2023/12/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にバランガさんが現れました。
■バランガ > 富裕地区の一角に存在するさる貴族邸宅は今宵、宴が催されていた。
最上位は王族、そうでなくとも上級貴族が訪問し花を添える。
それ以外でも騎士や、護衛の冒険者等も相応の格好で滞在する大ホールは舞踏を嗜む者、飲食に耽る者、歓談に花を咲かせる者と様々。
かくいうこの男は、主催者である貴族から依頼を受けそれを全うしたことで招待を受けた。
とはいえ、流石に素面の状態で王侯貴族と対面で話す気にはならず、ワインに舌つづみを打ちながら壁際で過ごしていた。
「ある程度盛り上がってくりゃァおこぼれの一つや二つ手に入りそうなんやけどなァ…。
流石に、酒に酔うても居らんお貴族様に話かけに行くのはなァ」
ある程度時期が熟すまで待つか、とそんな考えで過ごしていれば大ホールへは新しく現れる者、何かしらの目的を持って出る者
良い具合に混沌とし始めてきていた。