2024/09/26 - 20:42~22:36 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にレンさんが現れました。<補足:小柄なメカクレ男子/学院指定スイムパンツ/濡れてるのでNotメカクレ/0時頃まで>
レン > 「は~ぁ、無事に帰って来れたけんど、遭難してる間の授業の補習があるなんて……」

人気のない水練場の片隅で、レン・ウォーレンは独り溜息を溢した。
ひょんな事から王都郊外で遭難していたところを通り掛かった冒険者に助けられたのが数日前。
こうして無事に学院に戻って来れたレンを待っていたのは、遭難している間、無断欠席となっていた授業の補習のフルコースだった。
当然、現行の授業も受けなければならないため、補習は放課後である。

今日は夏の間に終わる筈だった水練の補習。
担当していた教員は急用が出来たと言って、もしかすると代わりの教員か、
レン同様に補習を受けなければならない生徒が来るかもしれない旨を伝えて去ったっきり戻って来ない。

「まあ、泳ぐのは出来ねえ訳でねえし、一人の方がずうっと気楽だけんど……」

既に課題として与えられていた距離は泳ぎ切っており、後は指定された時間まで如何に暇を潰すか、といった状況。
プールの縁に腰掛けて、今はただ時が過ぎるのをぼんやり待っている。

レン > 「ううん、せっかくプールが貸し切りなわけだし
 も少し泳いでっても罰は当たらんべな……?」

ぼーっとしているのも飽きてきた。
身体も少し冷えて来た気がしたので、誰も居ない水練場でもうひと泳ぎしていこうとレンは水の中へと身を躍らせる。
とぽん、と緩やかな波紋を広げて水の中へと潜るとそのまま気儘に水泳を楽しむのだった。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からレンさんが去りました。<補足:小柄なメカクレ男子/学院指定スイムパンツ/濡れてるのでNotメカクレ/0時頃まで>