2024/07/07 - 00:02~01:18 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にシトリーさんが現れました。<補足:148cm/腰まで伸ばした金髪/円らな碧眼/尖った耳/白と青を基調とした聖衣/>
シトリー > 王都ばかりか王国でも随一の蔵書量を誇ると聞いて足を運んだ図書館
外観からもその広さには圧倒されたものの、中へと一歩足を踏み入れると、
そこはまさに本の森といった光景だった。
「これは――――すごいですね……」
思わず漏れる感嘆の声
幾人かの利用者はいるものの、その広さのためか気配はほとんど感じられない。
どんな蔵書があるのだろうかと、宛てもなく書架の間を巡っていき。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にネクタルさんが現れました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス>
ネクタル > 僅かな気配からも遠ざかった奥の書架で、手を伸ばす巨躯があった。
めったに人のやってこない場所にどれだけ柔らかくても足音が近づけば耳についてしまって。
ただ、その足音が近くまでやってくるのに合わせて視線を流しただけ。
後ろを通るならば退かなければ通れない相手か。
その辺りを確かめるための視線は、ぱち、とかち合って。
すぐ、色惚けたものに変わった。
「――迷子、では、ないのかな?」
艶やかな長い髪から、もうひとつ目立つ長耳に視線を流して笑みを浮かべ。
彼女とは少し違った形の長耳を、ご挨拶、とばかりにぴこぴこ。
揺らして、手招きをしてお話へ誘う。
口振りも幼い相手に接するようだけれど、瞳は完全に見初めて魅了の力を発揮し始めていた。
シトリー > 何処や何かは決めずに、心の赴くままに歩みを進めるのは、ある意味で探索とも言えるかもしれない。
書架の迷宮を進むと思えば、これもまた冒険と言っても過言ではない。
そんな空想を抱いてしまうのは、この場所があまりに現実離れしているからかもしれない。
視線を本の背表紙にばかり向けていたせいで、曲がった先に現れた相手に気付くのが遅れ。
あわやぶつかりそうになって、立ち止まる。
「――――え? いえ、そういうわけじゃ……」
小柄な自分からすれば、見上げるような相手
けれどそれほど威圧感を覚えなかったのは、相手の耳が愛嬌を振り撒いていたからか。
代わりに新緑のような澄んだ色の瞳に吸い込まれそうな錯覚を覚えてしまい。
相手の後ろをすり抜けようと思えば簡単だったにもかかわらず、
手招きされると、深く考えることもなく、一歩、そちらの方へと歩み寄ってしまい。
ネクタル > 鳥の囀りや木々のざわめきがない分、森というより迷宮というのが正しいだろう。
そして迷宮と言ったら、そこに潜むのはお宝と襲いかかる魔物というのがお約束。
実際には魔物と言われてしまうのは心外と宣うだろうけれど。
視線をあわせてのパッシブ効果だけに留まらず、催淫を強く仕掛けていく辺り。
棍棒を振りかざす魔物とどちらがタチが悪いのか、意見がわかれるところ。
「――――失礼しました。それでは私に会いに来てくれたのですね、と自惚れても?」
名前も知らない相手。
いや、大事な賓客だと教員に資料が配られていたような気がしなくもない。
何処かの地方のエルフの巫女姫が来ているとか、なんとか。
傍へ近づくごとに鼻を擽る甘い香りに勝手に親近感を覚えながら。
歩み寄る彼女の前で膝をついて手を取り、指先へ口付ける。
魔眼が少女へ刷り込む認識は『加護について相談と検証をしている』『好い仲の相手』だとでもしようか。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からネクタルさんが去りました。<補足:金髪、緑眼、彫刻じみた均整、アカデミックドレス>
シトリー > (移動します)
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からシトリーさんが去りました。<補足:148cm/腰まで伸ばした金髪/円らな碧眼/尖った耳/白と青を基調とした聖衣/>