2024/07/13 - 21:30~23:44 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 特別教室 音楽室」にラファルさんが現れました。<補足:リミット25時 約束無し 金髪ツインテール 紺の和装女児服 >
ラファル > 音楽室の中に、金色のツインテールをして、東方の島国の女児が着る服を身に纏う少女が居た。
ラファル・トゥルネソルと言う少女で、トゥルネソル商会、リスの姉妹の内三女。
10才の女の子であり、珍しくも見た目と年齢の一致している少女だった。
トゥルネソルの野生児と言われていて、何時も何処か空を飛んでいるか、その辺の湖でぷかぷか浮いているかしているのだが。
放り込まれたコクマーラジエル学園、授業もあまり出たりして無いのだが、珍しくも音楽の授業には参加する。
自分よりも大きな竪琴の前で座り、小さな手を伸ばし、それを弾く。
「~~♪」
少女の口から零れるのはエンジェルヴォイスと呼ばれる心地の良い、ソプラノの声。
周囲の耳に、囁くように蕩けるような声を届けて。
さらに言えば、その竪琴の奏でる音に関しても又、心地の良い音。
風を、空気を司る竜に属するラファルだからこそ。
こう言った音に関することに関しては、天性の才能が有り。
中でも、ラファルは、唄と竪琴に興味と才能を持っていた。
静かに、優しく響き渡る音、魔法で騒がしくないように防音設備となっている教室の中、響き渡る。
ラファル > 教室の中に響き渡るのは、穏やかで静かな伴奏と。
少女の可愛らしい歌声であり、その歌の内容はなんと―――子守歌。
誰にでも習得しやすいとなるとやはり子守唄から始まるようなものなのかもしれない。
そして、その子守唄が静かに、教室の中に響き渡っていて。
「♪~~~」
暫くの間の歌声の後。
少女は歌い終わった事を満足したのか、竪琴の伴奏を、そして、歌を止める。
ふぃー。うたったぜぃ、とばかりにニンマリして見せて、汗もかいてないのに汗をぬぐう所作。
全然疲れてないし、まだまだ歌えるのだけども―――。
教室の友人たちは、皆、皆、寝てしまっている。
起きているのは、気合の入った子供か。
若しくは、最初から耳栓とかして聞いていない子か。
将又、眠気を遮る魔術を使ったりして居る人だろう。
そんなのがどれだけいるのか。
ぴょい、と少女は竪琴のある場所から、椅子から飛び降りた。
飛び降りても一歳音の起たせないでいるのは、まあ、普段からの事だが。
寝た子を起こさないようにの配慮はしてるのかもしれぬ
ラファル > 見回してみた所、なんか、全員眠っているのが見えた。
まあ、それもそうだろう、だって、ラファルの詩は、生歌であり、魔法的なものは一切ない。
単に、技術だけで、眠気を誘う歌を歌い切ったのだ。
眠りに落ちている彼らを見やって、にまぁ、と笑って見せる。
「わがよのはるがきたー。」
周りの学生たちが起きない程度に囁くような声を。
そして、取り出したるは、墨と筆。
眠った学生たちは、全員、顔に落書きされたという――――。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 特別教室 音楽室」からラファルさんが去りました。<補足:リミット25時 約束無し 金髪ツインテール 紺の和装女児服 >