2024/05/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城・王国軍執務室」にアーサーさんが現れました。
アーサー >  
──日々、己を高めるための鍛錬が終われば登城し、執務室に籠もることになる。
そんな青年は今日もまた、姿勢正しく椅子へと座り…。

「実働部隊は殆ど動かないというのに、書面仕事がどうにも多いものだな…。
 かといって中身の対してない仕事を副官に丸投げするというのもな……」

僅か、肩と落としつつ、溜息も溢れてしまうと言うもの。
第一師団はとにかく人数が多い。
主に王都の秩序と平和を守る専守防衛の一軍ではあるものの。
この王国の中でももっとも人数の集中する場所でもある故に、様々な報告が矢継ぎ早に上がってくる。
それらは書面として、この机に積み上げられるというわけなのだが…。

「…いや、これも大事な公務。手を抜くわけにはいかない」

生真面目な男はヨシ、と気合をいれ、紙の束にいざ挑まんとする。