2024/01/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 真夜中のカフェ」にレディ・レッドさんが現れました。
レディ・レッド >  
 王都富裕地区 とあるカフェ 屋内

 真夜中に開いているカフェは本当に少ない
 引きこもりの錬金術師 夜の店で働く者 時間が狂った学者
 色々な者が富裕地区に入る権利を持つ者らだけで構成され、食事と一杯の茶を楽しんでいく。


 ドラキュリーナもまた、夫との短い時間を過ごし寝入った相手の頬を一撫で
 一緒に寝入ることよりも、こうして夜に開いている店の中へと入り込んではコロナサイズの葉巻を一本
 時折鬼歯が目立つ歯の際で嚙み支えながら、紫煙に舌を浸からせた。

 気質上なら多少強い酒が好ましいドラキュリーナながら、此処はカフェ
 ラムなどは置いてあっても、菓子用と思えるものを頼む気にはなれない。
 そのせいか、値が高まるものの暖かいココアを頼み、ちびちびと口の中に含んでいる。
 時折舌の辛さをココアで中和し、灰皿の上に葉巻の詰まった灰が自然と零れるのに任せる姿勢の中。
 手元はこの王都で発行されている、不敬罪にはならないよう纏められた“異聞録”

 葉巻を時折口元に運び、特定層にのみ購入できる異聞録を新聞紙同様に扱い、マスターがココアの量を確かめ
 次を用意する素振りに例を言う。
 気前の良さは次回の利用と金の羽振りを期待できるからか。


   「ん。」


 先んじて、ゴルド貨幣を多く渡しておく。
 後払いを面倒がった貴族らしいやりかたか。

ご案内:「」にレディ・レッドさんが現れました。