2024/11/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 夜会場」にルーベルさんが現れました。
■ルーベル > 日々行われる夜会。
その日は参加者は仮面をつけての参加が義務付けられたもの。
通常の夜会が担うような社交の場というよりは、見知らぬ相手として例え正体に気付いても知らぬふりをしての交流を楽しむ場。主には、堂々と不貞や一夜の火遊びなどで遊ぶような乱れたパーティ。あるいはそういう場であることを利用しての、後ろ暗い取引などが行われていて。
とある『趣味の良い』貴族に誘われての参加。普段とは装いも一応は変えていて。
いつもより少々腹回りは苦しい気もする社交用の服。
唯一のドレスコードとも言える仮面は黒に赤い縁取りの布製のもの。
髪型などは変えていないから、知り合いには気付かれるかも知れないが、それはある意味では織り込み済みの場。
貴族たちは体裁、体面を第一にする普段の夜会よりもどこか悠々と、自由に過ごしている。
照明を意図的に薄暗くしてあるような会場。
淫靡な恰好の侍女、侍従たちもやはり仮面をつけ歩き回っている。
貴族に奉公する者や、高い給金に釣られた市井の者などもいるのだろう。
多少不作法があっても、それも催しの一つとして楽しむような輩ばかり。
この場で、あるいは別室で仕置きをされることもまた、高額な報酬には暗に含まれているようなものなのだから。