2023/09/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にスルーシャさんが現れました。
スルーシャ > 尖兵とした下級貴族の屋敷を根城に、身を潜め、人の姿に擬態してゆったりと歩く。
……そろそろあの貴族の家も不審がられている。適当に尻尾を出してから娘と夫人は連れ出して、
夫は失脚。二人は商品として送り出すのがいいだろう。

新しい根城。心に隙間を、薄暗い感情を抱く者が漏らす”闇”を探るように歩いていく。

……声をかけてくる者がいれば、そのものの顔立ちが良ければ、そちらを狙うのもいいか。
富裕地区に潜ませている尖兵は一人だけではない。そろそろ報告に来る者もいるだろうか。

スルーシャ > (それにしても、良すぎるぐらい都合がいいこと……)

 腐敗したこの国にあって、貴族達は金さえあれば商人であろうとなれる。
 血統などあってないようなものだ。

 そして無能な貴族は淘汰され、見目の良い娘達、夫人達は売り払われていく。
 こちらからすれば、隙の多い貴族達を的にするだけで安定して質のいい尖兵を得られる。

喫茶店に至り、テラス席に腰を据えると、アフタヌーンティーに興じながら、行き交う人々に目をやる。

……富裕地区に足を踏み入れた平民、相応に身なりへ気遣える者も視野に入れて。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からスルーシャさんが去りました。