2025/01/20 のログ
:: [一覧へ] :: :: ::

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にヴァンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にカミーレさんが現れました。
ヴァン > 「――あまり感心しないな。少し前、貧民地区でいくつか君の噂を聞いた。偽名の方だがね。
遊ぶなら、しばらく南の貧民地区は避けることだ。もしそこで君を見掛けたら、酷いお仕置きをするからね……?――」

返答は少女にとって意外なものだったろう。少女をあまり抱かせたくないという男の嫉妬が微かに滲む。
お仕置きという単語には重みがあった。もし見つかったならば、本当に酷いことをしそうだ。

本来は少女と反対側に付属しているレンズから被写体の状況を確認するのだが、様々な角度から映そうとすると姿勢が崩れる。
やむなくレンズが少女に向いていることを確認しながら口許が映るよう近づけたり、顔全体の動きがわかるよう遠ざけたりする。
後で一緒に見るのも悪くないとひとりごちながら、丹念な奉仕を続ける少女をじっと眺めていた。
舌で押せばふにふにとした弾力のあった亀頭は破裂しそうなほど固くなって、与えられる刺激にぴくぴくと動く。
少女が媚びているのは男にだろうか、それとも男根にだろうか。嗜虐心が己の中で昂っていくのを感じていた。

「――あぁ、全部記録されているよ、カミーレ。これを、家族の誰かの視線だと思ってごらん――」

これまでの街でのことはまだしも、カミーレが邸内でされていることを家族の誰も知らない。
背徳感を覚えながら、もっと少女を味わいたいと支配欲が少しづつ肥大化していく。

カミーレ > 「ふぇっ…あぅ、ごめんなさい…いっぱいいけないこと覚えたら、褒めてもらえるって思ったんです…」

彼の思いのほか冷たい返事と『お仕置き』の言葉のニュアンスがいつもの少女が好きなものではなく、本当の意味でのものを指していることを物語っており、肉棒から口を離ししおらしく言い訳してみせた。
レンズ越しに少女の痴態を記録しようと機械の位置を動かしながら姿勢を保つことに苦戦している男に、まるでもっとレンズ越しではなく直接の自分を意識してほしいとばかりに奉仕に熱を帯びる少女は膨らんだ風船のようにはちきれんばかりに肥大した亀頭を唇でふみふみし、舌先で鈴口をつんつんと突いて見せる。

「あぅ、そんな…意地悪、です。そんなこと想像したら…私、意識しちゃいます…」

妄想力豊かな少女は男の言葉からすぐに冷たいレンズを家族みんなの蔑んだような視線のように空想してしまい、自分の普段の火遊びを、そして同じ屋根の下家族に隠れて男に媚びてはしたなく肉棒を頬張っている背徳行為を、すべて家族に知られたときのことを意識してしまいその罪悪感とスリル、そして少女の内に秘める破滅願望が心の中で混沌と渦巻いて、湧き上がってきた焦燥感に内またをもじもじさせてしまうのだった

ヴァン > 「知識の習得に熱心なのは良いことだが、のべつまくなしというのは良くないと思う」

ずっと抑えていた声量が唐突に上がる。廊下で待機しているメイドにも聞こえる程度。
とはいえ、書斎でのこの発言は『乱読よりも体系だった知識の習得を』という風に聞こえるだろう。
これ以上言う気はないようで、この話は終わりとばかりに頭を撫でる。
唇で啄まれると長く低い吐息が漏れた。すぐ目の前の光景はとても淫靡だ。
身体をもじもじとくねらせる姿に目を細める。男の太腿に置かれた手に己の手を重ねたりして、自慰をさせないよう意地悪する。

「こぼさないように一度口に含んで、口内全体で味わってから飲み干す。甘味、苦味……味が異なると、感じる部分も変わる」

今度は先程執事が持ってきた紅茶の話だと思われるだろうか。
まずは口内射精することを宣言する。肉棒の震えや男の表情からその時が近いことが伝わる。

カミーレ > 「んぅ…でも…だってぇ…。だけど、はい…ごめんなさい…」

男の精量が大きくなると少女の身体がびくっと震える。
やはり破滅願望を持ってはいても、それはあくまで空想上での願望であり実際のこととなるとまだ怖ろしいのであろう。
彼の言葉が二つの意味を孕んでいることはわかっていても、少女の内心は穏やかではなく、男を見上げるその目は意地悪と非難するようである。
焦燥感を鎮めようと股間に手を伸ばしそうになっていたのを男は見逃さなかったため自身の手が彼に包み込まれ愛情表現のように弄ばれると余計にじれったくなってしまいもじもじさせていただけの内股をまるで挿入を求めるかのように前後にひくひくと無意識に動かしてしまい何とか陰核だけでも擦らせ慰めようとしているのか、内またを擦り合わせたり腰を引けてみたりともどかしそうにしている。

「口の中で、味わって…。」

再び声量を上げて男が少女に助言する。少女はその言葉で男の意図を察し、奉仕の仕上げとばかりに喉奥から唇の先まで使って懸命に尽くす。彼からの手ほどきを受けるとそれを口内全体で咥え込む肉棒の密度で舌足らずになりながらも嚙み砕いて復唱し、溢さないように、口をすぼめて吸い付きながらその時を待ち構える。

ヴァン > 少女の非難交じりの視線をかわすように顔をそらすが、視線の端にその表情は捉えたまま。
視線とはうらはらに奉仕を続けるその姿に我慢の限界が訪れる。

「さて、実演だ……っ。口に含んだなら……まずは口を開けて、口内にあることを見せてご覧。
その後は味わって……飲み干す」

少女の後頭部に右手を押し当て、モノのように男根を口腔に押し込んでは引く動きを数度繰り返し、やがて身体を震わせて射精した。
少女の口内で男根が跳ねる度、粘度の高い液体が注がれる。口内でむわっと広がる栗の花のような匂いはすぐに鼻を侵すだろう。
何度かの吐精の後、口内から肉棒を引き抜いて鈴口にある残滓を頬に擦りつける。何度か男根を扱き、尿道に残った精液は少女の頬や口許を汚す。
射精量が多い。そのまま飲み干そうとすればむせてしまう。もし黒づくめの軍服にかかれば夕食時、誰かに気付かれるのは明らかだ。
粘液を歯で噛み砕いて、あるいは唾液と絡めて口をゆすぐようにして粘度を弱める必要がありそうだった。
飲み干す、の後に男は舌を出した。口の中に残ってないことを示せ、と言いたいらしい。

カミーレ > 男の手が頭を抑え少女をモノ扱いするように口内を肉棒で蹂躙し始めると口の端から洩れる少女の吐息は甘く蕩け、その瞳は細められてうっとりと被支配欲を満たされていった。口の中を暴れながら男の精が注ぎ込まれるとドロッとした粘性のそれが舌を、内膜を汚しながら濃厚な雄の匂いを少女の中に広げて征服されたことを意識づける。その鼻腔まで広がる青臭い香りに少女は感嘆するように吐息を漏らしてその心を侵されていく。

「んっ、くっ…♡ふぁ…♡あぇ…ほぉ、れふか?」

肉棒が引き抜かれ、男が指示を出すと少女は大きく口を開いて見せる。
唇や頬に残滓を塗られるとうっとりと顔を紅潮させながらそのマーキングに興奮している様を見せ、口の中でドロっと舌先から口の中で滴り落ちたそれを味わい、飲み干すようにと学んだことを実践しようと少女は唾液を交え、舌で潰し、そのたびに鼻腔を突く匂いを満喫し何度も舌で弄んだあとで飲み干した。
それでも粘度の高いそれが喉を下る瞬間は男からも見て取れるほどであっただろうが、言われるままに口を再び開きすべてを飲み干したことを証明する。

「ごちそうさまでした…ヴァン様の…香り豊かで複雑に絡み合う味わい、とても美味しかったです。カミ…冷める前におかわりをいただいてもいい、ですか?」

ヴァン > 「嬉しい感想を言ってくれる。とはいえ、夕飯の前だ。次の一杯で最後にしよう。
お腹がたぷたぷになって、ご飯が食べられなくなるからね」

男の言う通りにする少女は命じられたから仕方なくではなく、望んでやっていること、喜びを見出していることを表情から感じ取る。
その姿を見たからか、少女の眼前に反りたつ男根は物足りぬとばかりに存在感を示したままだ。
茶器をテーブルの一角に纏めた後、上半身をテーブルの上でうつ伏せにするように仕草で少女に命じる。背後から貫こうというのだろう。
少女の顔の先に魔導機械を置いた。快楽に喘ぐ表情を記録するつもりらしい。
ポケットをまさぐると、すっと黒い生地を少女の眼前に差し出した。リボンのように細長い。

「今日はちょっと、変わった趣向を用意してきた。これで自分の目を覆ってみてもいい。
視覚が失われると他の、たとえば味覚や嗅覚が鋭くなるらしい。熱さもだから、触覚もかな。つけるかどうか。任せるよ」

わざと命令はしない。好奇心旺盛な少女のことだ、きっと応えるだろう。スカートをたくしあげ、膝の上までショーツを下ろす。
確認するように秘所に指――中指だろうか――を這わせ、浅い所を探る様は濡れ具合を確かめているようだ。
確認はするものの、男がやることは変わらない。唾液が十分に塗された剛直は押し込むことができるだけの滑りを持っている。
乾いた状態で貫けば、少女は痛みを覚えるかもしれないが……。

カミーレ > 男の肉棒は少女の服従心に興奮するようにいまだに萎えることなくその存在感を主張しており、その逞しく雄々しい様子で後一度だけと少女の望みに応えた男の言葉に嬉しそうに謝辞を述べると、少女は肉棒の先にキスし頬ずりしてみせる。
残滓がまだ残っているならば、少女の頬は再び彼によって穢され化粧のようにその赤く染まった顔を白く塗り上げるだろう。

「五感が…鋭く…私、もっと深い感覚で、ヴァン様の味を堪能してみたいです。だから…。わっ、何も見えないですっ…えっと、こう、ですか?」

男の提案を受けるとその触覚などの感覚を鋭くするという魅惑的な誘い文句に興味津々とばかりにリボンを受け取り、自らその目を覆い隠す。
くりっとした瞳が隠れ視界を完全にふさがれいつも以上におどおどした様子の少女の姿は捕食される直前の草食動物のようで、言われるままに、そして誘われるままにテーブルに手を突き胸を載せた。
スカートを捲り上げショーツをずらすと少女の秘所が露になった。
外見からは普段の火遊びが想像もできないほど一見純潔らしさを見せるそこは触ってみればすでに仕上がっているようで、少女の皮膚から伝わる体温よりも暖かく、指を入れ浅いところを指先でかき混ぜれば少しさらさらとした愛液が掻き出されて滴るだろう。
指先へと強く吸いつく蜜穴は肉棒が添えられ秘所を貫いたならばすんなり遠く深くまで咥え込み引き抜く動きに抵抗をみせそうなほどである。

ヴァン > 「そう。後は俺がサポートするから、こぼしたりの心配はしなくていいよ」

紅茶の話にみせかけた睦言。そのおかしさに自然と笑みが浮かぶ。
陰唇に沿って何度か掻き混ぜるような動きをした後、背中に気配を感じたことだろう。
背後から覆い被さるような姿勢をしていることは緩く掴まれた左手首と、首筋にかかる吐息でわかる。
右の耳元でとんとん、と音がする。指を――おそらくは親指と人差し指を重ねては離す音。
その中に湿った水音が混じる。先程秘所をまさぐって指に絡みついた愛液がたてる粘ついた音。

「――しゃぶっただけでこんなに濡らしたのか……ザーメンを飲んだからか? あるいはもっと前か?
正直に言うんだ。外に聞こえないようにな。さもないと……――」

左の耳元で嬲るような声色で低く告げる。言わなければどうなるか、男は言葉にしなかった。
代わりに熱く固いものが陰唇に押し付けられ、つんつんと沈んでは引き抜かれる。
おそらくカリの部分すら呑み込まれてはいないだろう。少女が何か答えた後、そういえば、と呟いた。

「――俺達がここに入ってからずっと、扉が少し開いているのは気付いてた?
あのメイドは兄君に心酔しているようだな。バレたら買収も脅迫も無理だ――」

背後から男が突けば喘ぎ声が漏れるかもしれない。それ以上に、テーブルが揺れて茶器が硬質な音を響かせるに違いない。
メイドが異常を感じ取って扉を開けたなら、目にするのは伯爵令嬢をレイプしている男の姿だろう。
それでも男は行為を中断する素振りを微塵も見せなかった。

カミーレ > 視界を奪われた少女の聴覚と六感は鋭く背後の男の息遣いと気配を察知する。
左手首を優しく掴み、首筋に生温かい吐息がかかる。
獣に捕食される寸前のような、そんな静かだが確実に迫る貞操の危機。
少女の脳内は視界を補うために他の感覚から読み解いた気配からそんな風に空想を膨らましていった。
耳もとに近づいた指先からにちゅっと自身の愛液が擦れる音が聞こえ、男の口から質問がされると、少女は吐息を乱しながら小さく恥ずかしそうに答える。

「あぅ…もっと、前…ヴァン様と書斎を周るって決まって、広間から、ここに来るまでの間くらいから…こうなりたくて、濡れてましたっ…」

亀頭が入り口を、沈み込まないギリギリのところを何度か出入りする。
その度に少女の膣口はひな鳥のように肉棒を頬張ろうと口を広げ、焦らされるたびにパクパクとおねだりするようにすれすれのところで軽く当てられた先端を擽った。少女はじれったそうにテーブルに置いた手を握っては離してを繰り返し、その生殺しに相当に悶々としているようだ。

「扉っ…うそっ…。あぅっ、そんな…だめっ、です…!」

扉が開いていたことに少女が気づくことはなく、男に言われてさぁっと顔から血の気が引くのが分かるほど狼狽する。
もし声が漏れてしまえばメイドには丸聞こえ、せっかくの商談は破談するし自分は火遊びすらばれ、家族や使用人たちからの失望を一身に受けることになるだろう。
普段の火遊びでは一応リスクを抑えて愉しんでいるからこそ少女も快楽に集中できるが、紙一重のところに少女の破滅がちらついている状況でどこまで楽しめたものか、それは少女にすら未知数であり中断することもなくそのまま徐々に少女の膣口を出入りする動きは大きくなっていく。
今更やめてと懇願することすらできない少女は口を手で覆い隠し乱れる吐息すら溢すまいと健気に耐えようとする。

ヴァン > 少女の耳は屋外の音を聞きつける。破裂するような音。どちらかというと夏や秋、祭りの季節にする音――花火?
散発的なその音は扉の向こう側が音源のようだ。屋外の澄んだ空気のせいか、よく響いて聞こえる。
その音と共に、秘所にあてがわれた亀頭がずぶずぶと沈んでいく。少女の最奥にあたると、動きが止まった。

「ふふ……驚かせたかな? 向かいの家でお祝い事があってね。差し入れをしてきたんだ」

声量が戻っている。邸内の多くの者が華やかな色と音で意識を屋外に向けていることだろう。
茶器を一斉にテーブルから落とさない限りは扉の前のメイドも気付かない筈だ。

少女の膣のうねりを愉しむように、男はゆっくりと腰を引いては押し込む動きを繰り返す。
亀頭が膣壁を押し広げながら進み、鈴口が子宮口に当たるとぐいぐいと押し付ける。行きに亀頭が寝かしつけた襞を帰りに雁首が起こしていく。

「さっきの話だが…遊びを減らす代わりに、月に一度、神殿図書館に来ると良い。君の見識を広げられるだろう。
俺がいる所なら父君も安心すると思うし……事前に来るとわかっていれば、その時間は館内の『エスコート』をするよ」

吐息交じりに耳朶の近くで囁かれる。男の言葉の意味は伝わるだろう。
人が来ない書架の間。個室のような学習スペース。職員だけが立ち入れる閉架部。トイレ。人気の少ない場所は多い。
だがどこも、皆無ではない。ひょんなことで人と遭遇しかねない危うさがある。が――少女はむしろ歓迎するだろうか。

カミーレ > 外から響く音にびくっと体を震わせる。
少女の鋭く尖った聴覚ではそれがいつも以上に大きく感じ、その音のどさくさに合わせて膣穴が男に蹂躙されると全身こわばらせながら声が漏れ出そうになるのを手で覆い必死に我慢する。
あまりにも力みすぎている少女の膣内は男に吸い付き、力むたびに押し出そうとする動きに転じ、まるで生き物の口内のように内膜で大きくこすり上げ圧迫しては吸い付いて肉棒を愉しませるだろう。

「んぅぅぅぅっ…これっ、花火…ですか?…っっっ♡」

ゆっくりと動き始めた男が少女の押し返すような動きに逆らい子宮口を亀頭でぐりぐりと擦り上げるとお尻がびくっと跳ね上がり不自然な物音が起きそうになっている。ばれるかもしれないという危機感が少女の脳に警鐘を鳴らし、アドレナリンが溢れ出すせいで興奮しきった体はより一層敏感に感覚を研ぎ澄ませてしまい、あまりの気持ちよさと理性を保ち我慢しなければならない現状の狭間に置かれ、逃避するように音を立てない程度に体を悶えさせるように捩って気を紛らわす。

「神殿図書館…っっ!本を、読みに…ぜひ…ぅぁっっ…」

耳もとで囁かれるとぞわぞわっと背筋がこそばゆく、思わず声を漏らしそうになる。
その意味が分からない少女ではなく手で押さえ隠れた口元は頬の動きでわかるほど期待に緩む。
しかし外のメイドを意識して、あくまで健全に彼の誘いに返事するのであった。

ヴァン > 膣の動きに目を細める。少女の問いには小さく、そうだと答えた。
腰を掴んで犯すようにした方が早く達するが、男は少女の両手を己の手で覆い、指を絡ませて抱く方を選んだ。
声を抑えようと口許にあてた手を非情にも剥がしていく。目も口も覆っては魔導機械に何も映らない。
時折指の絡まりを解き、手首を掴んでテーブルに押さえつける素振りを見せる。実際に痛みはなく、ただ拘束されていると少女に実感させるための動き。
周囲の茶器は思ったほど音を立てない。花火の音はまだ続いている。どこか遠くで歓声が上がったのは使用人たちの声か。
それよりも、抽迭の際に秘所がたてる水音が室内に響いているように思えた。

時折耳の近くから漏れる男の吐息は笑っているようだ。
穏やかだがしっかりした律動。時折最奥で止まるのは、男自身の形を膣に教え込ませるかのよう。
花火の音が散発的に変わっていくが、その前に男が呟いた。

「決まりだな。父君にお願いするといい。――優しい親に本音を隠すワルイコになるんだ――
さて。しっかり味わって、夕食を終える事。できるね?……っ、ん……」

小さく悪魔の囁き。返事を聞く前に胎内で再び跳ねる。先程より跳ねる回数は少なかっただろうが、それでも少女を満たしていくだろう。
精を注ぎ切った後も少女の膣内を押し広げているものはまだ固い。

カミーレ > 男の指が少女の固く閉ざした両手を解いていく。
露になった口元はだらしなく緩み、魔導機械にはしたない表情を記録させていくだろう。
両手がテーブルに押し当てられると痛いよりも圧迫される心地よさが勝り普段少女が好む拘束感に思わず甘い声を漏らしそうになる。
まだ何とか理性の働いている状態であるため、じれったそうに口元をもごもごさせながら必死に声が漏れないように耐えるが、それも少しずつ難しくなってきた。

「ワルイ子…なるぅ…ヴァン様のも、味わって…夕餉も…。ヴァン様に教わったこと、しっかり守りますぅっ…っ、ぁっっっ…ひぅうっっっっっ♡」

悪いことを少女に教え込む男の言葉が少女の頭に刷り込荒れていく。
耳もとで笑うような吐息を立てながら膣穴の中で休憩し、自身の肉棒の味をしっかり刻み形を教えるような動きで少女は頭の中で今まで記憶した彼の男の部分を思い出し、補完してより一層鮮明に膣内の感覚を研ぎ澄ませてしまい、再び動き出すころにはさらに鋭敏に快楽を享受する。
少女の苦悶を愉しみながら犯し続けていた男の肉棒が跳ね、少女の子宮に精を注ぎ込むとそれらをすべて溢すまいと膣穴はきゅっと締め付けてしまいその膣穴の反応に合わせて少女自身も絶頂を迎えてしまうのであった。
歯を食いしばり、漏らすまいと我慢して噛み砕かれた声は気の抜けた吐息に交じってふにゃふにゃにふやけ、記録される顔はだらしなく緩み切って最後まで残った理性を快楽の余韻でゆっくりと溶かしていくのであった。

その後身を整え夕餉に向かう頃には少女はいつもの『いい子』で振舞い、四男のいぶかしげな視線に内心ひやひやしながらも客人の歓待を終えてその一日も何とか無事に過ごすのであった。

ヴァン > いつしか花火の音が止んでいた。ゆっくりと背後から男の気配が遠ざかり、身支度を整える音がする。
己が下げた下着を上げて、精が漏れないように蓋をする。
目隠しを取り外しながら、外のメイドに聞こえない程度の声で少女へと囁いた。

「部屋に戻るまで顔は拭かないこと。夕飯を食べたら今日はすぐ布団に入ること。扉は開けておくこと」

間近で見なければわからないとはいえ精液のついた顔で家族と共に夕食をとるように言う。
後ろの二つは、おそらく夜這いの合図だろう。それまで仮眠をとっておくようにということか。
それぞれに少女はどう返事をしたか――。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からカミーレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からヴァンさんが去りました。