2024/11/16 - 01:03~02:05 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 平民クラス 教室」にアクアさんが現れました。<補足:白のフード付きローブ、杖>
アクア > 授業も終わり、誰もいないはずの教室。
白のローブに身を包んだ少年が一人、机の上で参考書を広げていた。

名はアクア。
こう見えてマグメールの非常勤講師である。
学院に雇われて日の浅いアクアにとって、参考書の類に眼を通すことは大変重要だ。
急に補習授業を行う様に言われた時にしっかり対応できるようにするためである。

「とはいえ、ボクの授業をわざわざ受けてくれる生徒さんはあまりいませんからね…。」

そう独り言つ。
補習を主に担当しているアクアの授業を受けることは恥と捕らえる生徒も少なくない。
アクアが平民であることも理由の一つだろうか。

それでもアクアの指は頁をめくる。
魔法の知識を蓄えることはアクアにとって楽しいから。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 平民クラス 教室」からアクアさんが去りました。<補足:白のフード付きローブ、杖>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にアクアさんが現れました。<補足:白のフード付きローブ、杖>
アクア > 今日は空き時間に図書館で勉強中。
ここで教えている内容は多岐にわたる。
全てを熟知…とまではいかずとも助言できる程度の知識を入れるだけでも幅広い知識が必要。

「読みごたえがある本ばかりですね。」

読み終えた本を一冊畳み、椅子の背に体を預ける。
深く息を吐き、弛緩。