2023/11/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシェティさんが現れました。
シェティ > 王都の貧民地区に在る決して大きくは無い通りの一角。
人の往来も疎らなその通りを進めば目に映るのは、道の端に広げられた敷物や木造りの簡素な屋台。
その上には様々な品々が所狭しと並べられ、時折其れらを物色する客の姿も見られれば、小規模ながらも露店の体を成して居た。

「――――………………。」

侍女風貌の女はそうした様子を傍目に一瞥し、時折足を止めては少し離れた場所から見遣りながら、通りの中を進んでいた。
少し離れた場所に在る表通りならばいざ知らず、人気の少ないこの通りは素人目から見ても露店を開くには不向き。
にも拘らず敢えてこの場所を選んでいるのは、人目に付き難い方が都合の良い理由があるのだろう。
例えば流通経路を表沙汰に出来ない品か、或いは取引自体が禁止されている非合法の品。
露店に並べられた商品の内どの程度が其れに該当するのか、侍女風貌の女には判らなかったが―――。

シェティ > 刹那、何気なく通り過ぎようとした露店の店主から掛けられた呼び止める声にふと足を止めて。
曰く、この国では滅多に手に入らない魔法具や呪物が手に入ったと云う相手の言葉を話半分に聞きながら、陳列された商品を見遣る。
無造作に並べられ、決して安くは無い価格の値札が掛けられた其れらの一部は確かに、この国では稀少な品であったのかも知れない。
されど、侍女風貌の女の国――魔族の国に於いては大それた価値を持たない、ごくありふれた品に過ぎなかった。

「―――生憎、其方の品は間に合っておりますが………此方は?」

逆に、女が興味を示した風に指し示しながら尋ねかけたのは其れらとは別の品。
掛けられた値札の数字は先程の品々と比べ一つか二つ桁が少なく、然程価値のある品とは見做されていない様子であったが、
魔族の国――少なくとも侍女風貌の女にとっては初めて目にする品だった。
見た所、他と同様魔法具の一種のようだったが、どの様な品なのでしょうか――と、女は目の前の露天商へと問い掛ける。

シェティ > 露天商の説明に耳を傾けた限り、其れ自体は取り立てて有用な品と云う訳でも無ければ、後ろ暗い品と云う訳でも無い。
恐らくは、初めに彼が薦めた魔法具や呪物のついで程度に陳列した商品であるのだろう。
されど、魔族の国では余り見掛けない品である事には違いなく、今回の主への手土産としては丁度良いくらいだろう―――。

そう判断すると侍女風貌の女は商品に掛けられた値札に等しいだけの硬貨を差し出し、手に取った其れを懐へと仕舞い込む。
最後に目の前の露天商へと軽く頭を垂れて礼をして見せたのを最後に、その姿は通りの更に奥へと消えて行くのだった………。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシェティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にイェフィムさんが現れました。
イェフィム > 日も傾いた頃、少女は一人酒場の扉をくぐった。
そしてカウンター席に腰を下ろすと、安いエールを注文し、
それが出てくるまでの間は片隅の窓から外を見やっていた。

「……。」

そうしているうちに注文した品が出てくれば、小さく「ん。」と声を漏らす。
そして一気にぐい…とそれを煽れば、周り腹は「お。」と、声が上がる。
見るからに若い少女が酒を一気に煽る姿に、「いいぞー。」と囃し立てる声が上がり。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にアーテルさんが現れました。
アーテル > 貧民地区での仕事帰り、酒場で食事をとることにした。
特に何も考えずに入った店が妙に盛り上がっている。
何事かと様子を伺えば、どうやら女性が勢いよく酒を煽っている様子。

盛り上がりの中心にいる相手はどんな人かと見てみれば、見たことのある顔だ。

銀髪が特徴的で、前に出会った時も貧民地区だったなと思い出す。
さて、向こうは一人のようだが。
俺は店員にワインとつまみを頼んでから、小さく手を振って見せた。
気づくだろうか。

イェフィム > ぐびぐび…。
酒を煽る姿は幼げな顔立ちには反するものだったのだろう、
中には「大丈夫か?」と伺う声もあったが…。

そんな中、ギィ、と酒場の扉が開きそちらをちらりと見やる。

すると、そこにはとてもじゃないが思い出したくない、
恥ずかしいことをした相手が立っていた。
小さく手を振られれば、かぁ、と顔を赤らめさせて、
こちらも小さく手を振り返す。
その様子を見て、「なんだ?」と周囲の男たちはざわめきだす。

アーテル > お、振りかえしてきた。
どうやら覚えてる様だ。
俺は店員が持ってきたワインとつまみを手にすると、少女の近くの席に移ることにした。

「久しぶりだな。
冒険者よりも冒険者らしい飲み方してるけど、そんな強かったのか。」

どうやら周りの客たちは知り合いって程でもない様子。
目立つのはちょっと嫌だが、折角だし隣で飲むくらいはしてもいいだろう。

イェフィム > 男性がこちらの席に移ってくれば、
少しだけ慌てたようにきょどきょどとあちこちを見て、
また男性を見やる。

「……ひ、さしぶり…。
 …いや、強さは普通だと思うケド…。」

もごもご、と口ごもる。
周りは可能なら声をかけようとしていたのか、
「なんだ男連れか。」とばかりに離れていく。

「アーテルさんは…強いの?」

うっすら赤くなった顔でこてんと小首をかしげる。

アーテル > なんだか反応がおかしいな。
視線が定まってないし、急に動揺してる。

「普通か。
普通って言うのに限って強かったりするんだよな。」

口籠っている少女の隣でグラスを傾け、笑みを浮かべる。
今日は少女の新たな一面を知れた気がする。
ちなみに周りの客たちは俺の存在に気付き、離れて行った。

「強いというか…体質的にあまり酔ったりすることがないな。
だから酒は安いのを多少嗜む程度だ。
そっちはどうなんだ?
結構ぐいぐい行ってたけど、なんかあったのか?」

イェフィム > もじもじ…、と小さく下半身を気にするように身じろぐ。
そりゃそうだ、あんな変態的な性癖を晒した相手に、
普通と同じように接するだなんて無理に決まってる。

「んっ……と。
 いや、その、えっと…。」

かつん、とグラスを傾けつつ、もごもごと口ごもる。
男性の姿を見て離れていった男たちの中には、
それでもまだ…なんとか、という期待を込めてこちらを見ている男もいるが。

「……そういうのを強い、っていうんじゃないの?
 俺は…まぁ、家の付き合いで多少高い酒を飲むこともあるけど。
 高けりゃいい酒ってわけじゃないし。
 こういうところでぐいぐい行く酒の方が旨いこともあるよ。」

アーテル > 「おいおい、大丈夫か?」

急に大人しくなったというか、潮らしくなったというか。
もじもじしている少女の顔を覗く。
ふと、足元を気にしてるように見えた。
なるほど…どうやら先日の一件を思い出しているのか。

「強いと言えば強いのか。
でも酔わないからあまり酒のありがたみを感じなくてな。
なるほど、そっちこそだいぶ強そうじゃないか。

その様子だと今日は一人か?
例の親御さんとも別行動って所か。」

気楽に酒を飲んでいるとなると、そういうことだろう。

イェフィム > 「だ、大丈夫だから……。」

恥じらいの様子を見せつつ、
きゅ、と下腹部を抑えだす。
あの日のことを思い出すだけで下腹部が熱くなるのを、
なんとか理性という留め金で抑えつけている状態で。

「……いや…。
 でも酔っぱらうからアーテルさんほどじゃないよ。
 
 …う、いや、その、えっと…。
 変な事したら…、変なことさせられるから…あの…。」

今日は大人しくしている下腹部の紋様。
それがいつ疼きだしてもおかしくないことは伝えておき。

アーテル > 「とても大丈夫な人の反応じゃないぞ。」

こっちに気付く迄のたくましい姿とは随分と様子が違うので、面白くなってしまう。
俺はグラスを持ったまま、肘で少女の肩を揺さぶってみた。
よほど先日の事が印象に残ってるらしい。
俺もあの時は久しぶりに楽しませてもらった。

「俺ほどじゃないにしても、楽しそうに飲んでたな。
俺は正直、そこまで楽しめないから羨ましいよ。

ああ、近くにいなくても影響は常にあるんだったな。」

流石に飲んでる最中は影響ないと思いたいが。
この様子だとちょっとしたことで活発化しそうでもある。

「まあ、あの時は凄く楽しかったな。
今の借りた猫みたいな状態も見てて面白いけどな。」

イェフィム > 「あう…ひゃっ…。」

きゅん♡と疼く子宮。
これは義両親気づき始めていると思わされて、
恥ずかしさから肩を揺さぶられるだけでピクン、と肩を大きく揺らした。

「んっく……。
 あ、あの、その…。
 あんまり、触らないでもらえると…ぁっ…。」

そう言い始めた少女の指先が、
する、と自身のズボンの前へと移動する。
カチャリ…、と静かな音を立ててベルトを外し始めれば、
周り男たちの目線もそこに移動する。

「あ、あ、あ、……ッ。
 や、そんなこと、言わないで…。」

ジジ……、と音を立てて少女のズボンの前が寛げられる。
恥ずかしいのに止まらない。

アーテル > 肩に触れただけで甘い声が聞こえてくる。
肘なら大丈夫だろうと思っていたのだが、そうでもないようだ。

「あ~、悪い。
まさか肘が触れた程度でそうなるとは思えなかったのでな。」

随分と敏感だなと驚きつつも謝意を述べた。
…おいおいおい。
ここ、店だぞ。
なに普通にベルトを外してるんだ。

「ここ、店なんだけど…。
その、そのまま続けるのか?」

この子の身体の良さは以前じっくり堪能したので良く知っている。
だからか、俺は驚きながらも視線を外せなかった。
食事をとりに来たはずが、すっかり手を止めてしまう。

イェフィム > ピクン、ピクン、と小さく震える肩。
おそらく下腹部には紋様が浮かんでいるのだろう。
少女にもそれはうかがい知れることで…。

「あ…っ…。
 いや、俺の方こそ失礼…ッや、見るな…っ!!!」

カチャカチャ。
音を立てて外されるベルト、そして晒される下腹部。
するり…、と、下ろされていくズボン。
周りの男たちは、「おお…。」と、声を上げ、
中にはすでに股間にテントを張っている者もいるようで。

「っや、止めて、止めてッ…。
 違う、これは違う……ッ、やだ……。」

見られたい気持ちは…ある。
その性癖がある、それは違いない。
けれども、意識がある状態ですとん、
とズボンが下ろされ白いパンティが露になれば…。
その恥ずかしさに首まで真っ赤に染めて涙目になってしまう。

アーテル > (部屋移動)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からアーテルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からイェフィムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヴィルナさんが現れました。