2024/08/25 のログ
オウル > さて少し休んでからと言ったものの、こんな美味しい状態を他所から誰かしらが来て浚われても面白くない、と考え付けば、もう片方の手で少々強引にアネットさんの手を掴み、自分が先に立ち上がることで、彼女を立たせようと。

「大丈夫じゃないね。
 休んでからなんて言わずに、行こ?
 ひとまず近くの宿でもいいし……。
 だって屋敷の部屋は嫌でしょ?」

心配そうな笑みを表情に残し、アネットさんに尋ねながら歩きだすだろう。

なるべくアネットさんが躓かないように、気を使いながらも、早く二人っきりになれる場所に行きたくてうずく本能を抑えながら、屋敷の外へと。

途中で同業者や冒険者らしき人とすれ違うなら、体調不良者だと説明して、アネットさんを連れ出すのであった……。

アネット > 出来れば直ぐにでも離れてどこかで落ち着くまで隠れることができればいいのだが…。
そんな余裕もなく、何より心配をする少年を押しのけてそれもできなく。
どうしよう、どうしようと思う間に少年に手を取られてしまい。

「わかった、わかったから……。
行くから引っ張らないでね、お願い」

少年の言葉に、熱い息とともに言葉を吐き、手を引かれて歩き出し。

どうにか倒れないように、座り込んでしまわないように歩いていき。
その途中で同じような依頼を受けたものに遭遇しては少年に説明をされ、そのまま屋敷の外へと連れ出されえ行くのであった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からオウルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアネットさんが去りました。