2024/08/21 - 21:59~22:52 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にレアルナさんが現れました。<補足:白いブラウス 黒いタイトミニ 黒いコルセット 黒いパンプス>
レアルナ > 非常勤講師に入ったからには講義をする必要がある。
今日は午前中に時間をかけて精神干渉魔法についての講義をこなしてきた。
いまは昼食を終えてホッと一休みのとき。
精神的な疲労を感じつつ良い感じにお腹も膨れて少し眠気を感じる。
どういう仕組みなのかは分からないが夏でも幾分涼しいラウンジで午後をやり過ごしたいところだ。
平民でも入れるラウンジなのであまり神経を使うこともない。
「ふぁあ……」
右手を口元に当ててあくびを噛み殺すと座席の背もたれに背中を預ける。
少し行儀が悪いけれど腕をいっぱいに突っ張って伸びをした。
すんなりとした曲線を描く脚を投げ出して左足首の上に右足首を乗せる。
レアルナ > 本業の占い師を休業していっそのこと常勤講師になるという選択肢もなくはないが講師という仕事もなかなかに疲れる仕事だ。
たまに講義をする程度であればそこまで負担もないが学生の成長に本格的に責任を持つとなるとかなり重たい。
「私はたまに気まぐれで講座を開く程度でちょうどいいですね」
テーブルの上に置いた講義用の魔導書にちらりと目をやる。
大量の写本が存在するのでそこまで貴重ではない魔導書だ。
次の講義はまた別の魔導書を使うほうが良いだろうか。
そんな事をぼんやりと考えながらゆったりとした時を過ごす。
レアルナ > 学院に来たのはご主人様に捧げる尖兵を見繕うという目的もあったのだが、そこは慎重を期すべきだろう。
身元のしっかりしている学生はなるべく狙わないほうが良い。
狙うにしても大掛かりな準備が必要になるだろう。
そうでなくとも監視の目が多い。
学院の裏で何が起きているのかは薄々には分かっているが非常勤講師の身では入る情報などたかが知れている。
ご主人様の伝手を使って調べればあっさりと分かるのだろうが、それでは面白くないし侵入した意味もない。
「ゆっくり考えればいいですよね、時間ならたっぷりありますし」
差し当たっては冷たい紅茶をお代わりするべきかそれとも一旦帰るかが悩みどころだ。
一度姿勢を正してからタイトスカートの短い裾から出た脚を組んで少しの間考える。
レアルナ > 「まぁ、戻るとしますか」
そう呟くと椅子から立ち上がる。
テーブルの上においてあった魔導書を小脇に抱えるとラウンジから灼熱の外界へと出ていくのだった。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からレアルナさんが去りました。<補足:白いブラウス 黒いタイトミニ 黒いコルセット 黒いパンプス>