2025/01/29 のログ
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ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にホロウさんが現れました。
ホロウ > 幽霊(ゴースト)、死霊(レイス)、怨霊に悪霊。
今宵浮遊地区を彷徨うのはそのどれでもなく『生霊』である。
理性がぶっ飛んでいるとか、生きているものを恨んでいる、
とか全くなくて、唯一自由に行動できる夜を楽しんでいるだけの、
矮小なる生霊で幽霊である。

何でこんな状況になっているのか。
それは本人にもよくわかっていない。
ただ夜になると浮遊地区にある屋敷から外出ができて、
部屋を飛びだし門をすり抜け、自由に行動ができる。
それだけである。

自称美男子。
屋敷で眠る本体を見れば美男子(?)なのだろうけども。
残念ながら今の姿は透明か或いはぼんやりと青白い人型にしか見えない。

当然鏡には映らない。
そこらを歩く人に声をかけても聞こえない。
あとは……シスターとか神父とか聖なる属性をもつ人間を見ると、
成仏という名の蒸発させられる、って気がするくらい。

「それを不幸だなんて思っちゃいないけどなっ!」

富裕地区に住む貴族の少年。
両親含めて家族は健在。
なんで自分だけこんな目にあってるのか本当にさっぱりで。

まあそんなわけで、今夜も真夜中の散歩である。
人の屋敷は魔法的何かで入れないから、通りをただ歩くだけ。

ホロウ > 身体にピリと静電気が走ったような刺激。
これは肉体に戻る合図みたいなもので、
合図が来たとは急に眠くなってきて、肉体に戻るのだ。

幽霊(?)の癖に大あくびを零すとふわーっとその場から消えるのだった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からホロウさんが去りました。