2024/06/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にロイナさんが現れました。
■ロイナ > 貴族の邸宅立ち並ぶ富裕地区の一角では、今宵大規模な催しが開かれるとの情報が以前から漏れ聞こえてきていた。
場所はこの王国に多大なる貢献を及ぼした高名な貴族。
相談役を引いて久しいが、未だに隠然たる影響力を王城内に及ぼしているとかいないとか…
それが先程終わったところ。
催し──宴とは名ばかりの、言ってしまえば贅を尽くした乱交パーティ。
そこにひっそり潜り込んでいた淫魔の少女は、変装を解きいつもの恰好で石造りの道を帰路についていた。
「……いやはや。中々……品のないパーティだったなぁ…」
別に欲望の在り方について選り好みはしない…色んな欲の形があって良いとは思うが、
でっぷりと太った老年の男が美女を複数人周囲に侍らせ、あまつさえ交わり続けているのを見るのは少々辟易した。
まぁ、それはそれとして十分な気を得られることに成功したのだから文句を言う筋合は無いが。
さてこれからどうしようか。
素直に帰っても良いが……夜ゆえに人気のあまり無い大路を見回してみる。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からロイナさんが去りました。