2024/07/18 - 00:13~02:08 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 校舎裏の庭園」にイノさんが現れました。<補足:ここではイノと名乗っている。腰まである玉子色の髪、赤味を帯びた金色の瞳、普段の外見そのままに耳と尻尾のない姿、学院に多く居る学生達の学生服を模したもの、首輪のような装飾品は隠している>
イノ > 授業も終わった放課後、これから遊びに繰り出したり、真面目に予習復習したり。
まぁ、そんな学生生活らしい姿を見せる学院の、後者の裏に作られている庭園。
色んな植物が植えられていたり、遊歩道があったり、休憩所があったり、暇潰しにも良い場所だ。

そんな庭園内、設置されているベンチの上に、寝っ転がっている少女が一人。
ぐっすりと寝ている…と言う訳でもなく、良い感じに木陰にあるベンチ、そこで涼みつつも。
何か面白い事がないか、と思いながら、そこらを適当に眺めたりしているのだ。
一番の理由は、先にあげた避暑ではあるが。
その設置場所から、このベンチは目立たない為、誰かしら先に見かけたら。
忍び寄って驚かせるとか、そんな悪戯でもとか、迷惑な事を考えてもいるのだった。

イノ > 「あー………」

寝転がるには狭いベンチの上、ぐたーっと背凭れにしなだれかかる。
いや、もうちょっと服装に気を付けて、ある意味それはちと危ないぞ、と言われそうな恰好。
なのだが、別にそれを気にした風もなく、だらけた姿を見せていた。

太陽が真上に、と言う程には暑くはないが、それでも、それなりに今もまだ暑い。
木陰とは言っても、それなりに風がないと、期待する程に涼しいものでもないものなのだ。
もっとも、太陽の下で動き回るよりは、はるかにマシな訳なのだが。

もう少しのんびりして、何もなければ、良い感じに日も落ちてもう少し涼しくなるから。
そうなってから、帰るとしよう。
あれやこれや考えている思考の中、そんな事をふっと思う少女だった。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 校舎裏の庭園」にレイシアさんが現れました。<補足:画像の通りの白いドレス。すごい暑い。>
レイシア > あら、ここは結構涼しいんですのね。
なんていい場所をみつけたーと庭園内の一角に偶然あしをふみいれる。
なにせ夏が本番を迎えようという時期だから、なかなか体も暑さに慣れず。
その上ドレスが普段着とあれば、もう暑くて暑くて暑くて暑くて
自分の本来の性別の子たちが肌着だけとか上半身裸とかしているのをみると、羨ましすぎですわこの野郎ども。と思ったりもするのだ。

なので涼しい場所は貴重。ほいほいと魔法で冷気をだすのもあまり行儀よくみられなかったりもするし。
と、少し上機嫌で歩を進めると

「ぶふっ」

よく知る先輩が、ぐたーっと力ない姿勢で
パンツすぐ見えそうな状態で視界にインしてきた。
いかんせん活発可愛い女の子なので、令嬢部分の心は「はしたないですわよ!」といい、ニセ令嬢部分の心は「わあ嬉しい!」と二人同時に声を上げる。

どうしよう。

イノ > 「………んぁ?」

人の姿に化けていようとも、感覚の鋭さは健在…とまではいかないが、鋭い方である。
だらしない恰好でベンチの上で寛ぐ姿、それを見て噴き出す相手、それに気付かない訳がない。
まぁ、どうして噴き出しているんだ、なんて問い掛けも必要なく、その理由も大体は分かっているが。
寛ぐ格好をすぐに正さないのは、見られているものを見られても気にしてない、そんな性格の現れで。

「誰かと思えば…こんな場所で、奇遇だねぇ? 私と同じで、涼しみにでも来たの?」

ひらりひらりと挨拶代わりに手を振って、そう伝えるも。
せっかくだからとちょいちょいと、こんな日にも暑そうな恰好をしている少女を手招きしてみるのだ。
いや、その前に座り直そうよ、とか言われそうだが、それはそれ。

レイシア > 「涼みには来ましたけれども……!」

大きく声を出しているような声で、その実ヒソヒソ話をするような声量。
だってこの人パンツがみえそうなんだもの。それを大声でいうわけにもいかず、大声でいって人を呼ぶわけにも行かず。
色々奔放な人なのは知っているけれど、女の子のぱんつ見えそう祭りですわよーって言うわけには行かない。

「もうっ。イノさんっ。貴女もう少しきちんとお座りなさいっ」

大声のような小声でいいながら、ツカツカと速歩きで。
手招きされたというのもあるが、その姿勢はなんというか挑発的というか扇情的というか。
そういうのはあんまりよくないのだと一応わかってはいるので
ベンチの隣りに座って。

「ほら!もう!いけませんわよこんな開けっぴろげな!」

だるんだるんの姿勢や、衣服を直そうと手を伸ばす。
令嬢部分の意識がしっかり仕事をしているが、見目麗しくスタイルもいいお姉さんの体を触っていろいろ正そうというのは
13歳の理性には本来なら結構きついので、勢いがなければできないことである。

イノ > 「うんうん、今日も暑いからねぇ、やっぱりそうなるよねぇ」

言葉に合わせ、うんうんと頷きながらも、手招きにやって来る少女を見遣る。
はっきりとしているも小声で、今の格好を注意するような少女の言葉に、軽く視線を上に向け。
しかし、えー?みたいな、そんな顔を少女に向ける…もちろん、わざとだ。

「いや、こうした方が涼しい気分にもなれそうで?
あんまりがっちがちにするよりも、少しは崩したりする方が良いものだよ?そう思わない?」

むしろ、今の自分の姿や恰好に、賛同を求めたりしながらも。
伸ばす少女の手から、別に逃げたりはせず、衣服を直そうとするのを止めたりはしないのだが。
そんな少女に自らも手を伸ばし、ぎゅーっと抱き寄せてみたりするのだ。
もちろん、自分の体の感触を与えようとしているのもあるし、少女の抱き心地を再認識しようとするもので。

レイシア > 「ええ本当に暑いですわね。暑いですわ。だからこそです」

もーっ!とちょっとプンスカという調子の声を出しながら
姿勢を正して服装を正して。

「崩すのは確かに夏の装いで季節のいいものだとは思いますけどもっ。ものにはっ。限度がっ
パンツはっ。みせないっ」

見えてはいないのだが。
見えそうなのを放っておけないというか。意外にも逃げずに直されている先輩をちょっと訝しんでいると。

「ぴ」

ぎゅーっとされる。捕獲される。
明確に小柄な自分より1周り大きな体と、くっきりとした女性的なラインの先輩から抱きつき捕獲される。
当然トランジスタグラマーといえるくらいの大きな胸もぎゅーっとくっつく。
勢いでそんな先輩の体に無遠慮にさわっていた自分に色んな自覚がうまれて。
柔らかくてぬくいので。
真っ白い顔を真っ赤にして、抱っこされて停止する。
体の感触を与えようという考えは、効果てきめんすぎるほどにバッチリはまっていた。

イノ > 服装を正す少女、それを寛いでいたのと同様、のんびりと受けながらも。
間違いなく、その説教は耳を左から右、なんて事になっているのがまるわかりなのは。
さり気なく、その視線が逸らされているから。

「うーん、限度かぁ…まぁ、見られて減るものじゃないと思うけどねぇ。
それなら、レイシアはどれくらいが良いって思ってるの?」

そして、そんな言葉で返しながらも、少女の勢いを削ぐような抱き着き。
そうしてみれば、予想通りの反応に、くすっと笑い。
真っ赤にする顔を覗き込みながら、少女の答えを伺う姿勢。

もし、そんな自分の行動に、なかなか答えを出しあぐねるようならば…
抱いてる感触を楽しみながらも、指先をドレス越しに背筋へと添え、すぅっと上から下に滑らせてみよう。

レイシア > 案の定あんまし聞いてませんわね……。と、またプンスカしながら
とりあえず見られて困らない程度にぴしっと制服を直して。

「~~~~…………」

だっこされる。笑みを感じる。覗き込まれる。

「減りますわよ……見られてることを知ってる私の機嫌が……」

後半には答えられないので、背筋をなぞられる。
くすぐったくってたまらないので、声を出せないけど鋭く息をだして。
こちらからぎゅうっ!!と抱きつく。抱きつかれるだけで停止していたのに。
くすぐったさから逃れるような身の縮め方なので、胸元へ顔を近づけるような抱きつき。

イノ > その辺り、もう少女も分かっているのだろう。
少女の様子を見詰めれば、くすくす笑いながらも、少女の手によって程々に制服が正される。

「それは初耳、だったらレイシアの前でくらいは…まぁ、考えておこうかな?」

その言葉は、少女の背筋に指を滑らせ、それに反応した少女が抱き付いてくるタイミング。
誰か居る訳でもないのだが、その耳元に唇を寄せ、吐息が掛かるように小声で囁く。

と、そうした後に、改めて視線を周囲に向け、人の気配を確かめる。
…うん、場所が場所だけに、ちらほら気配はあるが、ここに気付いている者は居ない。
せっかくのこの状況、少しは楽しまなければ損、と言うものだろう。
なんて考えは、さすがに言葉にして出す事はないが、先に進むかどうかは、そんな少女の反応次第。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 校舎裏の庭園」からイノさんが去りました。<補足:ここではイノと名乗っている。腰まである玉子色の髪、赤味を帯びた金色の瞳、普段の外見そのままに耳と尻尾のない姿、学院に多く居る学生達の学生服を模したもの、首輪のような装飾品は隠している>
レイシア > 【移動します】
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 校舎裏の庭園」からレイシアさんが去りました。<補足:画像の通りの白いドレス。すごい暑い。>