2025/01/09 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアークさんが現れました。
アーク > 夏の終わりから秋、そして冬の間は山にこもっていたがようやく満足して王都へと舞い戻った少年。
自分で作った露天風呂も良かったが、仕入れた余剰の素材を納めて手に入れたまとまったお金で羽休めと今日はお客様。

何となく裸は恥ずかしくて着慣れたアルバイト用の湯浴み服を着ている為、スタッフに間違われるかもしれないがそれはそれ。

身体を洗い終えてホカホカとした体、さて、どこのお風呂に浸かろうかと屋内の湯の間をきょろきょろしながら濡れた床をペタペタと踏みながらうろうろしている。

濡れた肌にぴったりと貼りつく湯浴み服は少年の色づく肌と健康的な体むっちりとしたお肉を強調しているが本人は気にしていない。
何故なら裸ではないから。

アーク > 気に入ったのは様々な花や薬草が浮かぶ薬湯。
さっと見れば血行促進だとか、様々な効能がある。
物珍しさにその温泉の縁まで近づくと、匂いを嗅いでみたり手で掬ってちろりと舐めて見たり。

何やら納得する様にフムフムト頷くと、湯の中に作られたややぬるっとした感触のある階段に降り、ちゃぷちゃぷと湯をかき分けながら進んでいく。

自分が座れば口のあたりまで浸かってしまうが故に身長の低いもの用に置かれた湯の中に据えられた平たく加工された岩の上に腰を下ろしてから四肢を伸ばし始める。

「ふわぁーきもちぃー」

ふるふるっと体が意識せぬままに震え、そんな甘い吐息を漏らす。