2024/10/31 - 12:52~14:22 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にネクタルさんが現れました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス/>
ネクタル > 近頃の好みは、埃を被った古めかしい書物たちである。
とあるきっかけでひとつ手に取ったところ、そういえば――と自分好みの本を幾つか思い出せたのだ。
一度は読んだ本が再び埃を被る程度には長い時間を経て。
それでもやはり好みだなと、ひとつ読み終えた本を書架へ戻す。

大層な装飾がされているくせに中身はベタベタな恋愛物。
簡素な割に重っ苦しい戦記物。
レシピ本だのに見せかけた錬金術書だとか。
あったあったこんな本も。邪気もなく懐かしさに目を細め、棚から引き出しては軽く目を通し、戻して。

原則持ち出し禁止は百も承知だが、そこは“なじみ”の司書さんへ声をかけてどうにかしてもらう。
今日この日にいるかどうか?そこは今日この日に“なじみ”になってもらおう。

持ち出してしまう程のお気に入りは何かあっただろうかと目の前の背表紙を撫ぜ、ふと、足音か何か聞こえたような。
ここにいることは研究室に書き置きをしてあるから、用があるのならやってくるはず。
そう思うとなんとなく、ヨソに視線を流してしまう。

ネクタル > 思った通り、書き置きを見てきた生徒のお声かけ。
今日のところは真っ当な講師の顔をして連れ添うことになりそうだ。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からネクタルさんが去りました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス/>