2024/09/28 - 22:19~02:05 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 時計台」にエリビオさんが現れました。<補足:学生服の上から外套>
エリビオ > 深々とフードを被った人影が時計台に繋がる扉に手をかける。回しても施錠されて開かない。
そこに深緑に輝く指先を鍵穴に触れると、音を立てて施錠が外れて扉は重々しく開いた。
「禁止にするなら初級魔法程度の解錠で開く鍵じゃだめだよ」
得意げに弧を描く唇で呟いて時計台の頂上へ。高所特有の風が吹き荒れてフードが外れればまだあどけない顔立ちが露となる。
乱れた髪を掌で掻き上げながら柵に手をかけて外界を覗き込む。
時間は夜。学院周辺の街並みが小さな灯りを灯して夜空のように輝く有り様に双眸を細めた。
高所から下を眺めるのが好きな少年は柵に身を乗り出して覗き込み。強風に乱れる髪を何度も手で直しながら呟く。
「風も元気。いい場所だ。」
エリビオ > 頬が強張る。長らく冬の冷たい風にあたっていたことで寒くなった両頬を擦りながら去っていった。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 時計台」からエリビオさんが去りました。<補足:学生服の上から外套>