2024/11/24 - 10:50~11:45 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にサフィルさんが現れました。<補足:ブロンドの編み込みハーフアップウェーブロング。ゆったりとした導士装束。【後入歓迎】>
サフィル > 混合ラウンジの片隅。多くの生徒のみならず一部教師も利用する場にあって、
席に着いているにも関わらず頭一つ抜けて存在を示す長身の女性が一人。

「ふへぇ~。やはりここのサンドが一番ですねぇ~」

ラウンジの軽食。隠れた逸品のクラブハウスサンド。
それをテーブルに3皿並べて無防備な笑顔を浮かべて頬張る。

好物ではあるが富裕地区の喫茶店などではまた求める味が違い、
その日の授業が午後になければ足を運んで食べてしまう。

ついつい美味しくていくつも頼んでしまうが気にしない。
普段から気を張っている自分へのご褒美なのだから。

賑わう生徒達の表情。喧騒。
この国の未来を担う子供達を見つめながら流れるこの時間が好きでつい長居してしまう。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にシャルティアさんが現れました。<補足:白い絹のような貫頭衣(フードなし) 膝下ぐらいまでのちょっと短い丈、腰をきゅっとくくるように縛ったシルバーチェーン>
シャルティア > とある術師と知り合いになってから、よくラジエル学院にくるようになった。
少年が感じる違和感――要は結界の綻びや時間的な劣化を見つけて、その術師に教える。 他にも学園の人たちとなかよしになって、いっぱい教会の教えを勉強する。
他の神の教えを学ぶ天使というのもちょっとおかしな話だが少年からすればいっぱい撫でてもらっていっぱい"ごほうび"ももらえて良いことづくめだ。 しかも、学園の人たちもとってもやさしい。

「……あ!」

元気よく腕をぶんぶん振って歩いてると、ラウンジにその術師がいた。 翼を広げて一直線に飛んでいこうとして――急ブレーキをかけたように止まる。 皆がびっくりするから学園内は飛行禁止だ。

「おねーちゃんおねーちゃんおねーちゃん♪」

まるで主をみつけた仔犬のような勢いで駆け寄る。 サフィルの周囲を飛び跳ねてるあたりもそう。
椅子に座る長身のサフィルの腰に抱きつこうとして

「おおっ、ご飯中だからだめだ!」

ぱっと離れる。 人間のマナーというものを色々教わった。 基本純粋故に自由人な少年だがちゃんとサフィルや学園生徒から教わった事は守っている様子

サフィル > 知り合った当初は学院の部外者ではあったが魔族ではなく、何より種族特有であろうかお願いしている仕事にそつがない。
子供並のバイタリティに良く聞き分ける性分が咬み合っているからよく使えると
学院にも己の関係者として申請を出し、大義名分を以て出入りできるようにしてある。

……他の貴族へは”備品”という名分で通してはあるが当人には及ぶものではないし、
何より他の些末なことを気にする手合には納得できる程度の理由を与えるだけでいい。

授業にも監視の名目も兼ねて出席できるようにはしてある。
貴族の通達の元に天使が魔族の監視も兼ねている。
それは牽制にも皮肉にもなろう。

「大丈夫ですよぉ。ちゃんと歩いてきてえらいですねぇ。」

懐いた子犬のように飛び跳ねてくる様は見ていてほほえましく、言いつけ通りにマナーを守る聞き分けの良さもある。
己の膝の上をぽんぽんと叩いて、上に載っても良いと促して、近づいてくれば頭を撫でて。

「貴方もぉ、何か食べますかぁ?」

おっとりとした物言いで、にこにことしながら。