「イェフィムの倍近く生きてるだろうからな、経験は色々あるぞ。
同じ人でも話が通じないのはいくらでいるもんだ」
少女の年齢は聞いてないが20行っているかとみて、自分が40近いならほぼ半分だ。
その経験の中では、どうしようもなく話が通じないくせに、仕事ができる相手などいくらでもいたなと呟き。
自分の指示に少女が酒瓶を置く音が衝立の内に響く。
曝け出された少女の小ぶりな乳房。
遠慮なくじっと見尾た後で、小さく頷く。
少女の顔が羞恥に染まれば、男の方は興奮を増して。
「…イェフィム、ここもう硬いんだけど、それは期待からか、それとも見られ恥ずかしかったのか?
どっちにしても、エッチな反応だよな、それ」
掌で転がすのを止めると、指を一本立てる。
小ぶり否胸の周囲を硬い指先で撫で、そのまま螺旋を描くよう内側に先端に向けて、指先を動かし。
最後は先端をピンっと軽くはじく。
舌を押しつけた側は、しつこく乳輪を舐めつつ、少女を見上げて。
その視線は、この先をしてほしいなら、と問いかけているようにも見えるだろう。
■イェフィム > 「ふふ、…おじさんくさい言い方。
クレイグさん、まだまだ現役でしょ。
…うん、まぁ、俺でもそれくらいはわかるからね…。」
男性の年齢は知らないが、確かにそれくらいの差はあるだろうと思うが、
その言い方があまりにもおじさんくさかったものでつい軽口をたたいてしまう。
男性の経験から見れば自分の経験はまだまだ子供のそれだろうけれども。
ぷる…、と控えめに震える乳房をじっくりと見つめられ、
じわりと下腹部が熱く疼き始めるのを感じた。
男性の視線を感じる中、すぐそばから聞こえる生活音に恥じらいは昂る。
「…っ、だ、って……っひ…。
クレイグさん…が、そんな見るから…ぁ…。
っきゃ……!!!っぁ……んんん……、んっ…。」
ぴ、と立てられた一本の指。
その指が胸の周辺を撫で、そのまま先端へと指先が動いていき、
先端をピンっ、と軽く弾かれれば、抑え込んだ手の下で小さく声が漏れていく。
ちゅる、ちゅる…、と乳輪を舐めまわす姿を見せつけられ、
それでいてそれ以上の刺激はくれない。
そのもどかしさに腰が震え始めて…。
「っく…、れいぐ、さ…。
……も、もっとぉ……、んっ、もっと…えっちなこと…シて…。」
震える手の下で甘い声を漏らしつつ、何とか途切れ途切れにおねだりの言葉を。
■クレイグ > 「十分おじさんだろ、中年だぞ?
確かに現役だわな」
自分も判ると言った少女に、頷きだけを返す。
そして、事実中年なのは確かだからこそ、其処はネタにできるわけで。
軽口を叩く少女に笑みを向け。
「俺が見てるだけでも、気持ちよくなってるのか。
そんな可愛い声。、あげて…ほんとにえっちだな」
小ぶりとはいえしっかりと柔らかな乳房を指先でなぞる。
先端を弾いたときの少女の声に、
さらに先を求める少女の言葉に意地悪そうな笑みを浮かべ。
「そっか、もっちえっちなことして、気持ちよくなりたい、と」
震える腰を抱きしめ、少女の求めのままに乳輪から乳首へ舌を移動させる。
ん、ちゅ、と大きな口で乳輪ごと吸い上げると、小さな乳首をあむっと甘く噛んで見せる。
■イェフィム > 「んっ……、おじさんなのに…えっち…。」
中年をネタにする男性を見れば、少しカッコイイと思う気持ちもあり。
次第に気持ちよくなっていく身体では軽口も叩けなくなっていくが。
「んっふ……はぁ…ぁっ…。
だ、…ってぇ…、んくっ…。
ひゃ、ぁふ……んっ、んっ…。」
乳房を指先でなぞられ、先端を弾かれる快感に少女の腰は震える。
男性の逞しい腕に抱かれる快感を知っているからこそ、
少女の身体はもっと先の快感を求めて止まなかった。
「…んっ、きゃ……ん!!!
っく……、ふぅ、っは……っぁ……ッひ!!!」
ぐ、と男性の逞しい腕に抱かれる。
そのまま乳輪から乳首に舌先が移動され、
ん、ちゅ、と、乳輪ごと吸い上げられれば淡い色の乳首は赤みを帯びて、
甘く噛まれるたびにギシギシと椅子を軋ませてジワリと涙を滲ませ。
■クレイグ > エッチという言葉に、くくっと喉奥での笑いで返事をし。
口数が減って、漏れてるのが喘ぎや強請りが増える少女にさらに興奮し。
「だって、て言ってもな、イェフィムがエッチな事は変わらないぞ?
さっきから、甘い声上げて俺を誘ってるじゃないか」
あがる甘いい声に、今度は先端を指先でコリコリと摘まんで。
薄い胸に顔を埋めて、胸を吸い上げる。
「ん…ちゅ…あむ。
これで約束はたせた、な…っん」
少女の腰を抱える。
大の男が少女の胸に顔を埋める姿は一種背徳的で。
少女のあげる甘い声に合わせて、甘噛みした乳首に舌を押し付ける。
座った椅子のほうから漂う少女の香り、それに気づけばもう片手をスカートの中へ手をのばす。
■イェフィム > くく、と喉の奥で笑う様子にぽぽぽ、と顔を赤らめ、
段々とまともにしゃべることもままならなくなってくれば、
もじもじと太腿をこすり合わせながら恨めし気に男性を見て。
「ゃん…!!!
っきゃ、ぁふ……。
ふぅ、ん、っぁ…っひゃ、くぅ…―――!!!」
きゅんきゅんと甘く切なげな声を上げながら、
男性の指先がコリコリと乳首を摘まみ上げ、
胸を吸い上げられればぶるっと腰を震わせて甘イキをあじわってしまい…。
「っゃ、ぁ……ぁっ!!!
ま、待っ……きゃっ!!!」
甘噛みの後に舌が押し付けられれば気持ちよさそうな甘い声。
男性が少女の胸に埋まり、甘くそれでいて強く刺激を繰り返せば、
ピクンピクンとつま先をピン、と伸ばしてしまった。
そうしているうちに男性の指先がスカートの中へ延びれば、
ジュン…、と先ほどの甘イキですっかり濡れそぼってしまった恥部に男性の指先が触れるだろう…。
■クレイグ > 赤く染まる少女の頬、朱が差して恥ずかしそうな様子にさらに昂っていく。
少女が吐きだす甘い吐息を聞きながら、可愛い反応を見せる少女に更に責めを重ねようと。
「まだ序の口だぞ、イェフィム。
さいごまで、、もつか、な?」
コリコリと転がした乳首を、指先で軽く潰す。
先端が指から抜ける様に、そのまま引っ張っていけば、するっと指の間から乳首が抜ける。
「ちゅ、れろ…ま、って?
って、何をまつんだ」
少女の言葉に問い返しつつ。
唾液で濡らし、完全に立ち上がった乳首から顔を離す。
スカートの内に伸ばした手に、すでに縫えている恥部を確認すれば楽しそうに笑って。
腰に回していた片手でテーブルの上に置いた小袋から、何かを取りだすとテーブルの上にとん、とんとおいて。
そのナニカを準備した後で、少女の耳元に今度はキスだな、と囁いて。
顔を上げて、少女お顔と近づけ、少女に見える様に舌を伸ばして。
■イェフィム > 男性がさらに昂っているだなんて察せぬまま、
ピクンピクンと身体を跳ねさせるたびに椅子を軋ませる。
なんとか大声を出すことだけは右手で遮っているが…。
「んっ…んっ…、っひ…。
っきゃ、ぁ、ぁぁ………ッ!!!!」
転がされる乳首は赤みを増して、指先で軽く押しつぶされればヒクンと喉を反らした。
きゅうう……、と軽く乳首を引っ張られたりと、愛撫を繰り返されれば、いよいよ声が抑えられなくなってきて。
「っひん…っゃ、ぁ…!!!
こ、声、…出ちゃ……ひゃっ…!!!」
男性の言葉にもじもじと太腿をこすり合わせながら、
ジュン…、とすっかり濡れそぼった恥部を抑えるようにスカートの上を抑えた。
そして腰に回していた手が何やらテーブルの上に置いた小袋から何かを取り出せば首を傾げ。
「??…ん、ぁ、…む。」
その何かを見ようとしたものの、耳元に囁かれた言葉に、
目元を赤く染めながら男性の舌先を迎え入れるように唇を薄く開いて寄せていき。
■クレイグ > 小さいながらキチンと主張する先端。
指先で転がし、潰し、引っ張って。
その後は乳房を再び掌で覆って、ゆっくりと撫で擦る。
「なるほど、でもイェフィム、此処でやめると…お前さんが疼きが止まないだろ?
それに俺もここでやめるとな、流石につらいんだが」
声が出えるという答えに少女と自分の為にという屁理屈を言って止める様子は無く。
スカートの上から押さえられた恥部、濡れた事を確認したので、一旦そこは止め。
「あっちは、後でだ…ん」
視線が送られたことに気づくが、それは後でと言って。
少女の唇の内へ舌を差し込んで。
舌を絡め、少女の舌を自分の方へひくと、その舌を唇で扱く。
ナニカを置いた手は少女の頭に回され、やさしく頭を撫でて、口づけを深くしていく。
■イェフィム > 小さくも、ツン、と控えめに主張する先端を、
男性の太く逞しく硬い指先が愛撫してくれば、
少女の細い身体はぴくぴくと震える。
そのまま大きな掌が乳房を覆って撫でさすられれば、
ドキドキと高鳴る鼓動が伝わることだろう。
「っ…!!そ、そうだけ…ど……。
っくひ……っきゃ、ぁふ、ぁ、ぁん……。」
声が出ちゃうという言葉に対して、
屁理屈が返されてしまえば、それに反論できない。
変なところで素直な性格をしているようだ。
ぐちゅ…、と直接濡れた感触を伝える恥部。
今日も履いてない…ということは伝わることだろう。
「……んっ、ぁふ…。」
唇の内側に男性の舌先が入り込んでくれば、
此方からも舌を伸ばして、小さな舌で必死に口づけに応える。
ちゅくちゅく…、と甘く、濡れた音をさせながら口づけを深くされれば、
とろん、と瞳は蕩けるような色を帯びて…。
■クレイグ > 掌を押し返す先端の感覚。
それを楽しむように、掌で撫で擦り、摘まみと変化をつける。
びくびくと震える少女のからだと、高鳴る鼓動。
それらを感じつつ、意地悪そうな笑みを浮かべる。
「そういうわけで、続行、だ」
少女の言葉が止まり、漏れるのは喘ぎ声。
少女が自分で押した恥部から小さく響く水音を聞いて。
そういえば今日もはいてなかったなと、少女に聞こえる様な声で呟いて。
「ちゅ…あいかわ、らず…きもち、いいな…口の中、犯すから、な」
一度唇を離す、この間の様に口内を蹂躙するという宣言。
それは直ぐに実行される、少女の舌を伝い舌の根をなぞり。
少女の歯茎を、つーっと舐めあげ…舌を伸ばし頬の裏を突き、口蓋に舌先を押し付ける。
互いの唾液を混ぜあい、交換して飲みこみ、飲み込ませていく。
■イェフィム > ぷっくりとした乳首を摘ままれ、撫で擦られ、
ヒクヒクっ、と身体を跳ねさせるたびに爪先が床を叩く。
意地悪そうな笑みを浮かべる男性に、ゾクリ、と背筋を粟立たせて。
「……っ、きゃ……ッや、ゃ…!!!
っひ、ひんっ……、っ、くぅん…!!!」
履いてないことを改めて男性の声で囁かれれば、
恥ずかしそうにスカートの裾を抑えてしまう。
けれども、それによって余計にくちゅ…、と、
音が響いてくれば耳まで真っ赤になって。
「んっ、んっ…ちゅ、ふ…。
ぁむ……んぁ、ぁぁ、……あ。
……っぅ……ん、……ぁふ……。」
くちゅ、といったん唇が離れれば、二人の間を銀色の糸が繋ぐ。
そして宣言はすぐに実行された、くちゅくちゅ…、と濡れた音が激しく響きだす。
コクン、コクン、と、唾液を飲み下しながら、腰を揺らす。
そうすると、くちゅ、くちゅ…、と、恥部が直接椅子にこすれて仄かな刺激を与えてくるようで…。
■クレイグ > 「小ぶりだけど、敏感な胸だな…個人的にはかなり好みだぞ。イェフィム」
触れれば漏れる甘い声、男性にすればそれは気分を高め、自信を持たせる反応。
小ぶりな方が敏感とも聞くがと少し考えて。
小女が抑える事で、くちゅりという音が二人には聞こえる。
耳まで赤くなった少女の頭を撫で。
「は、ん…ちゅ…あむ。
ん…ん…ん、ぅ」」
銀色の橋ができ、それを吸い上げながら。
少女の口内を蹂躙する。
口内で男のしたが触れてない場所は無くなって。
揺れる腰に合わせて、いやらしい音が聞こえてくれば。
「そろそろ。いれる、か?
おれも、こうだし、な」
顔を離し、端的にそう問いかける。
言葉は端的だが、少女が股間を抑える手を取って、自分の股間へ引っ張る。
ズボンの内で先日の硬さを思わせる程に怒張いている事が、少女には判るだろう。
■イェフィム > 「んっ……うぅ…、どうせ小さいし……きゃんっ!!!」
触れられるたびに甘い声が漏れ、ピクン、と背筋を反らす。
小ささを指摘されたようで恥ずかしそうに目線を逸らした。
くちゅり…、と抑えた恥部から厭らしい音が響き、
少女は自分でも止められない様子でコスコスと割れ目を椅子に擦り付け。
「…っは、はぁっ…。
ぁむ……ふぁっ…くちゅ…んむ…。」
ちゅる、と銀色の橋を吸い上げられ、
口内を蹂躙される感覚にゾクゾクと背筋を震わせ。
ぬちゅ、ぬりゅ、と、響く音に鼓膜すらも犯されている様子で。
「はぁっ……っは、ぁ。
……ッ…、……ん、入れて…ください…。」
ちゅぱ…、と顔が離れていけば少し名残惜し気な顔をするも、
すぐに自分の手を取られて男性の股間に導かれれば指先が熱を持った塊に触れる。
その怒張に貫かれればどれだけ気持ちいいか、既に知っている少女は、コクン…と小さく頷いて。
■クレイグ > 「サイズより感度だと思うけどな、俺は好きだぞイェフィムのおっぱい」
小さい事を気にしてるらしい少女に、くくっと喉奥で笑う。
視線を逸らす様子に、嗜虐心が刺激される。
衝立の内に響く水音と、少女が自分の割れ目を擦り付けている事に気づきつつ自由にさせて。
「は…ん…。
ちゅる、あむ…」
暫くは互いの息と、少女の喘ぎ声と水音が響き。
口内を犯していくのは、男にも興奮を与える。
「それじゃ、イェフィム…今日はこうな。
で、其処に置いたのに触れて魔力込めてくれるか」
怒張に触れ、頷いた少女。
その体を先日の様に持ち上げる、ただし今回は背面座位の恰好。
そうすると少女の前に男が置いた何かが目に入る、目のような模様のついた何か。
それに触れる様に促しつつ、小袋からさらに取り出すのは、イヤリングにしか見えない何か。
けれど、それを少女の胸につければ、ローターと同じように振動して。
そうしながら、少女の恥部にズボンから出したペニスの尖端を擦り付け。
愛液を全体に塗し、少女の動きを少し待ち受ける。
■イェフィム > 「むう……。
んく…ッ、ふぁ、はぁ、……んっ…。」
喉の奥で笑われれば頬を赤らめて少しむくれる。
けれども悪びれる様子のない男性から目線を逸らせば、
くちゅくちゅ…、と甘い刺激しか来ない自慰行為に、
物足りなさそうな声を漏らしてしまい…。
「はふ…、はふ…。
んっ……ふ、はぁ……。」
口内を犯されながら男性の衣服に縋り付き、
甘い吐息を零してはとろんと蕩けだした瞳に男性を映し。
「ひゃっ…!!!
わ、わかった……ッぁぁぁああん!!!!」
ひょい、と軽々と身体を持ち上げられれば、
少女は足を開いて恥ずかしい格好を晒す。
そして目の前には何やら…、目のような模様の付いた何か。
それに触れるように促されれば、言われた通りに手に取り魔力を注ぎ始める。
が、それとは別に両方の乳首にイヤリング状の何かを着けられれば、
ブブブブ、と震え出した振動に思わず大きな声が上がってしまって。
思い切り身体をのけぞらせながら少女の腰は前後に揺れ、
愛液がトロトロにあふれ出て…。
■クレイグ > 少女が物足りなそうに自分でも割れ目を椅子へこすりつける、
甘い声を上げているその様子に、意地悪そうな笑みを浮かべ。
「は、はっ…イェフィム」
縋りつく少女の口から舌を引き抜いて。
互いの吐息を混ぜ合わせる。
「準備よさそうだ、な。
胸のはおまけだ、それもプレゼンとするからな」
少女の体を持ち上げ、自分の腰の上に下ろす。
魔力が込められた目の模様のついた何かは薄く光る。
同時に、男が置いたもう一個の何かも光ると、其処から衝立に少女と男の姿が映されて。
「それな、目の前で起きてることを、向こうのに写すんだと。
詳しい理論はしらないけどな、魔力こめれば数時間は持つって話だ。
こうしてみた事は、あるかいイェフィム?」
これはある意味で辺りの部類、本来の用途は監視用なのだろう。
けれど写せる範囲が狭く、スイッチも無い事から粗悪品扱いだったらしい。
今見えるのは、少女を足の上にのせ、スカートの内を擦る二人の姿。
愛液を塗した、ペニスを少女の恥部へ挿入していけば、その様子が衝立に映る。
■イェフィム > すりすりと割れ目を椅子に擦り付ければ、次第にその音もぬちゃ、ぬちゃ、と水気を帯びていく。
「はぁ…ん……。」
蕩け気味の甘い吐息を交じり合わせ、
既にイきそうでイけない絶妙なラインを行き来している。
「んんんんんんっ!!!
っひゃ、っぁああ…!!!
ゃんっ、これ、キちゃ…っぁ――――――!!!」
ずちゅっ…!!!
男性の逞しく屹立したペニスが入り込んでくる。
それだけで少女の身体はあっという間に高められ、ぴゅくん、と愛液を迸らせて絶頂に達して。
「っは、ふう……っぇ!?」
ふう、ふう、と荒く息を吐いていたところで、目の前にあるものが映し出している物に目を丸くする。
そこには、衝立に映し出される自分と男性の痴態…。
「な、な、な、…なっ…!?
っひゃ、あ、あっ、あるわけない…きゃうんっ!!!」
本来の用途からはかけ離れた使用のされ方をしている道具。
目の前に映る卑猥な姿に目を白黒させながら、恥ずかしすぎるとばかりに少女は首を左右に振り。
■クレイグ > 蕩け気味な甘い息を吐く少女。
少しの刺激で絶頂しそうであり。
「イェフィムのなかは、相変わらず狭いな、でも気持ちいい、ぞ。
んっ…まったく、先に勝手にいったのか?」
ぐちゅり、と音を立ててペニスが膣をかき分ける。
男の興奮は高まっている為、最初から硬く太く勃起していて。
それが入った瞬間の絶頂に責める様に囁いて。
「めずらしい、だろ…人のを見る機会はあっても、自分のってはな」
驚く少女の耳を甘く食み、目の前の状況が今起きてる事だと伝える。
いま映っているのは…まだ、上半身をはだけた少女と、その後ろの男の姿だけ。
「ほら、ちゃんと見てみろ、イェフィムのエッチな姿。
乳首にニップルリングつけて、俺に貫かれて、愛液こぼしてる…で、此処を、自分でするか、おれがするか、どうする?」
片手で少女のお腹を抱え、片手が少女のスカートへ延びる。
其処をまくれば、男の怒張で貫かれた自分の恥部を見る事になると知らせるように。
そして其処をめくる事を自身でするか、男がするか、そんな決断を問いかける。
声の響きは意地悪な響き、いつも以上に嗜虐心が高まっているからか、普段より意地悪に聞こえたかもしれない。
■イェフィム > 少しの刺激で絶頂しそうな身体には、
その刺激はあまりに強すぎた。
貫かれた刺激に、ビクンビクンッ、
と爪先まで電流が走ったように身もだえて。
「はぁっ、はぁっ、っぁーーーー……。
……っぁん、やぅ、っくうんっ!!!
ひ、や、……ごめっ、ごめんなさいぃ…。」
先ほどまでとは違う、ぐちゅりぐちゅりと、膣襞をかき分ける音。
硬く、太く、そして熱いペニスが根元まで入り込んできて、
耳元に囁かれる責め立てる言葉に、ポロリ、と涙を溢れさせ。
「や、だ、だめっ、だめぇぇ!!!
見ちゃダメ、こんなのダメぇぇぇ!!!」
甘く耳を食まれて、ピクン、と腰を震わせながらも、
目の前の自分の痴態に真っ赤になって顔を背けようとする。
「だ、だめぇぇ……。
お、俺のえっちなとこ、みちゃだめ…。
やだぁぁ、恥ずかしい……ッ、ふぁっ、ぁ、ぁ、ぁ、見ないで…ッ!!!」
男性の片手がお腹を抱えれば、そこがキュン、と疼く。
そして残った手がスカートへと伸びてくれば…。
自分の今の恥ずかしい姿を余すところなく見ることになる。
そうわかっているのに、自分の手がひとりでにスカートに伸び、
ぴらっ、とスカートの裾をまくり上げた。
そうすれば、後は想像通り、ぱっくりと開いた割れ目が怒張に貫かれている恥ずかしい姿がさらされる。