王都マグメールの王城近くに存在する富裕層が多く住む地区。
基本的な住民は貴族や資産家などになる。
豪奢な邸宅や劇場、音楽堂など文化的な施設が多い。
中には、アングラで悪趣味な施設やクラブも存在する。
見世物などにされる奴隷などは少なくない。

貧民地区や平民地区に比べれば治安はさらに良い。
しかしここも全て安全というわけではない。
金持ちほど人に言えない趣味を持っていることは多い。
ここに住む人間は特権階級が多い。
権力を持つ者が何か無法なことをしたとしても、もみ消されたり、衛兵たちも見なかったことにすることがあるだろう。

※富裕地区です。様々なシチュエーションや施設でお遊びください。
 ご自身で考えた施設や、貴族の邸宅内などでもOKです。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:02:23:24 更新


ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からホアジャオさんが去りました。 (11/09-01:00:12)
ホアジャオ > 足取りを止めないままはぁーと吐息を漏らしながら空を見上げると、黒い夜空に星が散っているのが見える。
そのまま、今度はそおっと息を吐けばしろくけぶっていった。

(ン―――…)

そのまま機関車よろしく白い煙を漏らしながら、三つ編みを揺らす姿は富裕地区を抜けていく。
たぶんまた今夜も
貧民地区の何処かで、ある意味での犠牲者の叫びが響き渡ったろう―――
(11/09-01:00:10)
ホアジャオ > 数多のライバルを押しのけて勝ち取った(らしい)『公主の用心棒』という仕事は、定期収入が得られる代わり
と言っては何だが、女にとっては退屈が過ぎた。
最初のころこそ富裕地区や王城を珍しく散策したものの、もともとそんなに建物にも文化にも疎いのですぐに飽きてしまったのだ。
そもそも護衛対象がマフィアのボスでもなくあちこちから恨みを買っている悪徳貴族でもなく公主だ。襲われる確率より公主の方がある意味貴族を襲う確率の方が今のところ多い。

今日だってそんな公主が貴族の屋敷のパーティーに乗り込んで、あとついでに多分、今文字通り乗っているころだろう。
明日迎えにこい、という伝言だけ受け取って、女はいま塒に帰る―――ついでに適当に歩き回っている。
体力が余っているのが解る。このまま帰ったって寝付けないから、どうにかして体力を削らなければ。

(喧嘩相手が見つかればなァー)

貧民地区のごろつきをどついて帰るのも飽きた。けど、このまま何もなかったら多分どつきに行くだろう。
(11/09-00:49:21)
ホアジャオ > しんと冷えた空気の空の中天にまで月が昇ったころ。
夜の富裕地区は繁華街といえど、路地にまで喧噪が漏れるような場所はあまりない。住宅街なら尚更だ。
何れかの屋敷から、高い塀越しにみやびやかな音楽が聞こえてくることはあれど人の声まで漏れてくることはない。何か仕掛けがあるのかもしれない。
風のない夜で、ただ月光によって照らされた建物とその影が奇麗に整備された石畳に落ちている。

(…なァんか
 自分が小さくなって、おもちゃの街か何かに迷い込んだみたいだ)

辺りで動くものがない路地を、三つ編みを揺らして歩く人影ひとつ。
辺りの屋敷を見上げたり横目に過ぎたりしながら大股の足取りは自信満々だが、特に行く当てはない。
(11/09-00:37:03)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にホアジャオさんが現れました。 (11/09-00:25:23)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からメレクさんが去りました。 (10/20-13:59:16)
メレク > とある奇特な大富豪たる貴族が自らの私財を投げ打って、
市井の民から没落貴族まで見所のある者のパトロンとして支援を行なっている。
傍から聞けば、何とも美談であり、何とも胡散臭い話である。

だが実際、その人物の眼に叶い、成功した者達の話は少なからず王都に存在していた。
貧民区の乞食だった者が繁華街の一等地で暖簾を構える大店の番頭となり、
装備も整えられずに万年低級だった冒険者パーティが魔族討伐の功績を挙げ、
家が傾いて家人も離散した没落貴族が身代を持ち直したという話もある。

そして、今、その貴族邸宅に招かれたのは幸運にも白羽の矢が立った者である。
立派な招待状を持参した執事と用意された豪勢な馬車に揺られて豪邸に足を踏み入れた後、
贅沢にも彼女の為のみに沸かされた風呂にて身を清め、誂えられた瀟洒なドレスに袖を通し。
案内された部屋には、屋敷の主たる貴族が二人掛けのソファに腰掛けて高級ワインを嗜んでいた。
(10/20-12:28:37)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にメレクさんが現れました。 (10/20-12:28:32)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。 (10/12-03:01:17)
メイラ・ダンタリオ >  
 王都マグメール 夜
 富裕地区 クラブ内

 高級酒場や騒ぎ立てる場所、という意味のクラブよりも
 紳士淑女が度数の高い酒精や紫煙を燻らせて繋がりを増やしていく場所。
 メイラは時折そういった場所に顔を出すこともあれど、今は連れや友人といった姿はなく
 一人でクラブ内で桃色の発砲ワインが注がれた甘口を傍に置き、くつろいでいる。

 食事や鍛錬 殺し合いに水練
 いずれか一日の動作はこなされており、体はゆったりと身を休めさせている姿。
 一人用ソファで足を組んだまま、腰で差して持ち歩く二刀は抜いて立てかける形。
 目の前のメイラの私物をあえて持ち出せるほどの者もおらず、メイラも赤い両目は瞑り
 唯々静かに 気が向けば唇を湿らせる程度に酒を運ぶだけ。
(10/12-02:49:14)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。 (10/12-01:07:41)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からカミーレさんが去りました。 (10/07-16:02:52)
カミーレ > 夕方になり迎えに来た使用人に連れられて少女は帰路に就くのであった。 (10/07-16:02:50)
カミーレ > 普段は両親に内緒のお忍びでもない限り外出を控えている少女だが今日は珍しく両親に懇願し、使用人に連れられて富裕地区につい最近建てられた大き目の図書館へとやってきた。
読書好きの彼女のために一貴族の邸宅とは思えないほどの蔵書量を誇る彼女の書斎にすら置いていないような珍しい本の集まった図書館は少女にとっては宝の山であり、自身の背丈の倍以上はある本棚を見上げながら目を輝かせた。

「それではお嬢様、夕方までには戻りますので読書をお楽しみください。何かありましたらこの魔道具でお呼びつけくださればすぐに駆け付けますので。」

ぺこりと頭を下げた使用人は少女にそう言い残すと図書館を後にした。
普段家の中で「良い子」を演じている少女。放っておいても平気だろうという信頼感が彼女を見張る目を緩めているようだ。
使用人の背中を見送った後で少女は図書館の奥の方、利用者や司書さえもあまり寄り付かないような一角へと歩んでいった。

「この本…!すごい、こんないやらしいこと…。へぇ、この建物、そんな集いが開かれてたんだ…今度いってみよう、かなぁ…えへへ…」

そこには焚書されてもおかしくはないような猥本や、性秘術などが記載された書籍の並ぶ区画であり、図解のある調教指南本や王都の隠れたアングラスポットをまとめた雑誌本などを見繕うと、本棚の間に隠れて読みふけるのであった。
(10/07-14:36:35)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にカミーレさんが現れました。 (10/07-14:20:59)