2024/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にプリシアさんが現れました。
プリシア > 学院に通う必要の無い休日は様々な場所へと散歩をする。
此の広い王都の中は、小さな足での踏破はまだまだ先の事と為りそうだ。
彼女は今日も新たな発見を求める様に、知らない場所へと足を踏み入れる。

「えっと、えっと…ここは、覚えてるし…ここも…」

大通りを歩き乍、空色と蒼色の眼があっちこっちと向けられていた。
普通に入れそうなお店は入った事がある、少しばかり外れた脇道も好奇心に引っ張られて入り込んだ事がある。
1人では入れなさそうだったお店も目に留まるが、此ればかりは如何し様もない。
何処か見覚えの無い新しい場所を求めて、そうして歩き続けているのだった。

プリシア > 彼女の好奇心は何処にでも向けられる。
富裕地区で在ろうとも、其の安全性が絶対とは理解していないからだ。
だから、気付いてしまえば何処にで入ろうとするだろう。
只、素直な性格もあるからか、入っては駄目だと云われた場所には入らない。
其れがあってか最低限の安全性は保たれている。

そうしたものが在る事は在るが、彼女が此処だと踏み入る場所は中々見付からない。
其れは今迄にも歩き回って結構な場所には入ったりしているからで。
新たに入れる様に為っていたり、ふとした切っ掛けで見付けられたり、そうした理由が無ければ難しいものだろうか。

尤も彼女からすれば、そうであっても散歩自体を楽しんでいる様な処が在って。
其れを示すかの様に小さな翼や尻尾はパタパタと楽しそうに揺れていた。

プリシア > こうして、彼女の一日は過ぎて行く。
散歩だけでも楽しんで、新たな発見が在れば尚更嬉しいものだけれども。
そんな発見が在ったのか如何か。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からプリシアさんが去りました。