2024/06/06 - 12:31~15:42 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にルーチェ・カンパネラさんが現れました。<補足:学生服>
ルーチェ・カンパネラ > 今日は学院の図書館にいます。
ずっと屋敷の中に籠っていたボクには世間の常識がかなり欠落している気がします。
せっかく学院に入ったのですし、この機会にしっかり勉強しましょう。

ということで、今は窓際の席で読書中。
皆が読む様な魔術書ではなく、一般的な社会常識や地理の本を読んでいます。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にエリシアさんが現れました。<補足:薄い金色の髪、水色の瞳、細身のスタイル 16時まで>
エリシア > 昨日、ここで本を整理をしていた時に大変な目にあった。
その事を学院側に報告をするも軽く流されてしまい。

しかも引き続き、今度は見回りではなく本の整理として雇われるになってしまい。

「ここは危機感がないと思うんだよね」

そう文句を言いながらもカートに乗せた本を本棚にしまって歩き。
そんな途中、窓際で読書をしている人影に気が付き。

「君、読書とは感心だね。でも変な魔導書には気を付けるんだよ」

何を読んでいるかはわからないが、危険な魔導書もあり。
そう言うのを読んでいないか、そんな心配から声をかけていく。

ルーチェ・カンパネラ > 本というのは恐ろしい物です。
読み耽っていると目が離せなくなります。
他の人の存在に気付いたのは、声を掛けられた後でした。
外ではありえない位の不用心です。

「お声がけありがとうございます。
魔導書の類ではないので大丈夫ですよ。
冒険者の方ですか?」

丁度区切りが良かったので、本を閉じつつ笑みを浮かべます。
なんとなくですが、ここの学生と言う雰囲気ではない様子。
尖った耳を見るにエルフの方でしょうか。

エリシア > 「そう、それならよかったよ。
ここは危険な魔導書があるんだ、それを見てないなら大丈夫だね。
私?そうだよ、冒険者だ」

近くに近づいていなかったようだが、驚いた様子はなく。
また急に声をかけた事に怒っているようにも見えず、浮かべられた笑みに笑みを返し。

「学生でないのがいるのが珍しい?
私はこれでも警備……に申し込んで何でかここの整理を言われてるんだよ。
そういえば、魔導書じゃないなら何を見ているのかな?」

格好のせいもあり、学生に見えないよねと笑えば、いる理由を説明し。
魔導書を読んでいないというのも珍しく、何を見ているのかと少年に問いかけては近づいていく。

ルーチェ・カンパネラ > 「そんな恐ろしい物があるのですか…。
びっくりしちゃいますね。」

ボクは目を丸くしてしまいます。
普通の学生が手にするような場所に置いて大丈夫なのでしょうか。
危険予知の為に敢えてそうしてるのかもしれませんが。

「ボクは最近入学したばかりなのでそもそも学院のこともまだよく分かってないので。
冒険者の方が警備して頂けるのでしたら安心できますね。

…お恥ずかしながら、一般常識の類です。
ボクは最近まで屋敷に籠っていたので魔法と薬草以外何も知らなくて。」

エルフの方が近づかれます。
机の上にはボクが読み終えた本が並んでいます。
表紙を見れば地理、社会、歴史の類の本だとわかるでしょうか。

エリシア > 「誰かが書庫から持ち出して、その辺りに戻してるみたいでね。
怪しいと思ったら触るのは駄目だよ」

驚いた様子の少年に、気を付けるように、怪しいと思えば触れないようにと説明し。
危険物を学生がよく来る場所に置くとは思いたくはなく、勝手に持ち出されたのが置かれていると思うことにして。

「入学したてなんだね。それなら仕方ないな。
ここは貴族の嫡子もいるし、貴重品もあるからだろうね。

一般常識?え?一般常識……。
そうか、君は箱入り息子だったという訳か。
勉強熱心はいいことだ」

ふと少年の頭の耳に目を向け、大事にされていたのだなと見て取り。
どういう経緯で学院に通うようになったのかは判らないが、置かれている本を見れば色々と読んで居る事がわかり。
頑張ってるんだなと笑いかけて。

ルーチェ・カンパネラ > 「それってなんだか危ない話ですね。
なるほど、だから冒険者の方が整理をされるのですか。」

危険な書物を無造作に置く方がいることに唖然としますが、ありえない話ではなさそうです。
ボクは学院の常識はずれな一面を早くも知ることになりました。

「ですので、宜しければ仲良くして頂けると嬉しいです。
学院のことも外のこともまだまだ無知なので。

ようやく箱からでたばかりと言った所ですね。
お褒め頂きありがとうございます。

冒険者様のお名前をお尋ねしてもよろしいですか?
ボクはルーチェ・カンパネラと申します。」

ボクは立ち上がり、胸元に手を当てながら会釈します。

エリシア > 「かなり危険だよ。だから本を選ぶときは気を付けるようにするんだよ。
それは……そういう事にしておいてくれるといいよ」

まさか見た目が頼りないから整理に回されたとも言えずに言葉を濁し。
それでも気を付けるようにと告げて。

「私でよければいいよ。
それだと気を付けないと大変な目に合うかもね。

箱から出れば、後は頑張って外の世界を知らないとね。
でも、こうやって勉強をしているなら大丈夫だよ、きっと。

私の名前?いいよ、私はエリシア。
よろしく、ルーチェ」

同じ学生ではなくて良いのかと思うが断る理由はなく。
無知とは言うが、学ぼうとする意志があるなら大丈夫と言い。
少年が名前を名乗れば、自身も名乗り返しては胸を張り偉そうにして。

ルーチェ・カンパネラ > 「そうですね…。
ボクは魔力を感知できるので回避できますが、
気づかず手にしてしまう方も出てしまいそうです。」

ボクは本棚に視線を向け、どうすれば良いか考えていました。
本に目印をつければ良さそうですが、まずは学院の許可を得ないといけないでしょう。

エルフさんは途中で歯切れが悪くなりました。
なのでその辺りは触れないことにします。

「そうですね、本を読んだり実践したりして外の世界を知らないといけませんね。

よろしくお願いします、エリシア様。
エリシア様は学院専属契約ではありませんか?
もし違うのでしたら、今度ボクに冒険者としての手ほどきをお願いできませんか。
勿論、冒険者様に依頼するのですから報酬はきちんとお支払いいたします。」

堂々としたご様子のエリシア様。
ボクは瞳を輝かせてお願いします。

エリシア > 「魔力が感知できるなら大丈夫だな。
そこは学院がどうにかするはずだ」

少年は魔力を感知できると聞けば、危険は少なそうだと。
他も心配ではあるが、そこは学院がどうにかするだろうと。

そしてそんな魔法書を気が付かづに運び、大変な目にあっているので多少視線が泳いだりしたのだが。

「本で知識を得て、それだけでなく実際に経験するのは大事なことだよ。
本の知識だけだと違いも大きんだ。

専属じゃなくて期間契約だよ。
私がルーチェに?っていうか、ルーチェは冒険者になりたいの?
報酬を払って貰えるなら構わないよ」

知識だけだけでなく実践もという姿に感心し。
そんな少年の姿は本当に真面目でいい子に見え。
そんなだからそこ、冒険者の手ほどきを頼まれると、構わないと請け負って。

ルーチェ・カンパネラ > 「そうなのですか?
ボクで出来るのならお手伝いしたい所なのですが。」

他の生徒の方が危険にあうのなら…。
あ、エリシア様の視線が泳いでいます。
ひょっとしてエリシア様も被害にあったのでしょうか。
聴いてみたいですが、やめておきましょう。

「やはり実践は大事ですからね。

なるほど、でしたらスケジュールが空いてる時にお時間頂けますか?
できれば街の外で実際に冒険してみたいです。
冒険者になるかどうかはわかりませんが、外で活動できるようにはなりたいです。

報酬は一日600ゴルドでいかがでしょうか。
不足でしたら教えて頂ければ増額致します。」

冒険者の方の相場と言うものがまだよく分かりません。
ボクの顔には不安そうな様子がしっかり出ていることでしょう。

エリシア > 「そういう管理は学院の仕事だよ。
だからそういうのは任せておけばいいよ」

生徒が何かをするより、学院が」対処をすべきだと口にし。
それに自分も被害にあったなど少年に言えるはずもなく。
何かあったのかと問われない事に安渡し。

「知識だけだとどうにもならない事は多いね。

ここの依頼は明後日までだから、それ以降は今は依頼は入っていないから大丈夫。
街の外で?かまわないけど…大胆だね。
外で活動できるだけの知識も得たい訳ね。

報酬はそれでいいよ、ガイドだし多すぎるぐらいかもね」


街の外と聞くと驚くが、その理由に納得し。
提示された報酬は十分かなと思えば、不安そうにする少年に大丈夫と笑いかけて。

ルーチェ・カンパネラ > 「ですが、ボクがやれば感謝されませんか?
そうすればお友達もできると思うんです。」

エリシア様の顔を覗き、尋ねます。
ボクの目標の一つにお友達作りもあります。

「では明後日以降で一度お願いします。
行き先は決められてますか?
良ければ森林地帯で薬草の採取がしたいのですが。

護衛もお願いするとなると、この金額では足りませんか?
魔法は使えますが街の外での戦闘はあまり経験がありませんし。」

600ゴルドはどうやら失礼な金額ではなさそうです。
この辺りの相場はまだまだわかりません。
図書館の本に載っているといいのですが…。

エリシア > 「感謝はされると思うぞ。
だけど……目立つと変なのに目も付けられる事があるんだ」

きっと図書館の利用者には感謝されるだろう。
しかし出しゃばったマネをと考える生徒や教師も出てくると思えば、それが心配であり。
顔を覗き込まれると伝えたものかと悩んでしまい。

「構わないよ。ギルドのほうに名指しで指名依頼を出してくれればいい。
森林地帯ね、そこの浅い部分にしようか。奥に行けば危険な場所や魔物がいるからな。

ガイドをするなら護衛も込みだよ、私はね。
それは頼りになるね、けど…考えて使わないと直ぐに魔力がなくなることもあるぞ」

他は知らないが自分は護衛も込みでそれでいいと返し。
報酬にしても受ける相手によってかわるものであるので、そこはギルドで相談するといいと教えるのも忘れずに。

ルーチェ・カンパネラ > 「変なのですか…。
それはボクがミレーだから絡まれるということでしょうか。」

エリシア様の言う変なのとは学院の関係者でしょう。
目立つとよくないと言うのももっともですが、どうしましょう。
ボクは眉尻を下げ、困った顔になります。

「ギルド…。」

そうでした。
冒険者の方に依頼する時はギルドを通さないといけないのでした。

「護衛のして頂けるのなら助かります。
ですがエリシア様、ボクは魔力には自身があります。
それに薬草の類も持ってますのでご安心ください。
その代わり、接近戦はお願いしますね。」

エリシア > 「ミレー族という意味じゃなくてね。
こう…自分よりもよくできる人に嫉妬するっていうのやつ。
誰も如何にもできないのをルーチェが解決すると、そういう人がね?」

少年の言葉に、種族ではなく出来るから妬む人がいるからと少し言葉を濁しながら答え。
ミレー族というだけで一部の生徒や教師からのあたりはきついはず、それが酷くなるかもと。
困った顔の少年に対し、良いアドバイスができずに。

「そうだよ、直接よりギルドを挟む方がいいからね。
私はしないけどな…人によっては後から追加で報酬を請求されても困るだろ?」

ギルドが間に入れば、そういうもめ事も起きない。
だからギルドを通そうと笑いかけ。

「護衛は任せてくれていいよ。
魔力に自信があるんだ、けど何が起きるか判らないからそこは注意だよ。
準備がいいのは良いけど、荷物は持ちすぎないようにね。
近接戦は任せてくれていいよ」

そう言ってはまた胸を張り、任せてと言い切り。
ちゃんと守るからと告げて。

ルーチェ・カンパネラ > 「なるほど。
…お気遣いありがとうございます。」

やっかみの類でしょうか。
エリシア様の心配も尤もです。
言葉を選ばれている様子を見るに、気を使わせてしまったようです。

「では、ギルドを通して依頼致します。
ですがエリシア様。
予想外の事態となった場合はちゃんと追加報酬をお支払いしますからね。」

指をピっと立てます。

「では余計な荷物を持たないために、どのような物があればいいでしょうか。
特にエリシア様が必要だと思うものを教えて頂ければ、当日までに準備致します。」

エリシア > 「私のおせっかいだい、だからお礼はいいからね」

折角学院に通うのに嫌な思いはしない方がいい。
そんなお節介なので気にしないでと笑って見せて。

「ギルドで声をかけられたら直ぐに受けるから、連絡が行くはずだよ。
その時はその時だよ」

予想外の事態と聞けば、その時の度合いで考えるとうなずき。

「そうだね……自衛できる程度の武器と身を守れる防具。薬草とか薬は最低限ね?
あとは……薬草採取をするための道具は忘れないようにな。
あ、後は水と保存食を一日持つぐらいはあればいかも」

どのようなものが必要な、それを考え最低限を考えては口にする。
行く場所は近場ではあるが、最低一日分の食料などがあればいいかなと告げて。

ルーチェ・カンパネラ > 「では、この話はこの辺で。

今日の授業が終わりましたらギルドに依頼しようと思います。
そうですね、追加の報酬が必要な状況になったらその時に教えて頂けますか。」

目の前にお相手がいるのにわざわざギルドを挟む。
ちょっともどかしい気もします。

「わかりました。手が空いたらすぐにでもご用意いたします。
…そろそろ授業に戻ります。
一緒に出掛ける日が楽しみです。
今日はありがとうございました。」

一度会釈をしてから、本を手にします。
全て書架に戻し、ボクは教室へ向かいました。

エリシア > 「そうね、そうしましょう。

受けれるのは明後日からだし、急がなくてもいいよ。
その時に教えるから安心していいよ」

直接受けても良いのだが、何かあった場合に大変なことになるので正式契約に拘り。
その辺りは少年がギルドに話を持ち込めば説明されるはずと考えて。

「本当に慌てなくて大丈夫だよ。
あ、もうそんな時間になってる?
私もその時を楽しみにしてるよ。
こっちこそ邪魔をしてごめんね」

会釈し本を手にし、書架に戻してくれる事にまじめだと見送り。
少年が去っていけば本の整理を再開していく。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からルーチェ・カンパネラさんが去りました。<補足:学生服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からエリシアさんが去りました。<補足:薄い金色の髪、水色の瞳、細身のスタイル 16時まで>