2025/03/16 - 19:52~00:17 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にラリーさんが現れました。<補足:160cm半ば きっちり着込んだ男子の制服、黒縁眼鏡>
ラリー > 昼休みの図書館。読書スペースの片隅で一人、本を読んでいる目立たない男子生徒。
すでに昼食は済ませ、昼休みの終了を告げる予鈴が鳴るまでは読書にふけるつもりである。
その一方で、獲物になりそうな対象がいれば術を仕掛けてやろうと油断なく周辺に気を配ってもいる。
予鈴までに見つからなければ、仕方無しと諦めるだけ。
そんな、いわば釣りのような心持ちで少年は昼休みの時間を過ごしてゆく。
現在読んでいるのは冒険小説。
とある少女が滅びた国を旅して回るという内容で、連作ものなので共通の主人公の話が他にも数冊存在する。
1冊1冊になかなかのボリュームがあるため少年もまだ全てを読み終えてはいないが、
内容の出来は悪くなく、先の楽しみもあるので読み進めるのは苦ではない。
現在もまあまあ楽しんで読めており、少年自身もほんの少しそういった雰囲気を醸し出している。
…近くでよく見てもわからない程度ではあるが。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からラリーさんが去りました。<補足:160cm半ば きっちり着込んだ男子の制服、黒縁眼鏡>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にルーベルさんが現れました。<補足:リミット27時/後入り、別部屋、別シチュ移行、私書呼び出しいずれも歓迎>
ルーベル > 学院図書館の一画に、文献を積み上げての講義資料作成。
講師業は知己に乞われての半ば趣味的なものだが、そこで手を抜かないのは男なりに魔術に真摯であるゆえか。
若き才や他の知見を持つ教師たちとの縁は魔導士貴族にも有用で、実益も十分兼ねるものともなっている。
ゆえに幾つかの魔導書、薬学書を出典として魔法薬の資料をまとめる姿も散見され、教えを乞う者なりは男を見つけやすいだろう。
素直にそれが叶うのか、そうでないのかは、男のそのときの気分次第ではあるところだけれど。
次の授業ではそれを主にして…己の眼鏡にかなうものは上手く授業だとしても連れ出して、などと。
そんなことを考えていれば自然と暗金の瞳はどこか楽し気に細まり、一頻り書類を整えては、小さく息を吐いた。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にレアルナさんが現れました。<補足:二つにまとめたプラチナブロンドの髪 女官風の黒いジャケットスーツ タイトスカート ピンヒール>
レアルナ > こつっ…こつっ…
図書館の床を叩くヒールの控えめな音。
人も少なくなった図書館のこれまた人の少ない一角に入ってきたのはエルフの女だった。
常勤講師が急に体調を崩してしまったために穴埋めの講義をする羽目になったこの女もまた学院の非常勤講師である。
急な講義であるがゆえに準備がしてあるはずもない。
おおよそ教えるべき内容を確認してみればいくつか資料が必要であったことに気づき慌てて図書館に駆け込んだという次第だった。
「……ええと、エレミア写本はどこでしたっけ……」
書架の間を彷徨う。
この図書館は蔵書は豊富だがあまり整理されているとは感じられない。
もっとも自分の知らない探しかたのコツなどがあるのかもしれないが…
「こんばんは」
白髪の貫禄のある……講師だろうか?……文献をまとめているような雰囲気の魔術師ににこやかに会釈をした。
ルーベル > 図書の中身を攫い、授業資料と自身の研究資料などを書きまとめ。
いくつか目星着けていた出典資料となる書物類も探し出して一人満足していれば、床を打つ音と人の気配に暗金を向ける。
同時、声がかかり、会釈を受ける。
視線の先には美貌のエルフ。長命の種族たちには学院に生徒としても、講師としても関わるものも多い。
とはいえ、彼女のように目立つ風貌であれば生徒なら、既に見知っているだろう。
「こんばんは…何かの資料をお探しですかな?」
ゆえに己と同じように講義資料でも探しにきた類の者だろうともあたりをつけて挨拶を返す。
ちらりと、失礼にならない程度にその容貌へと向ける視線が、相手の足元から這う。
すらりとした肢体を包む黒いドレス、そこに掛る金色の髪。
エルフらしく豊富な魔力も感じられ、身に着けるものにも魔法の力も感じる。
警戒薄く声をかけてきたことからも時折いる人間種族に好意的な長命種なのだろう。
それならば、と。魔導師貴族もまた、好々爺というふう笑みを浮かべて返していく。
レアルナ > 魔導師から挨拶を返されるとエルフの女は微苦笑を浮かべた。
足元から這ってくる魔導師の視線に晒されるエルフの女の身体。
黒いピンヒールパンプスはよく磨かれて艶めいている。
細い足首へと続くすんなりとしたふくらはぎは半分が黒いドレスの内側に隠れている。
ふんわりと柔らかそうなお尻からきゅっと締まった腰へのラインはドレスの上からでもよく見えるだろう。
黒い布地に隠された瑞々しい胸の果実から鎖骨の曲線は若干主張が強い。
ちょこんと首を傾げるとプラチナブロンドの髪の毛先が肩のあたりで遊ぶのが見えるだろう。
警戒心を感じさせない所作で、こつりこつりとヒールの音を立ててゆっくりと白髪の魔導師へと近づいていく。
「ええ、講義で使うつもりで“エレミア写本”という魔導書を探しているのですが…。
この図書館はあまり慣れていないもので…」
テーブルの前で足を止めると恥ずかしそうに肩をすくめた。
ルーベル > 女が近づいてくればその美しさはよりよく望めるようになる。
彼女は女としても十二分に熟れた肢体のラインをそのドレスにしっかりと浮かせていて。
エルフの特徴とも言える若々しさと引き換えの幼さ、肉体の実りの物足りなさを感じさせない。
ほっそりとした四肢ゆえに目立つような胸元、腰下を視線が這う際はやや、ゆっくりとそこを観察するようにもしてしまう。
向ける笑顔が功を奏したか、物怖じすることなく近づいてくる相手に思案顔をと見せて。
必要はないかもしれないと思いながらも…自身の魔力を彼女へと向ける。
男の言葉を好意的にと取り、信じ込みやすくするような思考を誘導する魔術の術式を潜めたそれを行使しつつ。
「ふむ、その写本なら私の研究室のほうにもあった気がするのぅ。…御貸し、しましょうかな?」
ゆるりと立ち上がり、彼女の様子を探るように暗金向けながら。
資料類をまとめればすぃ、と、図書館の入口向けて誘うように視線を向ける。
彼女がその警戒心の無いままに…あるいは術も効いて男の言葉を疑わず同道するかどうか。
否やがないのなら、そのまま己の研究室にと招いていくのだろう…。
レアルナ > 魔導師が思案顔を向けてくる。
それに乗っている微量の魔力。
このエルフの女は催眠術や魔術による暗示にはとても脆弱だった。
それゆえ、魔導師の用意した陥穽にあっさりと嵌まり込んでしまう。
その好々爺じみた笑顔に元々薄かった警戒心がさらに薄れていく。
魔導師の言葉を疑うことができないどころか、夜の図書館での不躾なお願いにも親切で返してもらったことに感謝まで感じていた。
「ええ、ぜひお願いします」
エルフの女はぺこりと頭を下げた。
魔導師が立ち上がるのに合わせて立ち位置を移動すればふんわりと漂っていく女の甘い匂い。
その視線に誘導されるかのように図書館の入口へと意識が向かった。
「ご親切にありがとうございます」
魔導師の横に立ち位置を変えるとゆっくりと魔導師について歩き始める。
エルフの女の頭の中に疑念など欠片も残ってはいなかった。
レアルナ > 【部屋を移動します】
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からレアルナさんが去りました。<補足:二つにまとめたプラチナブロンドの髪 黒いドレス ピンヒール>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からルーベルさんが去りました。<補足:リミット27時/後入り、別部屋、別シチュ移行、私書呼び出しいずれも歓迎>