2024/10/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【庭園】」にカミュさんが現れました。
■カミュ > 楽団の奏でる王国の古典的な音楽が零れ聞こえてくる庭園。
薄いガラス窓の向こうでは煌びやかな服を身に纏う男女たちの仮面舞踏会。
身を寄せ合いステップを踏みまるで睦会うかのような貴族達。
時間もまだ早いおかげか倦んだ雰囲気も無く、澱んだ空気はまだ少ない。
それでも男にとっては退屈で今は肌寒くも感じる庭園へと非難してきて一息。
手の中にはちゃっかりグラスと、褐色の蒸留酒の入ったボトル。
柔らかな芝生を踏めばサクリと響く足音は秋の虫たちの歌声にあっという間に飲まれ紛れていく。
さて、どこで飲もうかと視線を巡らせながら庭園の配置を思い出しながら四阿へと足を向けていく。
もしかしたら先客でもいるであろうかと考えながら。
■カミュ > 四阿にたどり着けばその場には誰もおらず、おとこはそのまま四阿へと足を進めコトリとグラスをおいてから蓋をねじり開け、その中に酒を注いでいく。
トクトクと響く音に加えてふわりと広がる酒の匂い。
蓋をしてから瓶を傍に置き、男は四阿の椅子に腰を掛けグラスを持ち上げ飲み口から立つ香りを楽しんでいる。