王都の周縁部分に位置する貧民地区。その名の通り、貧しい者が多く住む。
また、荒くれ者やごろつきなども多い。柄はよくない地区だ。
そのため治安は王都の中でも特に悪く、毎日多くの事件が起きている。
この地区の衛兵はごろつきなどの仲間であることが多く、助けを求めても、逆に彼らの味方をされてしまうこともある。
貧民地区という名ではあるものの、娯楽施設も多く、いかがわしい店も多い。
こっそりお忍びでやってくる王族や貴族もいるという。
特にこの地区には娼館が多い。このような場所で働かざるを得ない者が多いためだ。
※王都の貧民街です。特に治安は悪い場所になります。
貧民地区にあるような施設や場所などを色々と考えてロールしてくださってかまいません。
参加者(0):ROM(1)
Time:15:47:50 更新
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からジェナスさんが去りました。
■ジェナス > 最近妙な依頼が立て続けにあり、今夜もその材料集めに貧民地区を訪れていた。
相も変わらず治安は最悪、先ほども知らぬ男に絡まれて走って逃げたばかりであった。
今夜購入したのはホムンクルスの材料を数点。
もちろん普通のモノであれば平民地区の店でも手に入るが、
依頼主は普通ではないホムンクルスを求めており、普通では手に入らぬその材料を求めて、
治安の宜しくない貧民地区を探し回っていた。
大半はそろったがどうしてもそろわないものが一つ。
幾つかの店で入荷次第連絡をしてくれとチップを置いてきたので、
あとは研究室か寮か帰宅しても構わないのだが、
今すぐ手に入れば欲しい、凄く欲しい。
雨の後の独特な土の香りを感じながら、薄暗い路地を引き続き貧民地区にある露店通りに向けて歩いている。
「……雨上がりはまだ少し肌寒いな。」
ヨレヨレの白衣に防寒性なんてあってないようなもの。
未だ息を吐けば白く上る寒さに、ため息が止まらない。
一先ずは目的の通りまでいき、寒さをどうするかはそれからだと。
足早に路地を歩いていくのであった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にジェナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からメアリさんが去りました。
■メアリ > 貧民地区のとある酒場から外套を身に纏った女が一人で出てくる。
その足取りはどこか覚束ない様子にも見て取れるだろう。
「あぁ、なんですあの妙なお酒は……
珍しいモノと聞きましたが、少量で大分酔ってしまいました……」
そう独り言を零しながら、メアリは雨宿りも兼ねて入った酒場を後にして貧民地区の薄暗い通りを行く。
湿っぽい空気を肌で感じながら、濡れた地面を踏んで行く先はまだ決まっておらず、ひとまず酔い覚ましでもしよう、と
酩酊感を強く感じながらふらふらと散歩。
「あぁ、これはだめです……やっぱ少し座って休みましょう……」
だがあまりの酩酊感の強さに早々に散歩を中断すれば、路地から外れた適当な場所に崩れるように座り込む。
廃屋の壁に凭れ掛かり後頭部を預ければ、足を崩し、無防備にも目を閉じて休み始めて、
酒のせいで判断力が鈍っているせいか、通りから外れたこんな場所に人が来るわけがないと勝手に思い込んで警戒もしていない。
人が来たとて薄暗いこの場所では浮浪者にでも思われるだろうと考えているものの、メアリが思う以上に今夜は月が明るく
よくよく見れば女が一人で倒れ込んでいるのは容易に見て取れる。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にメアリさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からジェナスさんが去りました。
■ジェナス > 貧民地区の路地を少々足早に歩いている。
ただでさえ治安の悪い貧民地区、この時間帯は特に治安が悪くなり、
もっと言えば高価で非合法な品を持っている今が一番カモに見えているだろう。
胸に抱きかかえるように紙袋を抱えている。
本命は紙袋ではなく、よれよれの白衣の中に閉まっている。
抱えている紙袋から頭だけ出ているワインの瓶は傍目から見ればそこそこの値打ちものに見えるモノで、
実際に『いいもの』であり、無事貧民地区から抜けれたら研究室で一杯やる予定のモノであった。
「……寒いん、だが?」
メガネのレンズ奥で瞳を細めて機嫌悪そうに呟き、白い吐息を吐く。
ヨレヨレの白衣に防寒性能なんて無く、正直に言っても言わなくても愚痴ったくらいに寒さを感じている。
一歩、一歩、歩く。
頼りない街灯の下を歩く。
この辺にはいざとなったら逃げこめる場所はない。
――…無事帰れるだろうか。
心配は無用だったらしい、何者にも襲われることなく平民地区へと抜けるのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にジェナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からミゲルさんが去りました。
■ミゲル > 「んー……微妙」
遅いといえる時間帯の貧民地区にある冒険ギルド。
併設された酒場ばにぎやかではあるが、代わりにギルドの方は依頼を探す冒険者もいないので静かなもの。
それゆえに好きに依頼を選べるのではあるが、並んでいる依頼も高額で一人では無理、もしくはひとりで行けるが報酬が安いといったものが多く。
一応、その間といえる物もあるにはあるが、どうにも依頼人が怪しいと思えるもので受けるに悩むもの。
「おとなしく……安いのかな」
一人ならば安い採取で稼ぐのが安全ではあるが、できれば稼いでおきたいと思うのは仕方なく。
一応それなりな討伐依頼を手にしてマスターのもとに向かい。
「これ、一緒に受けれそうな人来たら教えて」
そうお願いしてはもう一度依頼を眺めに向かい。
誰隠れ倍できれば一緒に依頼を、無理なら一人で手ごろなものを受けようと考えて。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミゲルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からテオさんが去りました。
■テオ > 貧民地区のとある酒場。
それなりに混雑する酒場内、カウンター席に陣取りの飲酒。
平民地区では見た目のせいもあり、酒が飲めないので飲みたくなればこうして貧民地区へと足を運ぶ。
そしてこの日選んだ酒場は当たりか外れかが判断しにくい混み具合。
とりあえず酒を頼めば解るかと考えては適当な酒とつまみを頼んでしばし待ち。
注文して運ばれてきた酒とつまみは見た目はそれなり、後は味かと酒に口をつけ。
「なんていうか…微妙だな」
美味くも不味くもない酒、しいて言えばもう少し冷えていれば美味いかもしれない。
そんな感想を持ちつまみにも手を伸ばして一口、こちらも同じ感想にか持てず。
微妙という顔をしては酒を飲んでいく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にテオさんが現れました。