2023/11/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にイェフィムさんが現れました。
イェフィム > 冷たい風の中を薄手のドレスのみを身にまとった少女が歩いていく。
そして酒場の扉を開き、中に入っていく。
正直に言って不釣り合いな恰好な少女が一人入ってきたわけで、
周りからは刺すような視線を感じるが、少女はきゅっと唇を噛み、
ゆっくりとした足取りで片隅にあるテーブル席に腰を下ろし。

「………。」

そして給仕の少年にメニューを指さし、酒と簡単なつまみを注文すると、ふ…と小さく息をつく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にチーリンさんが現れました。
チーリン >  
日が暮れるまで道に迷った挙句、腹を空かせての酒場入り。
とりあえず食べるものを、と頼んでいたら、後からやってきたのは随分と綺麗な女性で。

「おやおや。
 随分と寒そうなお姿ですが、平気なのですか?」

のんびりとした足取りでカウンターからテーブル席までやってくると、ごく自然に向かい側へと座った。
 

イェフィム > 少女の顔は、一言で言えば真っ赤に染まっていた。
どこか落ち着きのない様子で、もじもじと身じろぐその肌も。
それでも顔を伏せることは無く、小さな胸を張っているその頂は…、
薄手のドレスの胸元を押し上げ、うっすらとその色を透かしている。
周りの男たちは最初こそドレスの柄かと思っていたようだが、
少女の落ち着きのなさを伺っていて、次第に「おい…。」とその胸もとに視線を釘付けにさせ始めて。

「んっ…。」

少女はそんな周囲の視線を浴びてか、さらに顔を赤らめて。

「あ、えっ…。」

突如かけられた声に驚きを隠せない様子で、少年とも少女とも見えるその子供?を見つめた。
ごく自然に向かい側に座った相手をぼんやりと見つめ…。

「…す、……少し寒いですが、…だ、だいじょうぶ…です…。」

少年?少女?の言葉に何とか答えたものの、恥ずかしさから視線を泳がせて。

チーリン >  
「それはそれは。
 いけませんよ、女性が身体を冷やしては」

そういいながら、椅子を降りながら自身の上着を脱ぐと、あなたの隣まで行って上着を羽織らせるでしょう。

「それに、そのような状態では危険ですよ。
 災いのにおいがします。
 なにか、善くないモノに晒されましたか?」

なにが女性を苦しめているかはわからないが、あまり変わらない表情でも、気遣うような口調でたずねるだろう。

もしかすると、少年が近づけばあなたの呪いの効力が多少弱まるかもしれない。
少年のもつ力は、災いを遠ざける性質を持っているため、効果が及ぶのなら、でしょうけれど。
 

イェフィム > 「んっ…あ、ありがとう…ございます。」

パサリと肩に羽織らせてもらった上着。
寒さが和らぎ、周囲からは「もったいねぇ。」と呟く声が聞こえた。

「……ッ、だ、だいじょうぶ。
 その…、…あ、あれ……?」

ジンジンと熱を持つ身体はいつもよりは楽になった。
下半身はいまだに疼いているものの、それも多少は楽なようで。

だがその分…、身体を蝕む呪いの力が少し和らいだ分、
薄手のドレスしか身にまとっていない恥じらいの気持ちがじわじわとこみあげてきて。
ぎゅう、と相手に羽織らせてもらった上着を慌てて胸元を隠すようにして着させていただく。

「…す、すみません、ありがとうございます…。」

もじもじと膝頭をこすり合わせ、所在なさげにしながらぺこりと頭を下げた。

チーリン >  
「いえいえ。
 ぼくはなにも……ああ、お隣よろしいですか?」

小声で、近くにいた方がよさそうですし、と声をかけ、椅子を並べるだろう。

「この国の女性は、随分と苦労をされるのですねえ。
 あなたもどうやら、苦労されているようですし。
 よかったら、お手を。
 気休めのようなものですが、少しは好くなるかもしれません」

隣でうっすらと微笑んで、あなたに小さな手を差し出した。
手もまた中性的で、どちらとも取れるような細さ白さで柔な手でしょう。
 

イェフィム > 「……は、はい…、どうぞ…。」

小声で声をかけられれば、コクン、と小さく頷いた。
少年か少女かわからないが、とにかくこの子のおかげだということだけはわかった様子で。

「……い、いや…。
 男女問わずって場合もありますので…。
 ……すみません、ありがとう…ございます。
 よかったら、今日の分は俺に持たせてください…、ほんのお礼ですので。」

小さな手に自分の手を重ねれば、ふう、とまた一つ息をつく。
どこか熱っぽく、艶っぽいそれに、周囲の男はゴクリと喉を鳴らして。

「そ、それじゃあ、何か注文してください。」

年下に見えそうだがどこか落ち着いた雰囲気のあなたに、
少し恥ずかしそうに少女はメニューを見せる。

チーリン >  
「それはまたなんとも。
 いえいえ、僕はたまたま居合わせただけです。
 お気にされませんよう」

それにお金はそれなりにありますから、と目じりを緩ませ。
そこに、すでに注文していた食事が届く。
パンと暖かいスープだ。

「僕にもこちらの女性と同じお酒を。
 ……色っぽいというのでしょうか。
 お嬢さんはとても魅力的に映りますねえ」

あなたと手を重ねたまま、のんびりとした様子で片手でパンを頬張る。
劣情の視線にさらされた経験の多いあなたならわかるでしょう、少年は言葉のわりに欲情している様子がないと。

「折角ですし、お嬢さんのお名前を聞いてもいいですか?
 僕はチーリンと申します。
 こちらの国には、伴侶となってくださる方を探しに来ました」

そうやはりのんびりとした調子で自己紹介をするだろう。
 

イェフィム > 「……でも…。」

上着も借りて、呪いの力を和らげてもらって、
何から何まで世話になってばかりなのに…、と。
もごもごと口ごもりながらも何かさせていただけないかと。

「……ッ、そ、そんな冗談を…。」

手を重ねたままで真っ赤になると顔を俯かせる。
そこに先ほどの給仕の少年がやってきて、注文した酒と摘まみを置いていく。
ちらちら、と二人の様子を見る少年の目には劣情の色が宿っていたが、
すぐ隣の少年(…と今は判断することにした)からはその色が感じられず、少し不思議そうにしたものの。

「……俺は、イェフィムです。
 はんりょ…、伴侶を、それはまた。
 …年若そうに見えますが、実は結構年上だったりしますか…?」

そう呟き、お酒を一口ちびりと飲む。

チーリン >  
「いいのですよ。
 こういった出会いもまた縁といいましょう。
 おやおや。
 そうして恥じらわれると、今度は可愛らしいですねえ。
 気丈でもあり、艶もあり、可愛らしくもあるとは。
 女性の魅力に恵まれておりますねえ」

にこにこと、少し垂れた細い目を向けてしみじみとした様子であっさりとそんな事を言ってしまう。

「イェフィムさんですね。
 うーん僕ですか。
 いくつにみえますかねえ?」

などと、自分に指差して訊ねてみるでしょう。
とはいえ、見た目では少年か少女にしかみえないのですが。
 

イェフィム > 「…うう。
 だ、だから、そんな…。」

ぼぼぼ、と顔に火が付いたように熱い。
いろんな恥じらいが混ざり合って、顔だけじゃなく身体まで真っ赤になってしまいそうだ。

「…少なくとも、俺より年下に見えます。」

でも、違うんだろうな…。
そう思いながらむむむ、と眉間に皺を寄せて少年?の顔を覗き込む。

「…チーリンさん、ちょっと俺のことからかってません…?」

良い様に言いくるめられている気がして、ぽつりとつぶやきつつ、
少しすねたようにして酒を煽り始める。

チーリン >  
「あはは。
 イェフィムさんが可愛らしいので、ついつい。
 そうですねえ……」

少しぼんやりとした様子は、なにかを考えているのか。
ちょっとの間を置いてから。

「数を忘れる程度には生きていますねえ。
 それだからでしょうかねえ。
 ただただ生きるのも寂しくなってしまいまして。
 まだ長い余生を共にしてくれる方々を探しているのです。
 ……まあ早速先日、お断りされてしまいましたが」

正しくは何とか保留してもらえたのだが。

「イェフィムさんのような方も、とても好ましいのですが。
 いかがでしょうか、伴侶になってくださいませんか?」

などと、冗談や揶揄いの調子ではなく、真面目そうに首を傾げているあたり。
どうも価値観が一般的ではなさそうで。
 

イェフィム > 「……むぅ。」

みゅ、と眉間に皺を刻みながら少年を見つめる。
けれども、続く言葉には少し真面目な表情を浮かべ。
こく、こく、と小さく首を縦に振りながら聞いている。

…だが、最後に続いた軽いプロポーズにはふは、と笑ってしまい。

「…まぁ、そうなんだろうとは思いましたが…。
 なんていいますかね、俺たちとは価値観が少し違うんでしょうね。
 ……俺みたいなのを伴侶にしたら苦労しますよ、いろんな意味で。
 まず、俺が浮気性といいますか、一人じゃ満足しない身体ですから。」

そう言って、どこかかなり遠い場所を見つめるようにして呟く。
身体に刻まれた呪いにしても、自分の性格的にも、誰か一人の元にいるには少し奔放すぎるだろうと。

「あ、それともチーリンさんって一夫多妻…もしくは一妻多夫でもイイ人?」

チーリン >  
「そのようなのですよ。
 ……おやおや、そうなのですか」

一人じゃ満足しないという言葉に、そういう女性もいるのですねえ、と不思議そうな顔をするでしょう。

「そうですねえ、唯一の一人、と言うのも理解はできますが。
 僕はより多くの方を愛したいと思ってしまいます。
 もちろん、伴侶が同じように他の方を愛したとしても構いません。
 ……ただ、そこに順列を着けてしまうのは、どうにも。
 ですので、貴族のようには生きられそうにありません」

正室も側室も愛人もなく、同様に愛したいという、ともすれば随分と欲張りな事を言うが。
それもチーリンにとっては自然な事なのだろう。

「ですので、束縛はいたしませんし、奔放にしていただいてかまいません。
 そうですねえ……なにか試してくださって、僕を気に入ってくださいましたら、というのでも」

どうでしょうかねえ、となんとなく眠たげな笑みを向けながら訊ねます。
 

イェフィム > 「そういう人間もいますよ。
 まぁ、俺の場合はちょっと事情が違いますが。」

さす、と空いている手で下腹部をさする。
大分落ち着いているものの、おそらく少年の手を離せば疼きだす身体。
そんな身体の女性を娶りたいものだろうかと。

「ふむ…ふむ…。
 なるほどねぇ…。
 ある意味、欲張りなような、チーリンさんにとってはそれが自然なんだろうけど。」

でも…。

「少なくとも、会ったばっかで伴侶に…。
 って言われても、理解できない人も多いんじゃないかな。
 だから、何度か会ってみてからとか、身体の関係ができてから、とか…。」

そう、少女は「色々な形があるんじゃないかな。」と呟く。

チーリン >  
「欲張り、なんでしょうかねえ。
 やはり行き成り訊ねるものではないのですねえ。
 いやはや。
 勉強になります」

あなたの呟きに、ううん、と首を傾げて。

「しかし、身体からでもよいものなんですかねえ。
 女性はそういったものを嫌がると思っていましたが。
 イェフィムさんはそちらの方が、わかりやすいのでしょうか」

そうやはり未知なのでしょう、不思議そうに首を傾げながら訊ねました。
 

イェフィム > 「でも欲張りなのなんて人間も同じですけどね。
 いきなりだと、逆に身体や見た目が目当てだと思われたりしそうですが…。」

勉強になると言われれば、柔く苦笑を浮かべて、
ぐび、とまた酒を煽ってはふにゃりと笑い顔。

「この街じゃ珍しくないですよ。
 んっ…俺は…、まぁ、それもありかなと思ってる方です。
 なんだったら……試してみます?」

そう呟くと、つつ、と少年の手を自らのドレスのスカートの中へ導こうとしてみる。
もし少年が手を引かなければ、下着を身に着けていない下腹部がその指先に触れるだろうか。
そうしたらどう反応するかな、と思った気持ちもあり、少し酒で奔放になった気持ちもあり。

チーリン >  
「難しいですねえ。
 ううんそれは僕としても、不本意ですねえ」

正味な話、チーリンにとってただの性行為はあまり意味がないのである。
相手の内面、気というものの波長が合うかどうかが最も大きいのであり。
困ったように眉を顰めてしまうでしょう。

「そうなのですか、意外です。
 ……これはこれは。
 もう冷える時節ですし、よくありませんよ」

導かれるまま、指先で触れてみれば。
なんとも的外れな事を言い。

「そうですね。
 試して頂けるのなら、それもいいのかもしれません」

ふんわりと、目元を緩めた笑顔で、あなたを優しく見上げるでしょう。
 

イェフィム > 「難しいなら、学べばいいと思いますよ。
 それを教えてくれる人と、一緒に居たいと思うかもしれませんし。」

少年にとってそれがどういう意味を果たすのか、少女にはまだわからない。
ならば無理に、とは言えないのであるが…。

「……なん、か、俺の趣味見たく思われるのも…。」

少年の指先が割れ目に触れて、
それに的外れなことを言われれば、
少し目元を赤く染めて視線を背ける。
下着をつけていないのは義両親の指示なわけで…、
でも少年にとってはそれはうかがい知れないことだろうけど。

「んっ…、も、どういう意味なんだか…。」

恥ずかしそうに少年の手を離す。
そうすれば疼きが再び襲ってくるが、もうすでに恥ずかしいのだ。
ならばどっちにせよ恥ずかしいことには変わりないと太腿をこすり合わせ。

チーリン >  
「なるほど。
 イェフィムさんは柔軟ですね」

深く頷いて納得したのも束の間。
あなたの言葉に首を傾げて。

「違うのですか?」

これまた不思議そうにいうのだから、困ったもので。
とは言え、あなたがチーリンにとって好ましい人間である事に変わりはなく。

「そのままの意味です。
 よろしければ、試して頂いて……」

あなたの手を、今度は両手でそっと包むようにとり。

「イェフィムさんの事を、もっと教えてはくださいませんか?」

そう、まっ直ぐな誘い文句を告げてみるのでした。
 

イェフィム > 「柔軟っていうか、のらりくらりなだけですよ。」

少年の不思議そうな表情に、ぼ、と顔を真っ赤に染め。

「違うに決まって…!!!」

思わずその場に立ち上がりそうになって、
周囲から視線を浴びていることを思い出してもごもごと口ごもりながら、
しゅるるる…と小さくなっていく。

「……っ…、ま、まぁ、俺なんかで良ければ…。」

離した手を、今度は少年の両手が柔らかく包み込むようにとられ、
まっすぐな誘い文句を告げられれば断る言葉は出てこずに…。

チーリン >  
「ふふ。
 やはりイェフィムさんは可愛らしいですね」

ていこうがなければそっと、あなたの身体を抱き寄せようとするでしょう。
災いを避ける力が効果を現わしているのでしたら、触れ合う部分が増える程、影響を和らげる事でしょう。

「俺なんか、ではなく。
 イェフィムさんがいいのですよ?」

などと、あっさり当然でしょうとばかりに言うので。
恐らく天然なのかもしれません。
 

イェフィム > 「ぐう…。」

思わず両手で自分の顔を覆い隠す。
見られることも恥ずかしく思っているのだろう。
身体を抱き寄せられることに抵抗はせずに、
恥じらいの表情だけ浮かべてちらりと少年の顔を見つめ。

「………っも、そういう恥ずかしいこと…。」

天然なんだろうとわかったが、
それにしてもちょっと言いすぎだとばかりに少年の口をふさごうとする。

チーリン >  
「僕ははずかしくありませんが。
 イェフィムさんは恥ずかしいのですか?」

なぜだろう、と首を傾げて。

「折角の縁ですから。
 僕はあなたと、最大限に幸せな時間を分かち合いたいと思っています。
 ですから――むぐぐ」

などとさらに恥ずかしい台詞を続けそうになったところ、しっかりと口をふさがれるのでした。
それでも視線は柔らかく、楽し気で。
 

イェフィム > 「恥ずかしいに決まってるデショ…。」

真っ赤になったままで抱きしめられていれば、
むに、と小振りながらに柔らかい乳房が少年の胸に当たる。
もっともこれも少年にとっては恥ずかしくないのだろうけど。

「もぉ、いいですからっ!!!」

ぼぼぼ、と恥ずかしそうに身じろぎつつ、
少年の口をふさぎながら立ち上がる。

「ど、どうします、此処の二階使いますか?」

試す…、という言葉に、自分が試す側になるだなんて思ってもみなかったと思いつつ、少年に尋ねる。
少年の返答次第で、そのまま二階に上がって甘い時間を味わうのだろうと。
周りの男たちは二人の行方が気になっているようで聞き耳を立てているようだが…。

チーリン >  
「むぐむぐ」

柔らかな感触を感じれば、それはそれとして、しっかり堪能するのがチーリン流ではあるので。
これはこれで楽しんでいるようですが。

「ふは」

口を自由にしてもらうと、少し考えてから。

「いえ、でしたら良い宿に行きましょう。
 ここでは、観客がいらしてしまうかもしれませんから」

と、周りを見れば男客たちが一斉にそっぽを向くので、面白そうにくすくすと笑い。

「お手をどうぞ、お嬢さん。
 静かで安全なお宿を教えてください」

そう言って、あなたの手を引くように寄り添うでしょう。
 

イェフィム > 「……。」

ふにゅり、と、その頂の存在もしっかり少年の胸に伝わる。
それを見て少し羨ましそうな視線を向ける男もいるようだが…。

「………観…客…?」

と呟いたところで、周りの男たちがそっぽを向いた。
それを見て、改めて自分たちが注目を浴びていたことを思い出し、
真っ赤になって恥ずかしそうにドレスの裾を抑えなおした。

「……ん、はい…。」

恥じらいの表情を浮かべながらそっとその手を取って歩き出す。
酒場を出るとき、ひらり、と揺れるスカートの裾に不安そうな表情になりつつも、
少年と共にまだこの地区にしては安全な宿に向かって言ったことだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からチーリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からイェフィムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/」にチーリンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/」からチーリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/宿屋」にチーリンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/宿屋」にイェフィムさんが現れました。
チーリン >  
二人で寒さから逃げるように宿屋に入ると、興味深そうに宿の部屋を眺めてまわり。
設備もしっかりとした部屋は、貧民区にしては随分と良い作りのようで。

「これはよい部屋ですね。
 さすがはイェフィムさん、良い場所を子存じですねえ」

そう言いながら、あなたからそっと手を離すと、部屋を子供のようにあちこち歩き、きょろきょろと見まわし。
家具や装飾の位置をずらしたり、向きを変えるなどして忙しなくして。
暫くすると最後に、部屋の一角に小さい奇妙な動物の置物を置いて、ようやく落ち着いたように、ベッドに腰を下ろした。

「ふう、これで落ち着けますね」

言葉通り落ち着いたのか、くつろいでいるようにぼんやりと。
 

イェフィム > 少年に寄り添うようにして歩き、
まぁ、貧民地区にしてはつくりの良い宿へと案内する。
そこにたどり着けば一息。

「……どうも、です…。」

手が離れていけばジュンと疼く下腹部をおさえながら、
少年が少年らしく部屋のあちこちを見て回るのを見つめる。
戸棚を開けたりすれば所詮そこには大人の玩具みたいなものがあったりして、
あくまでもここは貧民地区であると少年に知らせるかもしれないが。
そしてしばらくして部屋の一角に奇妙な動物の置物を置くのを見れば小首をかしげ。

「……そうですね。
 …じゃ、どうします?俺、脱ぎますか?」

それともこのままシます…?と尋ねる

チーリン >  
「そうですねえ。
 イェフィムさんがその方がいいならですが。
 まあまあ、まずはこちらに。
 近くであなたを感じたいですから」

そうやってあなたを手招きして隣に誘うでしょう。

「それでいかがですか、“体調”の方は。
 多少は楽にして差し上げられたかとおもうのですが」

チーリンが最後に置物を置いたあたりから、あなたの疼きが和らぎつつあるでしょう。

「僕の体質と、得意な術を組み合わせましたので。
 あなたへの影響も、減ったと思うのですが」

そう言いつつ、あなたにまた手を差し出しながら。
 

イェフィム > 「………んっ。
 恥ずかしいこと言いますね…。」

手招きされれば少年の隣に歩み寄っていく。
スース―するスカートの中を感じれば、
自分のソコがすでにぐしょぐしょに濡れているのを悟って、
恥ずかしそうにもじもじと身じろぐ。

「………大丈夫ですが…。」

疼き自体は落ち着いている。
だが、恥じらいによる快感は否応なく少女の身体を苛んでいた。

「っは…はぁ…、ン…。
 そう、ですね…影響は減ってるんですが…。」

恥ずかしそうに胸元を隠している少女は、おずおずと差し出された手を取る。
そうすれば、ぽっちりと膨れて薄手のドレスを押し上げている乳首の存在が少年からは見えるだろう。

チーリン >  
「そうでしょうか?
 ああ……すみません、あなたと共にする時間に、余計な邪魔をされたくありませんでしたので。
 うっかり、焦らしてしまう事になりましたね」

チーリンの手が、あなたの頬を撫でるように伸びるでしょう。

「どうしましょうか。
 イェフィムさんは、どういった行為がお好みですか?
 その“災い”と関係ない、自然なあなたの姿を見せてください」

そう真っすぐに視線を合わせて、“どうしたいですか?”と訊ねるでしょう。
 

イェフィム > 「…んっ、ふ…。
 熱い……、です。
 ……も、焦らすのは、やめてくださいよ…。」

恥ずかしそうにもじもじしながら、
少年の手に頬を摺り寄せる。

「ッ……そ、それは…。
 …お、俺のこと…思い切り、イジメてください…。」

呪いと関係ない交わりなんて何年振りか。
少年の言葉にかぁっと顔を赤らめながら、
そっとドレスの裾を摘まんでたくし上げて、
既にぐしょぐしょに濡れた割れ目を晒してぽつりぽつりと答える。

チーリン >  
「おやおや。
 これはこれは、とても可愛らしいお願いですね」

あなたの頬を撫でながら、耳に触れて、その後ろ側まで擽る様に触れ、耳元に口を近づけて。

「とてもやらしい姿ですよ。
 羞恥でこんなに濡らしてしまったのですか?
 困ってしまいますねえ。
 素直でよい子ですと褒めてさしあげるべきか、やらしい悪い子ですねと叱ってさしあげるか……。
 あなたの好みは……」

そっとたくし上げられたドレスの下に手を伸ばして、太ももの内側を優しく撫でさすり。

「ああこれは。
 本当にやらしい子ですね、イェフィム?」

そう耳元にそっと囁いて、耳を撫でる手で柔らかく少女の耳朶を揉み。
 

イェフィム > 「んっ、んん……。」

頬と耳をすりすりと擽られればヒクヒクと身体が震える。
耳元に寄せられた口に、じわりと瞳に涙が浮かんで。

「……っ…は、はい。
 恥ずかしくて、それで…。
 んっく…い、いっぱい、イジメてください…。
 俺の恥ずかしいところ…、全部見て……。」

太腿の内側を優しく撫でさすられれば、
ぬちゃり、と少年の小さく細い指先をあふれ出た愛液が濡らしていく。
既に足首まで愛液で濡れて、びしょびしょになっていた。

「ぅぁぁあ……ッ!!!」

ふにふにと耳朶を揉まれれば、
たまらないとばかりに腰が震える。
その拍子に思わずスカートをたくし上げたままで床に座り込みそうになって…。

チーリン >  
「ふふふ。
 とても可愛らしいですよ、イェフィム。
 こんなにやらしいおねだりまでして、本当に悪い子ですね」

濡れた指先で内股を撫でながら、へたり込んでしまいそうになった身体を、頬から下ろした片手で軽々と支え。
そのままベッドの上にそっと寝かせるでしょう。

「さてさて。
 どうしましょうか……。
 こんなやらしい子にはお仕置きが必要だと思うのですが。
 あなたは、どこをどうされるのがお好きなのでしょうかねえ。
 ……この、いやらしく主張してる所など、でしょうか」

 そう言いながら、ドレスの上からピンと膨らんだ乳首の周囲を、円を描くように指先でなぞる。
 

イェフィム > 「んん……。
 や、やらしくなんて…。
 はぁ、んっ……ぁっ……。」

ぬちぬちと濡れた指先が内股を撫でる感触にビクビクと震え、
身体を支えられてベッドの上に寝かされてしまえばもじもじと太腿をこすり合わせる。
その間も、ドレスをたくし上げた手は下げられない。
今はもう義両親の指示は関係ない、少女の無意識の意思がそうさせていた。

「お、おしおき……。
 っや、おしおき…、いや…。
 そんな、恥ずかしい…。
 きゃぁぁっ……!!!!」

ドレスの上からもはっきりと位置を透かしている乳首の周囲をなぞられれば、
ビクビクっ…と布越しの甘い刺激に震える。

チーリン >  
「そうでしょうか。
 とってもやらしくて、可愛らしいですよ、イェフィム。
 でも、もっとやらしくなりたいのでしょう?」

頭を優しく撫でながら、ゆったりとした穏やかな声で、心を解きほぐすように問いかける。

「……おやおや。
 嫌でしたらやめましょうか。
 僕もあなたが嫌がる事をしたいわけではありませんしね」

そういうと、内股からも、頭を撫でていた手も離して、寝かせた隣に座って欠伸などまでしてしまう。

「どうしましょうか?
 僕はこのまま休んでしまってもいいのですが。
 ……続けてほしかったら、どうすればいいか、わかりますよね?」

そうこれまでと同じ穏やかな声で。
 

イェフィム > 「んっく…。
 う、うう…、や、可愛くない…から…。」

つるつるの割れ目を晒したままでふ、ふ、と小さく吐息を吐き出し。

「っや…!!!
 そ、れは、…いやぁ…。」

少年の手が離れていく。
僅かに与えられていた刺激が離れていく。
そのまま自分の隣に座ってあくびまでしている様子に明らかに少女には焦りの色が見え。

「…っく、うう…。
 っや、やめないで…。
 俺のこと、いっぱいイジメてください…。
 おれの…この、えっちなとこ…、チーリンさんので、イジメて…。」

ぷち、ぷち、と胸元のボタンを外し、
苺色の可愛らしい乳首を晒し、少年の下半身を跨ぐようにして座り込む。

チーリン >  
「やっぱりわるい子ですね、イェフィムは。
 自分から男性にまたがっておねだりしてしまうなんて。
 ですが、そんなところも、とても可愛らしいと思いますよ」

そう言いながら自ら晒してくれた、小さな苺色を両方指先でつまみ、優しく転がすように捏ねて。

「上手におねだり出来た子には、ご褒美です。
 ああでも、あなたにはもっと強くした方がいいのでしょうかね。
 ……ですが、物足りなくて震えるイェフィムも可愛いですし、どうしましょうかねえ」

と。
両手で優しく乳首を可愛がりながら、あなたの様子を愛おしそうに眺めて。
 

イェフィム > 「んきゃうっ…!!!
 っひゃ、あ、…わ、悪い子…。
 俺、悪い子だから……ッ、いっぱいお仕置き、してください…。」

きゅっと両方の苺色の突起を摘ままれれば、甘く高い声を上げた。
そのままころころと転がすように捏ねられれば、割れ目からはぽたぽたと愛液がしたたり落ちて。

「っぁ、んっ…!!!
 っひゃ、ああぁ…、き、気持ちぃ…。
 ちくび、きもちぃ、……ふぁぁ……。」

くにくにと乳首を両手で捏ねられながら見つめられて、
恥ずかしそうにくねくねと腰を揺らす。

チーリン >  
「おやおや。
 こんなにお漏らししてしまって、そんなに我慢させてしまいましたか?
 これはほんとにお仕置きが必要かもしれませんねえ」

くすくすと微笑みながら、目を細めて少女の痴態をじっくりと眺め。

「やっぱりお好きなんですねえ、ここ。
 いいですよ、続けてあげます。
 ですが……」

そのままゆっくりと、優しく乳首をこねながら、けれどものんびりとした口調で。

「僕はまだイェフィムの好きなところがよくわかりませんからねえ。
 自分で他の好きなところ、ちゃんとアピールできますよね?
 ほら、好きなところをしっかり自分で触って、僕に教えてください?」

あくまでも優しく、穏やかな口調で“お願い”するような命令。
逆らっても絶対に怒られないと確信出来てしまう命令だからこそ、少女の本心からの欲望がどこにあるか試すようで。
 

イェフィム > 「んっくぅうう…!!!
 だ、だって…、気持ちぃから…ッ!!!
 っひ、ゃ……ぅううう……。」

クスクスと微笑む様子を見て恥じらいに真っ赤に染まりながら。

「……んっく…ん。
 す、好きぃ…。
 乳首、チーリンさんにイジメてほしい…です…。」

こにゅりこにゅり。
少年の指が乳首を弄ぶならばポロリと涙を零しながら、
それでも恥ずかしくてたまらなそうにもじもじと身じろぐ。

「……ッ!!!
 そ、それは…っぁ、ぁっ…。
 っく、うううう、こ、ここ…これ…く、クリトリスが…好き、ですっ…。」

少年のお願いに、少女は抗えない。
少女の手は無垢そうな割れ目に伸び、クリトリスをコリ…と擦り上げる。
見られながら、自慰をするという状況に、恥ずかしくも気持ちよさそうに、
ぽたぽたと愛液を漏らしながら時折ビクンッ、と腰を跳ねさせて。

チーリン >  
「素直な子は好きですよ。
 もちろん、わるい子のイェフィムも、です」

真っ赤になった顔に、右手を乳首から離して、少女の頬に手を当てる。
恥じらう顔を背けられない様に、しっかりと自分の方へと向けて。

「ちゃんとこちらを見てください。
 僕の目を見て、しっかり意識してくださらないと。
 泣いてしまうほど気持ちいい、あなたの顔を好く見せてください」

零れた涙を親指でそっと拭い、それでもしっかりと自分の顔を見るように向けさせて。
ピンと立った乳首の周囲を左手で、左右交互に、乳輪をなぞる様に指先で撫でまわし。

「ああなるほど、そこでしたか。
 えらいですね、イェフィム。
 それじゃあ、そのまま達してみましょうか。
 できますよね、わるい子ですから」

羞恥に悶える表情から、淫らに自慰をする下半身をゆっくり交互に眺めて。
そのまま続けて、より羞恥心を刺激するような要求をするでしょう。
 

イェフィム > 「んふっ、んんんぅ…ッ。
 っは、ぁぁ…お、俺…悪い子…。」

次第に蕩けだした瞳。
その瞳に少年の姿が映る。
そっと前を向かされれば、恥じらいに真っ赤に染まった顔で少年を見つめ。

「んっ、んっ!!!
 わ、わかりまし…た…。
 チーリンさんも…俺のえっちなとこ、…み、…見てて…ください…。」

少年の言葉は一つ一つが強制的なものではない。
なのに、少年の言葉の言う通りにしかできない。
乳輪を左右交互に悪戯されれば、ヒクン、と時折喉を逸らして。

「ううう…ッ。
 く、クリトリス気持ちぃ…。
 俺のお豆さん…、膨らんで…っぁ、気持ちよくなってる…。

 っぁ、だめ、イ、く、イっちゃう、見られながらイっちゃ、ひゃ、ぁ――――――ッ!!!!」

恥ずかしい、恥ずかしい、今日会ったばかりの少年の目の前で自慰をして、
乳首を捏ねられて感じてしまっている。
その視線を下半身に感じれば指先は止まらず、
コリコリ、…クリッ、と、爪を立てて甘く絶頂を迎えた。
当然のように、ぷしゃっ、と愛液をシーツに噴き出しながら…。

チーリン >  
「ええ、ええ。
 しっかり見ていますよ。
 ですから、安心して気持ちよくなってくださいね」

瞳に涙を湛えて、一生懸命に羞恥に耐えながら辞意をする姿は、チーリンにとってはとても愛らしく。
少女の望む意地悪をしてあげたいと思いつつも、どうしても甘くなってしまう。

「ああでも、ふふ」

羞恥に晒されるだけでも、“本来の”少女にとっては相当なモノなのだとは掴めてきたような気がして。
少女がしっかりと、自分が達するところを見せつけて愛らしい声をあげれば、目を細めてゆるりと口元を緩め。

「ああ……とても可愛らしいですよ、イェフィム。
 ほら、どうぞいらっしゃい」

そう言いながら、腕を広げて、盛大に達した少女を胸元へ迎えようとする。
 

イェフィム > 「っく……。
 ふぁ…ぁ、きもちぃ…どうしよ…。
 俺…見られて気持ちよくなっちゃってる……ッきゃふ…!!!」

恥ずかしいのに、それが気持ちイイ。
少年の視線を全身に感じながら、気持ちよさそうに自慰をしてしまって。

「ふぇ……。
 っや、あ、ああぁぁ…。
 イ、イっちゃった……ぁ……。」

少年に見られながらイってしまった。
ノーパンノーブラで高ぶらされていた身体はあっという間に絶頂に。
ぴゅくぴゅくと愛液を噴き出しながらイってしまえば、はーっ、と大きく息をついて。

「………ぁぁ…。
 っぁ、ぁ………、俺、イっちゃ…った…。」

はぁはぁと大きく息をつきながら、導かれるままに少年の胸元に身体を寄せられる。
そうすれば、少年の身体にふにゅり、と柔らかい感触が伝わることだろう。

チーリン >  
「よくできましたね、イェフィム。
 とても可愛らしく、淫靡でしたよ」

そう言いながら、少女を優しく抱き留め。
その背中を労わる様に撫でさする。
絶頂の余韻に心地よく浸れるように、背筋を撫でて快感を長引かせるのは、少年の経験豊富さを感じさせるだろうか。

「あなたは柔らかくて暖かいですね。
 よくできました、えらいですよ。
 とってもいい子ですね……」

そして先ほどまでとは一転して、少女の背中と頭を撫でながら、耳元で優しくゆっくりとささやき。
いい子ですね、とくりかえし。

「いいんですよ、イェフィム。
 今のあなたは、邪魔されず、強制されず、自由です。
 あなたが本当にしたい事を、やりたいようにしていいんですよ」

だから沢山気持ちよくなって良いんです、と囁き。

「ああ……わかりますか?
 僕もあなたの愛らしい姿を見ていたら、たまらなくなってしまいました。
 ……イェフィム」

未だ余韻に瞳を濡らしている少女の顔を見つめて、愛おしそうに頭を撫で。

「僕に、あなたを愛させていただけますか?」

そう、真摯に静かな声で問いかけた。
 

イェフィム > 「ふぇ……っく…。
 お、おれ……ッ…ひゃんっ…!!!」

絶頂の余韻で、背中をさすられるだけで気持ちイイ…。
トロンと蕩けた瞳で、ピクンピクンと腰を震わせ、その都度愛液をぽた…と滴らせる。

「んっく、んっ…ふ…。
 ち、チーリン…さ……、っや、みちゃだめ…っや違…その…。」

でも見られたい、見られたい、見られるのが気持ちイイ…。
耳元で囁かれる言葉も気持ちよくて、ビク、と小さく震える。

「うっく…う、ううう…。
 でも、恥ずかしい…。
 恥ずかしい…のにぃ…。」

ヒクヒクと震える足の間の花びらは、今にも少年を求めて花開いてしまいそうだった。
はー、はー、と激しい吐息を吐き出しながら、震える指先はまだクリトリスを擦っている。

「………っぁ…。
 ……ん、……チーリンさん…俺のこと愛して…、おれの…その、ここ、…恥ずかしいとこ、思い切り愛して…。」

少女はそっと膝立ちになると、少年の目の前に無毛の割れ目を晒す。
そしてクリトリスを弄っていた指先を少しずらして、くぱぁ…、と糸を引かせながら割れ目を押し開いて見せ。

チーリン >  
少女の愛液でびっしょりと濡れたズボンの下は、しっかりと雄の象徴が屹立しており。
“愛して”と願う少女に微笑みかけ、下着ごと下ろすと、少年の体格らしい性器が血管を浮かび上がらせて上を向いていた。

「すみません、僕はそれほど立派なものを持っているわけではありませんから。
 ただ、その分、全身であなたを愛させていただきますね」

そう言いながら、少女の腰を両手で支えて。

「イェフィム、あなたが自分で挿れてくれますか?
 僕がしっかりと、あなたと繋がるところを見ていてあげますから」

そう言って、少女が集中できるように体をしっかりと両手で支えてあげて。
あらたなお願いを告げるのです。