2023/11/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にヴェルムさんが現れました。
■ヴェルム > 夕暮れ時の王城内、中央会議室よりぞろぞろと数名が退出する。
どれも一般的な兵士の装いではなく、それなりに位の高さを認識できるものだ。
今回は各師団長による定例会議の日…だったのだが。
(ちょっと寂しい感じになっちゃったなぁ)
数人の中から出てくる白髪の若者は一人廊下を歩きながら思料する。
会議といっても代わり映えのしない報告会のようなものであり、主要なメンツも欠席か代理を出しているくらいだ。
既知の問題も発生していることから各師団の長達は忙しかったり別問題に取り組んでいたりなど理由は様々なので仕方のないことだ。
それに十三師団に対するかつてあった蔑みも今や鳴りを潜め、汚れ仕事ばかり押し付けられていたのが今や非公式の任務を与えられるくらいだ。
「とはいえ…」
抱えていた要望書と書かれた実質命令書をちらりと開けば難易度の高い作戦任務やらミレーや魔族の捕獲やら、幅広い要求のレパートリー。
十三師団がそれらの種族を抱えているから可能だろうという判断だろうし、実際のところそういった要求を律儀に熟してきたきたからこそエスカレートしている部分もありそうだ。
どういう人員でどこを攻めるか、ざっくり頭の中で考えながらこの後向かうのは己の執務室か、それとも町に出てみるか、どちらにせよ一杯ひっかけてからでないとまとまりそうにはない。
■ヴェルム > というわけで案の定街に繰り出しては結局朝まで飲み明かしたとかなんとかで、翌朝には部下が引きずり戻しにきたのだとか。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からヴェルムさんが去りました。