2023/09/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、貧民地区、裏通りのどこか。
この王都にて、良く姿を見せる、異国風の狐の少女の姿があった。
その少女は神出鬼没、更には、気紛れな性格。
良い話も上がれば、悪い話も上がり。
襲っている話も聞ければ、襲われている話も聞ける。
その正体を確かめる為、捕獲依頼が出された時もあり。
ある時は逆に捕らえられたり、返り討ちにあったりと、手酷い目にあえば。
捕獲に成功をするも、あっさりと逃げられたりする時もある。

何がしたいのか、何を成したいのか。
その時その時に答えが変わる、捉えどころのない、掴みどころのない雲のような少女だ。

「いやはや、困った困った。
まったく、これはどうしたものじゃろうかのぅ」

そんな少女は、今、どこかにある行き止まりで足を留めていた。
追い駆けられ、追い詰められたのか。
何かしらの相手を、この場にまで誘導をしたのか。

ともかく、焦った様子もない、のんびりとした口調で呟き。
その行き止まりの壁の前、足を止めたまま、こつこつ、と壁を軽く小突いていた。

そろそろ、その相手も、こちらにやって来る頃か。
さて、どんな相手だろうか、と視線を向ける。
そんな少女の前、この行き止まりに到る曲がり角から、姿を現すのはどんな相手なのだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリュエールさんが現れました。
リュエール > 深夜を回りそうな時間。
複雑な隘路に、ピンクブロンドの長い髪がなびく。
旅用のローブの上からでもわかる凹凸の目立つ女の身体。
女旅人は、足鎧を鳴らしながら凛々しい表情を険しくして、眦を吊り上げながら貧民地区を巡っている。

「くそ、あの道はどこから────、こっちも違う」

とある路地を探しているが、この暗さではとうてい見つかりそうもない。
昼に出直せばいいものの、そうしないのは何か理由があるからなのか。
だとしても、女は颯爽と路地の合間を抜け、見た目の割には軽やかに夜を駆ける。
その路地で誰ぞと会うことがあるのかは、縁次第。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にコルボさんが現れました。