2024/06/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城/練兵場」にヴァンさんが現れました。
■ヴァン > 王都も日増しに暑くなり、夏もすぐそこだと感じさせる昼下がり。
王城の訓練場はいつも通り、訓練に熱心な者達と顔だけ出して駄弁っている者達で占められていた。
銀髪の男はその中間といったところか。ベンチに座って王城付きの神殿騎士達を眺めている。
以前に比べ騎士達の腕は上がっているが、一人前と呼ぶにはまだ遠い。
彼等が王城付きである限り実戦を経験する可能性は低いが、不届き者が忍び込まないとも限らない。
同じ組織とはいえ直接の上下関係はないため然程気にする義理もないのだが――。
「はてさて……」
それはさておき。不届き者かはわからないが、最近いたる所で静かな視線を感じる。いつもの異端審問庁とは別口だ。
何かやらかしたか、と自省するも心当たりが多すぎてわからない。
いっそ接触してきてくれれば楽なのだが――。
ご案内:「王都マグメール 王城/練兵場」からヴァンさんが去りました。