2024/09/16 - 21:41~02:00 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にネクタルさんが現れました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス/リミット短め>
ネクタル > 近頃の好みは、埃を被った古めかしい書物たちである。
とあるきっかけでひとつ手に取ったところ、そういえば――と自分好みの本を幾つか思い出せたのだ。
一度は読んだ本が再び埃を被る程度には長い時間を経て。
それでもやはり好みだなと、読み終えた本を書架へ戻す。

大層な装飾がされているくせに中身はベタベタな恋愛物。
簡素な割に重っ苦しい戦記物。
レシピ本だのに見せかけた錬金術書だとか。
あったあったこんな本も。邪気もなく懐かしさに目を細め、棚から引き出しては軽く目を通し、戻して。

原則持ち出し禁止は百も承知だが、そこは“なじみ”の司書さんへ声をかけてどうにかしてもらう。
持ち出してしまう程のお気に入りは他に何かあっただろうかと目の前の背表紙を撫ぜ、それとはヨソに視線を流す。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からネクタルさんが去りました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス/リミット短め>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にミリーシャさんが現れました。<補足:16歳/150cm/白灰色のショートボブ/薄紫の瞳/学院の制服>
ミリーシャ > 図書館というのは、大小さまざまあれど、その空気は共通するものがある。
古びた本の香りなのか、単に埃っぽいだけなのか、それは分からないけれど、図書館独特のその空気に包まれていると落ち着く。
だからといって、図書館の入り口で深呼吸なんてしていたら、変な人扱いをされてしまうけれど。

「やっぱり、王立学院の図書館は、レベルが違いすぎ……ですね……」

図書館の入り口で、深呼吸どころか、息をするのも忘れて聳え立つ書架の高さに目を奪われる。
そのいずれにも書籍がしっかりと納められており、まさに見る者を圧巻させる。
貸し出しはしていないということだけれど、カウンターの方へと視線を転じれば、忙しそうに動き回る私書たちの姿が見える。
いつまでも呆けていては、日が暮れてしまう。
とりあえずは、入館手続きを済ませようとカウンターの方へと足を向け。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からミリーシャさんが去りました。<補足:16歳/150cm/白灰色のショートボブ/薄紫の瞳/学院の制服>